2021年 祈祷会の奨励メモ

1月27日() 祈祷会 奨励メモ

            「モーセが主に訴えたこと」     民数記14:1-25

 

★立ちはだかる壁

  目の前に立ちはだかる壁、目の前の困難、時にそのようなものに遭遇する

  喜ぶ人はほとんどいない。

   驚き、心が縮む。意気阻喪、失意、落胆、心が重くなる

   そのことが心を離れない。 心にのしかかる。

  それから目を背ける。

   実際にはあるのだが、ないと思い込む、気のせいだ

   逃避する 立ち向かわない、目をそらす。それについては考えない。

   ある意味では、一つの方法かもしれない。

  怒り

   なぜこんなことが、自分に、なぜ自分だけ 怒りがこみあげてくる

   やけ食い、ものに当たる、人に当たる。どこかに怒りをぶっつける。

 

★「モーセが主に訴えたこと」

 目の前の大きな難題、困難

   期待して臨んだ、調べた  カナンの地の偵察、調査

    その調査結果が出た。そのことがはっきりした。

   素晴らしい地である。

   しかし、それを自分たちのものにするには、大きな困難がある。  

 

★カナン偵察

●民数記13章

13:1 主はモーセに言われた。

13:2 「人を遣わして、わたしがイスラエルの人々に与えようとしているカナンの土地を偵察させなさい。父祖以来の部族ごとに一人ずつ、それぞれ、指導者を遣わさねばならない。」

13:23 エシュコルの谷に着くと、彼らは一房のぶどうの付いた枝を切り取り、棒に下げ、二人で担いだ。また、ざくろやいちじくも取った。

13:25 四十日の後、彼らは土地の偵察から帰って来た。

13:27 彼らはモーセに説明して言った。「わたしたちは、あなたが遣わされた地方に行って来ました。そこは乳と蜜の流れる所でした。これがそこの果物です。

13:28 しかし、その土地の住民は強く、町という町は城壁に囲まれ、大層大きく、しかもアナク人の子孫さえ見かけました。

13:29 ネゲブ地方にはアマレク人、山地にはヘト人、エブス人、アモリ人、海岸地方およびヨルダン沿岸地方にはカナン人が住んでいます。」

13:30 カレブは民を静め、モーセに向かって進言した。「断然上って行くべきです。そこを占領しましょう。必ず勝てます。」

13:31 しかし、彼と一緒に行った者たちは反対し、「いや、あの民に向かって上って行くのは不可能だ。彼らは我々よりも強い」と言い、

13:32 イスラエルの人々の間に、偵察して来た土地について悪い情報を流した。「我々が偵察して来た土地は、そこに住み着こうとする者を食い尽くすような土地だ。我々が見た民は皆、巨人だった。

13:33 そこで我々が見たのは、ネフィリムなのだ。アナク人はネフィリムの出なのだ。我々は、自分がいなごのように小さく見えたし、彼らの目にもそう見えたにちがいない。」

 

 その報告を受けての民の反応、その様子

 

★民の反抗

●1‐4節 

14:1 共同体全体は声をあげて叫び、民は夜通し泣き言を言った。

14:2 イスラエルの人々は一斉にモーセとアロンに対して不平を言い、共同体全体で彼らに言った。「エジプトの国で死ぬか、この荒れ野で死ぬ方がよほどましだった。

14:3 どうして、主は我々をこの土地に連れて来て、剣で殺そうとされるのか。妻子は奪われてしまうだろう。それくらいなら、エジプトに引き返した方がまし だ。」

14:4 そして、互いに言い合った。「さあ、一人の頭を立てて、エジプトへ帰ろう。」

  不平、不満

   モーセ、アロンに対いて   主に対して

  

