2015年7月

2015年 7月26日() 聖日礼拝

      「この時のためにこそ」      エステル記4116

 

 国において、会社において、家族において、個人において、時に危機が襲ってくることがあります。その時どうしたら良いのでしょう。


 ユダヤの民にとって、紀元前5世紀前半に民族絶滅の危機がやって来ました。それは、ペルシャの国に住むユダヤ人にとってでした。クセルクセス王の時、ハマンという悪い大臣によって、そのことは実行されようとしていました。その悪い計画を知ったモルデカイは、そのことが実行されないように祈りました。そして王妃になっていた養女エステルにそのことが実行されないよう王に願うよう求めました。


 エステルは私は王のもとに参ります。このために死ななければならないのでしたら、死ぬ覚悟でおります。」と答えました(16節)。エステルは同胞を救うために自分の命を懸けて行動する決断をしました。主の守りと支えの中で、エステルの命は守られました。ハマンは処刑され、ユダヤの民は絶滅の危機を脱しました。



危機の時、一人の人の信仰の決断が危機を救うことがあります。あなたはいかがでしょうか? この時のためにこそ生かされて今あることを心に留めつつ生きて行きましょう。      

                        (久多良木和夫)



2015年 7月19日() 聖日礼拝

      「主を喜ぶことは力」      ネヘミヤ記8章112節 

     

バビロン捕囚より帰還、その第3次帰還の主人公がネヘミヤです。エルサレムの城壁の再建の次の第7の月に、民は水の門の前にある広場に集まりました。その時、書記官エズラによって持って来られたモーセの律法が読み上げられました。その律法とは現在の創世記から申命記までのモーセ五書です。

 

レビ人によって、その律法は、翻訳されその意味が明らかにされ、民はその律法の意味を良く理解することができました。

民は律法の言葉を聞き、自分たちの罪、愚かさを悟り、また神の大いなる愛を知り、嘆いたり、泣いたりしました。

 

総督ネヘミヤと祭司であり書記官であったエズラは、民に「今日は、我らの主にささげられた聖なる日だ。悲しんではならない。主を喜び祝うことこそ、あなたたちの力の源である。」と語りました(10節)。

 

第7の月の15日は贖罪日でした。一年間のすべての罪責が赦されきよめられる日です。主を喜び祝うとは、主の大いなる愛と憐れみを心に覚え、罪の赦しと主の大いなる導きを感謝することです。神の言葉を深く理解し、礼拝し、主を讃美する歩みを通して、主の励ましと助けをいただき、力強く進むことができるのです。

 主を喜び祝うことをおろそかにせず、主を崇めつつ進んで行きましょう。   

                         (久多良木和夫)                         

                                   

                                 

2015年 7月12日() 地区講壇交換礼拝

      「キリストの心」          ガラテヤ6章110節

 

「霊に導かれて生きているあなたがた」(1節、新共同訳)、原文では「霊の人であるあなたがた」です。既に霊の人になっているあなたがた 実際には霊の人になり切っていないではないかとパウロは告げています。

 

めいめいが、自分の重荷を担うべきです。」(5節)。ここでは、すべての者は自分の罪のために死ぬこと、神の前において審きを受けることがすべての人に定められているということを語っています。互いに重荷を担いなさい。そのようにしてこそ、キリストの律法を全うすることになるのです。」(2節)。自分の重荷を負い、互いに重荷を担う人は、キリストの律法を全うするのです 

「何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、 めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。」(フィリピ2:3-4)。

 

私たちが生きているのは、キリストの十字架の恵みです。このキリストにすべてをゆだねて生きる霊の人になりましょう。霊の人になることは決して簡単ではありません。しかし、霊の人になったら、互いに重荷を担うことにおいて、疲れない者とされるのです。

                 (田川教会 伊藤嘉朗師)

 


2015年 7月5日() 聖日礼拝

      「敵対する者を恐れるな」    ネヘミヤ記4章117節

 

 エルサレム神殿が完成された後、社会的不正や宗教的堕落があり、破壊された城壁はそのままでした。神殿再建の年紀元前515年から70年後の445年に城壁は再建されました。

 

 この再建の働きの中心人物がネヘミヤです。彼はペルシャのアルタクセルクセス王のもとに仕えていました。彼は祖国の町エルサレムの荒廃のことを聞き、心を痛め祈りました。道が開かれ彼はエルサレムに戻ることができました。

 

城壁の再建に対して、サンバラトやトビヤを中心とする者たちが激しく

妨害しました。敵対する者に対する恐れが広がりました。民は、片手で作業し、もう一方の片手に投げ槍を取りました。各自、腰に剣を帯びて作業しました。剣とは霊的には神の御言葉を意味します。 

 

 ネヘミヤは民に、「敵を恐れるな。偉大にして畏るべき主の御名を唱えて、兄弟のため、息子のため、娘のため、妻のため、家のために戦え。」と語り励ましました(8節)。民は神が共にいてくださることを心に留め、働きました。主はこの働きを守ってくださり、城壁は52日で完成しました。

 

恐れをいだかせようとする敵を恐れず、どんな時にも主に信頼して進んで行きましょう。       

                          (久多良木和夫)