2016年 2月

   2016年 2月28日() 聖日礼拝

      「新しい契約」     マタイ福音書22章14-23節

  

 弟子たちと過ぎ越しの食事をすることを、主イエスは切に願っておられました。弟子たちが知らない間に一つ一つ準備を進めておられたのです。ヨセフの家にお生まれになった時から、毎年続けて来られた過ぎ越しの食事、それが主イエスにとっては最後のものであることを主は知っておられたのです。

  

 モーセの時代、出エジプトの時に神様はイスラエルの民に「あなた方は私の宝の民だ、あなた方を愛する、この約束を守りなさい」と告げられ、民は「あなたのお言葉に従います。」と契約が成り立ったのです。しかし、民は従うことができませんでした。

  

 『この杯は、あなたがたのために流される、わたしの血による新しい契約である』(20節)と語られたこの新しい契約には、罪の赦しが宣言されています。主イエス・キリストが神様と私達人間との仲保者、真ん中で執り成す方となってくださいました。 

                          (久多良木志津子)

 

 

    2016年 2月21日() 聖日礼拝

         「この岩の上に」    マタイ福音書16章13-20節

  

 建物を建てる時、その家の構造と共に、その家の土台が大事です。人生の土台を何にするかはもっと大切なことです。

  

 さて教会は、建物ではなく、神を信じ仰ぐ者たちの集まりのことです。

 

 主イエスのことを、人々は、洗礼者ヨハネだ、エリヤだ、エレミヤだ、預言者の一人だと考えていました。弟子の一人であるシモン・ペトロは「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えました(16節)。メシアとはヘブル語で油注がれた者、救い主という意味です。言語のギリシャ語からくる直接の訳はキリストであり、救い主という意味です。

  

 主イエスは、「わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。」と言われました(18節)。この岩とは、ペトロ自身ではなく、その信仰告白を意味しています。

  

 教会とは、「主イエスを救い主」と告白した者が、この世から呼び集められて構成されたものです。

 

 「わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。あなたが地上でつなぐことは、天上でもつながれる。あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる。」(19節)

 この救い主である主イエスをこの世に証しして行きましょう。

                          (久多良木和夫)

 

 

    2016年 2月14日() 聖日礼拝

       「洗礼者ヨハネの殉教」   マタイ福音書14章1-12節

  

洗礼者ヨハネを捕らえ、牢に入れ、最後に彼を殺したのは、ヘロデ・アンティパスです。主イエスのご降誕の時ユダヤの国の領主であったあのヘロデ王の息子の一人です。彼は人の顔色をうかがいつつ歩んでいました。

 

 彼は、自分には妻がいたにも関わらず、その妻を追い出し、異母兄弟フィリポの妻であったヘロデヤを略奪し自分の妻としました。このことを、洗礼者ヨハネは律法に違反する行為であると指摘しました。

  

 そのことを怒ったヘロデはヨハネを捕らえたのでした。そして、自分の誕生日の祝いの時にヨハネの首をはねました。しかし、ヨハネは主によって立てられた預言者としての生涯を全うしたのです。

 

 その後、ヘロデはそのことでおびえる歩みをしました。最後は島流しとされ惨めな最期でした。

  

 ヨハネの弟子たちは、自分たちの師が殉教したことを主イエスに報告に行きました。そしてヨハネが指し示した救い主である主イエスに出会い、永遠に続く救いをいただく道へと導かれたのでした。

                           (久多良木和夫) 

 

 

   2016年 2月7日() 聖日礼拝

       「新しい歌を主に向かって」      詩編98:1-13

  

 「新しい歌を主に向かって歌え。全地よ、主に向かって歌え。」(1節)

過去にとらわれていては新しい歌は歌えません。しかし、過去に引きずられることがあります。未来への不安を持っていては新しい歌は歌えません。しかし、将来の不安でいっぱいになることがあります。また今現在の課題によってつぶされそうになっていると新しい歌は歌えません。過去へのこだわり、未来への不安、そして今現在の課題も神にゆだね荷を軽くしていただきましょう。

  

 「主に向かって歌い、御名をたたえよ。」(2節)。歌は神さまへの歌であり、讃美です。「大いなる主、大いに賛美される主、神々を超えて、最も畏るべき方」(4節)主は天地万物の創造の主であり、生ける力あるお方です。人類の歴史の中に飛び込んで来て くださった方です。今も歴史を支配しておられるお方です。見える世界と見えない世界、この地上の世界と天上の世界を支配しておられるお方です。

  

私たちが仰ぐ主は、すべてを審かれる主でもあります(10,13節)。この主の備えてくださった救いの恵みを宣べ伝えていきましょう。

  この主を崇め、主に喜ばれる讃美の歌を歌いましょう。

                            (久多良木和夫)