★ヨシュアとカレブ

●5‐9節

14:5 モーセとアロンは、イスラエルの人々の共同体の全会衆の前でひれ伏していた。

14:6 土地を偵察して来た者のうち、ヌンの子ヨシュアとエフネの子カレブは、衣を引き裂き、

14:7 イスラエルの人々の共同体全体に訴えた。「我々が偵察して来た土地は、とてもすばらしい土地だった。

14:8 もし、我々が主の御心に適うなら、主は我々をあの土地に導き入れ、あの乳と蜜の流れる土地を与えてくださるであろう。

14:9 ただ、主に背いてはならない。あなたたちは、そこの住民を恐れてはならない。彼らは我々の餌食にすぎない。彼らを守るものは離れ去り、主が我々と共におられる。彼らを恐れてはならない。

 

 モーセ、アロン ひれ伏していた。

 ヨシュアとカレブ

  信仰に立っての発言、主張

  主が与えてくださる。  彼らを恐れるなと

  

★主の言葉とモーセの訴え

●10‐16節

14:10 しかし、共同体全体は、彼らを石で打ち殺せと言った。主の栄光はそのとき、臨在の幕屋でイスラエルの人々すべてに現れた。

14:11 主はモーセに言われた。「この民は、いつまでわたしを侮るのか。彼らの間で行ったすべてのしるしを無視し、いつまでわたしを信じないのか。

14:12 わたしは、疫病で彼らを撃ち、彼らを捨て、あなたを彼らよりも強大な国民としよう。」

14:13 モーセは主に訴えた。「エジプト人は、あなたが御力をもって、彼らのうちからこの民を導き上られたことを聞いて、

14:14 この地方に住む者に伝えます。彼らは、主よ、あなたがこの民のただ中におられ、主よ、あなたが目の当たりに現れられること、また、あなたの雲が民の上にあり、あなたが、昼は雲の柱、夜は火の柱のうちにあって先頭に進まれることを聞いています。

14:15 もし、あなたがこの民を一挙に滅ぼされるならば、あなたの名声を聞いた諸国民は言うことでしょう。

14:16 主は、与えると誓われた土地にこの民を連れて行くことができないので、荒れ野で彼らを殺したのだ、と。

14:17 今、わが主の力を大いに現してください。あなたはこう約束されました。

14:18 『主は、忍耐強く、慈しみに満ち、罪と背きを赦す方。しかし、罰すべき者を罰せずにはおかれず、父祖の罪を子孫に三代、四代までも問われる方である』と。

14:19 どうか、あなたの大きな慈しみのゆえに、また、エジプトからここに至るまで、この民を赦してこられたように、この民の罪を赦してください。

 主の言葉

 モーセの訴え、とりなしの訴え、祈り

  

★主の言葉

●17‐25節

14:20 主は言われた。「あなたの言葉のゆえに、わたしは赦そう。

14:21 しかし、わたしは生きており、主の栄光は全地に満ちている。

14:22 わたしの栄光、わたしがエジプトと荒れ野で行ったしるしを見ながら、十度もわたしを試み、わたしの声に聞き従わなかった者はだれ一人として、

14:23 わたしが彼らの先祖に誓った土地を見ることはない。わたしをないがしろにする者はだれ一人としてそれを見ることはない。

14:24 しかし、わたしの僕カレブは、別の思いを持ち、わたしに従い通したので、わたしは彼が見て来た土地に連れて行く。彼の子孫はそれを継ぐ。

14:25 しかし、今はアマレク人とカナン人とがあの平野に住んでいるから、向きを変え、明日、葦の海の道を通って、荒れ野に向けて出発しなさい。」

 

  不信仰をあくまで貫く者は、約束の地に入ることはできない。

  信仰に立ったものは、約束の地に入ることができる。

   カレブ、そしてヨシュア

 

★『みことばの光』

 ・私たちも信仰の旅路で不信仰に陥ることがある。自分が悲劇の主人公にように思えてしまうかもしれない、その時こそ、十字架の主、恵みの主を見上げたい。

  ・祈り

  「主よ、あなたを忘れて否定的な思いに支配されそうなことがあります。いつもあなたの真実と恵みを見いだすことができますように。」

 

 ★立ちはだかる壁を前に

   心がくじけそうになる。

   その時にこそ、主を見上げること 不信仰ではなく、信仰に立つこと

   信仰に立って歩んでいきましょう。

 

 

2月3日() 祈祷会 奨励メモ

            「主の日に向かう歩み」     テサロニケ一5:1-11

 

★故郷に向かう。

  懐かしい2故郷、親の待つ実家に帰るとき   なぜか心が弾む。 

   夏の休暇、冬の休暇 親元に(親が元気な時)

   お土産を持って、 帰りにはお土産をもらって  楽しみ

   日々の歩みにおいても

   現役の時代、忙しさの中で。  その先にある休暇、 その時の楽しみ

    旅行、親しい誰かに会う。 大きな励みになる。

  信仰の歩みにおいて

   今の歩み 時に困難がある。  主と共に 主のご支配のもとに

   主の御許に 直接のご支配をいただく その時に向かって歩み続ける。

  

★テサロニケ一5:1-11 「主の日に向かう歩み」

 

〇テサロニケ一4:13-18

4:13 兄弟たち、既に眠りについた人たちについては、希望を持たないほかの人々のように嘆き悲しまないために、ぜひ次のことを知っておいてほしい。

4:14 イエスが死んで復活されたと、わたしたちは信じています。神は同じように、イエスを信じて眠りについた人たちをも、イエスと一緒に導き出してくださいます。

4:15 主の言葉に基づいて次のことを伝えます。主が来られる日まで生き残るわたしたちが、眠りについた人たちより先になることは、決してありません。

4:16 すなわち、合図の号令がかかり、大天使の声が聞こえて、神のラッパが鳴り響くと、主御自身が天から降って来られます。すると、キリストに結ばれて死んだ人たちが、まず最初に復活し、

4:17 それから、わたしたち生き残っている者が、空中で主と出会うために、彼らと一緒に雲に包まれて引き上げられます。このようにして、わたしたちはいつまでも主と共にいることになります。

4:18 ですから、今述べた言葉によって励まし合いなさい。

 

★主イエスの復活

  主イエスの十字架と復活

   私たちの救いの根拠  私たちの救いを成し遂げてくださった。

   罪の代価をすべて支払ってくださった。 死を打ち破ってくださった。

   今も生きてご支配してくださっている。

   天の御国の主として、私たちを迎えてくださる。

  

★主イエスの再臨 

 再臨

  御国を支配し、この天地万物、宇宙のすべてを支配しておられる主は、  

  再臨の主として、新たなご支配をしてくださるお方

  再臨の主イエス

  そのご支配の時、それは主が再臨される時、その時がいつか来る

  その時には、地上に生きている者は驚く。  再臨の主のご支配

  

★主の日 主の直接のご支配の時

 『みことばの光』

 ・主の日には最終的なさばきがあり、救いと滅びに分けられる。

 

○イザヤ13:6-11

13:6 泣き叫べ、主の日が近づく。全能者が破壊する者を送られる。

13:7 それゆえ、すべての手は弱くなり 人は皆、勇気を失い、

13:8 恐れる。彼らは痛みと苦しみに捕らえられ 産婦のようにもだえ 驚きのあまり、顔を見合わせ その顔は炎のようになる。

13:9 見よ、主の日が来る 残忍な、怒りと憤りの日が。大地を荒廃させ そこから罪人を絶つために。

13:10 天のもろもろの星とその星座は光を放たず 太陽は昇っても闇に閉ざされ月も光を輝かさない。

13:11 わたしは、世界をその悪のゆえに 逆らう者をその罪のゆえに罰する。また、傲慢な者の驕りを砕き 横暴な者の高ぶりを挫く。

 

 審きの日、悪が審かれる日

 悪を行って来た者、神に逆らい続けた者にとっては恐ろしい日

 

○ヨエル3:3-5(2:30-32)

3:3 天と地に、しるしを示す。それは、血と火と煙の柱である。

3:4 主の日、大いなる恐るべき日が来る前に 太陽は闇に、月は血に変わる。

3:5 しかし、主の御名を呼ぶ者は皆、救われる。主が言われたように シオンの山、エルサレムには逃れ場があり 主が呼ばれる残りの者はそこにいる。

 

〇ペテロ二3:4―15

3:4 こう言います。「主が来るという約束は、いったいどうなったのだ。父たちが死んでこのかた、世の中のことは、天地創造の初めから何一つ変わらないではないか。」

3:5 彼らがそのように言うのは、次のことを認めようとしないからです。すなわち、天は大昔から存在し、地は神の言葉によって水を元として、また水によってできたのですが、

3:6 当時の世界は、その水によって洪水に押し流されて滅んでしまいました。

3:7 しかし、現在の天と地とは、火で滅ぼされるために、同じ御言葉によって取っておかれ、不信心な者たちが裁かれて滅ぼされる日まで、そのままにしておかれるのです。

3:8 愛する人たち、このことだけは忘れないでほしい。主のもとでは、一日は千年のようで、千年は一日のようです。

3:9 ある人たちは、遅いと考えているようですが、主は約束の実現を遅らせておられるのではありません。そうではなく、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、あなたがたのために忍耐しておられるのです。

3:10 主の日は盗人のようにやって来ます。その日、天は激しい音をたてながら消えうせ、自然界の諸要素は熱に熔け尽くし、地とそこで造り出されたものは暴かれてしまいます。

3:11 このように、すべてのものは滅び去るのですから、あなたがたは聖なる信心深い生活を送らなければなりません。

3:12 神の日の来るのを待ち望み、また、それが来るのを早めるようにすべきです。その日、天は焼け崩れ、自然界の諸要素は燃え尽き、熔け去ることでしょう。

3:13 しかしわたしたちは、義の宿る新しい天と新しい地とを、神の約束に従って待ち望んでいるのです。

3:14 だから、愛する人たち、このことを待ち望みながら、きずや汚れが何一つなく、平和に過ごしていると神に認めていただけるように励みなさい。

3:15 また、わたしたちの主の忍耐深さを、救いと考えなさい。それは、わたしたちの愛する兄弟パウロが、神から授かった知恵に基づいて、あなたがたに書き送ったことでもあります。

 

 あざ笑う人たち いまだに主の日は来ていない。

 しかし、その日は確かに来る。救いに与る者が一人で多く起こされるようにと  

 の主ご自身の願い 主のご忍耐。 その日を待ち望む

  

「あなたがたは聖なる信心深い生活を送らなければなりません。」(11節)

 「だから、愛する人たち、このことを待ち望みながら、きずや汚れが何一つなく、平和に過ごしていると神に認めていただけるように励みなさい。」(14節)

  

●テサロニケ一5:1-11 

5:1 兄弟たち、その時と時期についてあなたがたには書き記す必要はありません。

5:2 盗人が夜やって来るように、主の日は来るということを、あなたがた自身よく知っているからです。

5:3 人々が「無事だ。安全だ」と言っているそのやさきに、突然、破滅が襲うのです。ちょうど妊婦に産みの苦しみがやって来るのと同じで、決してそれから逃れられません。

5:4 しかし、兄弟たち、あなたがたは暗闇の中にいるのではありません。ですから、主の日が、盗人のように突然あなたがたを襲うことはないのです。

5:5 あなたがたはすべて光の子、昼の子だからです。わたしたちは、夜にも暗闇にも属していません。

5:6 従って、ほかの人々のように眠っていないで、目を覚まし、身を慎んでいましょう。

5:7 眠る者は夜眠り、酒に酔う者は夜酔います。

5:8 しかし、わたしたちは昼に属していますから、信仰と愛を胸当てとして着け、救いの希望を兜としてかぶり、身を慎んでいましょう。

5:9 神は、わたしたちを怒りに定められたのではなく、わたしたちの主イエス・キリストによる救いにあずからせるように定められたのです。

5:10 主は、わたしたちのために死なれましたが、それは、わたしたちが、目覚めていても眠っていても、主と共に生きるようになるためです。

5:11 ですから、あなたがたは、現にそうしているように、励まし合い、お互いの向上に心がけなさい。

  

『みことばの光』

 ・キリスト者にとって「主の日」は救いの日である。

 ・罪から救われ「光の子ども」としていただいたのだから、暗闇が覆っている世にあっても光として生きることができる、それは、信仰、愛、望みを身に付けて生活し、主がいつ来られてもよいように備えていることである。

  キリスト者が「救いの望み」を持つことができるのは、神が御怒りではなく救いに「定めてくださったから」である。

 ・御怒りを受けるべきものが恵みのゆえに信仰によって救いを得たのである。

 

●6-8,10-11節

 「従って、ほかの人々のように眠っていないで、目を覚まし、身を慎んでいましょう。眠る者は夜眠り、酒に酔う者は夜酔います。しかし、わたしたちは昼に属していますから、信仰と愛を胸当てとして着け、救いの希望を兜としてかぶり、身を慎んでいましょう。」(6-8節)

 

「主は、わたしたちのために死なれましたが、それは、わたしたちが、目覚め

ていても眠っていても、主と共に生きるようになるためです。ですから、あなた  

がたは、現にそうしているように、励まし合い、お互いの向上に心がけなさい。」(10-11節)

 

★「主の日に向かう歩み」

 『みことばの光』

 ・主の定めと恵みによって召された私たちの最終的な目標は、「主の日」の救いである。その目標に向かって今の歩みが続いていることを覚えて励もう。励まし合おう。それが備えである。

 ・祈り 「主よ、主の日へと続く一日一日の歩みを、そして今日の歩みも、主への感謝と従順によって歩ませてください。」

  

 主の日の救い その目標に向かって歩み続ける。

 信仰、愛、希望を持って歩み、主がいつ来られても良いように備えつつ、歩みましょう。

 

2月10日() 祈祷会 奨励メモ

            「奉仕者を支えるのは」       民数記18:1-20

  

★働き

  一人でやる仕事  黙々と  複数でやる仕事 助け合って、共同して

   

  なすべき仕事、こなすべき仕事においては、

   一人では、なかなか難しい、助け合ってやらねばなかなか難しい仕事は

   多い。 その仕事の内容の大きさ、多さによって、一人では当然無理

  少数者、限られた者たちでは、限界がある、無理があるというものがある。

  実際のところ、取り組むプロジェクト、仕事において、様々な人がかかわり、分担して行われている。

   レストラン

    ウエイター、ウエイトレス 客の接待、注文を受ける

厨房での仕事 料理作り 厨房の中でも、料理作りの分担  その料理を運ぶ者

 

★神の前に仕える奉仕

●1-7節

18:1 主はアロンに言われた。「あなたとあなたの子ら、ならびにあなたの父祖の家の者らは、共に聖所に関する罪責を負わねばならない。また、あなたとあなたの子らは、共に祭司職に関する罪責を負わねばならない。

18:2 あなたの同族、すなわちあなたの父祖の部族であるレビ族の者たちをも用いて、身近な助け手とし、あなたとあなたの子らと共に掟の幕屋の前で仕えさせなさい。

18:3 彼らはあなたの務めを助け、幕屋全般の務めを果たす。しかし彼らは、聖所の祭具および祭壇に近づいてはならない。彼らもあなたたちも、死ぬことのないためである。

18:4 彼らはあなたの助け手として、臨在の幕屋の務めを果たし、幕屋のすべての作業に従事する。一般の人はあなたたちに近づいてはならない。

18:5 あなたたちが聖所の務めと祭壇の務めを果たす。そうすれば、怒りが再びイスラエルの人々に臨むことはないであろう。

18:6 見よ、わたしはあなたの同族であるレビ人をイスラエルの人々の中から選びとった。彼らは、臨在の幕屋の作業に従事するために、主に属する者としてあなたたちに与えられた者である。

18:7 ただし、祭壇および垂れ幕の奥にかかわる事柄についてはすべて、あなたとあなたと共にいるあなたの子らが祭司の務めを果たし、作業をせねばならない。わたしは祭司職を賜物としてあなたたちに与える。一般の人が近づけば、死刑に処せられる。」

 神の前の奉仕

  幕屋での働き

  その一番大切な部分、犠牲を捧げる働きを担ったのは、祭司と呼ばれる者たちであった。 アロンとその一族  神によって、そのように任じられた。 それは、神の定めであった。 世襲ともいえる。

  

 その祭司の働きを支える者たちをして、選ばれたのがレビ人 レビとその一族であった。

   

○民数記3:1-10

◇レビ人の務め

3:1 主がシナイ山でモーセと語られた当時の、アロンとモーセの記録は次のとお

りである。

3:2 アロンの子らの名はナダブを頭にアビフ、エルアザル、イタマルである。

3:3 これらがアロンの子らの名であって、彼らは油を注がれて祭司職に任ぜられ

た。

3:4 ナダブとアビフはシナイの荒れ野にいたとき、規定に反した炭火を主の御前にささげて死を招いたが、彼らには子がなかった。エルアザルとイタマルは父アロンと共に祭司の務めをした。

3:5 主はモーセに仰せになった。

3:6 レビ族を前に進ませ、祭司アロンの前に立たせ、彼に仕えさせなさい。

3:7 彼らはアロンと共同体のために臨在の幕屋を警護し、幕屋の仕事をする。

3:8 すなわち、臨在の幕屋にあるすべての祭具を守り、イスラエルの人々のために幕屋を守り、幕屋の仕事をする。

3:9 あなたはレビ人をアロンとその子らに属する者とせよ。彼らはイスラエルの人々の中からアロンに属する者とされている。

3:10 あなたはアロンとその子らを監督して、その祭司職を厳守させなさい。ほかの者がその務めをしようとするならば死刑に処せられる。

 

 神の前の奉仕、働きにおいて  祭司の働き  その働きは尊いものであった。  しかし、その働きのためには、様々な準備、セッティングをする者が必要であった。 それが、レビ人であった。

 

★祭司の生活

  祭司、レビ人の生活  神の前での働き

  生活していかねばならなかった

   祭司、レビ人にも、その家族がいた。伴侶がいて、子どもたちもいた。

   神の前での働きが十分にできるためには、そこに集中できねばならなかった。 生活していく  具体的には、住まいがあり、食べるものが備えられていなければならない。  それをどうするか

   祭司、レビ人以外の部族は、それぞれ、自分お仕事をしつつ、必要なものを確保していた。

  神の定め 祭司、レビ人に、神の前における働き、奉仕に集中するように。

   そのための必要は備え与えると。

  12部族のイスラエルの民が、神に捧げる献げものの中の一部は、 祭司、レビ人に 

 

●8-20節

18:8 主は更に、アロンに仰せになった。「見よ、あなたには、イスラエルの人々が聖なる献げ物としてささげる献納物の管理を任せ、その一部を定められた分として、あなたとあなたの子らに与える。これは不変の定めである。

18:9 神聖な献げ物のうちで、燃やしてしまわずにあなたのものとなるのは次のとおりである。神聖なものとしてわたしにささげられたすべての献げ物、すなわち穀物の献げ物、贖罪の献げ物、賠償の献げ物は、あなたとあなたの子らのものである。

18:10 あなたはそれを神聖なものとして食べねばならない。男子だけがそれを食べることができる。それは、あなたにとって聖なるものである。

18:11 次のもの、すなわち彼らの贈り物である献納物、イスラエルの人々がささげた奉納物はすべてあなたのものである。わたしは、あなたとあなたと共にいるあなたの息子たち、娘たちにそれを与える。それは不変の定めである。あなたの家族のうちの清い者はだれでもそれを食べることができる。

18:12 最上のオリーブ油、極上の新しいぶどう酒、穀物など、主にささげられた初物はすべて、あなたに与える。

18:13 彼らの土地にできた初物で、彼らが主に携えるものはすべて、あなたのものとなる。あなたの家族のうちの清い者はだれでもそれを食べることができる。

18:14 イスラエルにおいて奉納されたものはすべて、あなたのものとなる。

18:15 人であれ、家畜であれ、主にささげられる生き物の初子はすべて、あなたのものとなる。ただし、人の初子は必ず贖わねばならない。また、汚れた家畜の初子も贖わねばならない。

18:16 初子は、生後一か月を経た後、銀五シェケル、つまり一シェケル当たり二十ゲラの聖所シェケルの贖い金を支払う。

18:17 しかし、牛、羊、山羊の初子は、贖ってはならない。これらは聖なるものである。その血を祭壇に振りかけ、その脂肪を焼いて煙にする。これは、燃やして主にささげる宥めの香りである。

18:18 肉は、奉納物の胸の肉や右後ろ肢の場合と同じく、あなたのものとなる。

18:19 イスラエルの人々が主にささげる聖なる献納物はすべて、あなたとあなたと共にいる息子たち、娘たちに与える。これは不変の定めである。これは、主の御前にあって、あなたとあなたと共にいるあなたの子孫に対する永遠の塩の契約である。」

18:20 主はアロンに言われた。「あなたはイスラエルの人々の土地のうちに嗣業の土地を持ってはならない。彼らの間にあなたの割り当てはない。わたしが、イスラエルの人々の中であなたの受けるべき割り当てであり、嗣業である。

 

神の配慮

 祭司、レビ人が憂いなく、働きに集中できるように。

 生活していく、食べて行けるようにと

 祭司、レビ人は、そのことを感謝して、神の前での働きに集中できた。

 

○コリント一9:14

9:14 同じように、主は、福音を宣べ伝える人たちには福音によって生活の資を得るようにと、指示されました。

 

 使徒パウロを通して語られた御言葉

  福音によって生活の資を得る。

  主を信じる者たちが捧げた献げものを通して、生活のための必要が満たされた。

  現在の教会の多くは、その精神を受け継いでいる。

   伝道者の生活が支えられている。  伝道者にとっては、大きな感謝

    支えられて当たり前ではない、支えられていることの大きな感謝

  ただし、一般の仕事をしつつ、歩んでいる伝道者もいる。

 

 パウロ自身はどうであったか。

 彼は、仕事をしつつ、生活の必要を手に入れつつ、宣教の働きにいそしんだ。

〇使徒言行録18:1-4  

18:1 その後、パウロはアテネを去ってコリントへ行った。

18:2 ここで、ポントス州出身のアキラというユダヤ人とその妻プリスキラに出会った。クラウディウス帝が全ユダヤ人をローマから退去させるようにと命令したので、最近イタリアから来たのである。パウロはこの二人を訪ね、

18:3 職業が同じであったので、彼らの家に住み込んで、一緒に仕事をした。その職業はテント造りであった。

18:4 パウロは安息日ごとに会堂で論じ、ユダヤ人やギリシア人の説得に努めていた。

 テント造りの仕事としつつ

 

★「奉仕者を支えるのは」

 祭司のために、その働きのために

 神のご配慮

  ①支える者たち、協力する者たち

    レビ人が立てられた。

  ②生活の糧が備えられた。

    民の捧げものを通して、必要が備えられた。

 

 

2月24日() 祈祷会 奨励メモ

            「主にささげる献げ物」    民数記28:1-15 

 

★大切にしているもの

  大切にしているもの

   家族、友達、  仕事、  息抜き、遊び

   片付け、  読書、 音楽、 趣味

   整理整頓、  時間の使い方、  接待   ・・

   それぞれ違う。

 

★キリストにある信仰の歩みにおいて、何が大切なのだろうか?

  信仰生活において、大切にしているものは?

   良い行い、  正しい歩み

   日曜礼拝への出席、 祈祷会への出席

   献金、  悔い改め、  奉仕、  伝道 

   聖書を読むこと、  祈りを捧げること

   困っている人に手を差し伸べる ・・  人それぞれ違う。

 

★民数記28:1-15 「主にささげる献げ物」

 約束の地を前にして

  モーセ、ヨシュア、カレブ以外、多くの人たちは亡くなった。

   特に、主に対してあくまでも不信仰を貫いた人たちは滅んでいった。

   その次の世代の人たち

    次世代の人たち 将来を担う

   その人たちにあったもの  若さ、エネルギー、ビジョン、・・、力・・

   一つ欠けていたこと

    当然と言えば、当然だが、出エジプトの出来事を直接経験していない。

     言い伝えでは聞いていた。

      小さい時から聞かされてきた。小さい子ども時代のかすかな思い出

   その人たちが、大人になって来た。

  いよいよ、約束の地に入っていく。 大切なことを告げる 

 

★『みことばの光』

  その彼らに対して、主は約束の地での生活の中心に主への礼拝を置くように 改めて語りかけている。

   

●民数記28:1-15 

 ・日ごとの献げ物  ・安息日の献げ物  ・一日(ついたち)の献げ物

 

日ごとの献げ物

●3-8節

28:3 無傷の一歳の羊二匹を、日ごとの焼き尽くす献げ物として、毎日、

28:4 朝夕に一匹ずつ、ささげなさい。

28:5 それと共に、上等の小麦粉十分の一エファに上質のオリーブを砕いて取った油四分の一ヒンを混ぜて作った穀物の献げ物をささげる。

28:6 これが日ごとの焼き尽くす献げ物であって、燃やして主にささげる宥めの香りとして、シナイ山で定められたものである。

28:7 それに添えるぶどう酒の献げ物は、羊一匹について四分の一ヒンとし、聖所で、主に対するぶどう酒の献げ物として、酒を注ぐ。

28:8 夕方ささげるもう一匹の羊の場合も、穀物の献げ物とぶどう酒の献げ物を、朝と同じようにささげ、燃やして主にささげる宥めの香りとする。 

 

安息日の献げ物

●9-10節

28:9 安息日には、無傷の一歳の羊二匹をささげ、上等の小麦粉十分の二エファにオリーブ油を混ぜて作った穀物の献げ物とぶどう酒の献げ物を添える。

28:10 安息日ごとにささげるべきこの焼き尽くす献げ物は、日ごとの焼き尽くす献げ物とぶどう酒の献げ物に加えるべきものである。

 

一日(ついたち)の献げ物

●11-15節

28:11 毎月の一日には、若い雄牛二頭、雄羊一匹、無傷の一歳の羊七匹を焼き尽くす献げ物として、主にささげる。

28:12 雄牛一頭について穀物の献げ物として、オリーブ油を混ぜた上等の小麦粉十分の三エファ、雄羊一匹について、穀物の献げ物としてオリーブ油を混ぜた上等の小麦粉十分の二エファ、

28:13 小羊一匹について、穀物の献げ物としてオリーブ油を混ぜた上等の小麦粉十分の一エファをささげる。これが焼き尽くす献げ物であって、燃やして主にささげる宥めの香りである。

28:14 それに添えるぶどう酒の献げ物は、雄牛一頭についてぶどう酒二分の一ヒン、雄羊一匹について三分の一ヒン、小羊一匹について四分の一ヒンとする。以上が一年を通じて毎月ささげる焼き尽くす献げ物である。

28:15 また、日ごとの焼き尽くす献げ物およびぶどう酒の献げ物に加えて、贖罪の献げ物として雄山羊一匹を主にささげる。

  

★一日、一週、ひと月

  区切りの期間、  その区切りごとにささげもの

  一日、一週、ひと月、  一年、    一生

  主より与えられているもの

   主のみ救いに与り  生かされ、歩むことの感謝

  

 

3月3日() 世界祈祷日の集い 奨励メモ

          「強固な土台の上に建てなさい」  マタイ福音書7:24-27

 

★自然の恵み

 日本の国

  四季があり、雨がたくさん降り、  海に囲まれ、魚がたくさん取れ

  山があり、温泉があり、・・   自然豊か

 

 バヌアツ共和国

 バヌアツ共和国は南太平洋に位置するY字型をした熱帯の群島です。80以上 の島があり、そのうち65の島に人が住んでいます。最大の島はエスピリトゥサント島です。首都ポートビラはエファテ島の中南部にあり、かつては植民地統治の本拠地でもありました。

 

 バヌアツは多くの島々からなり、さまざまな民族が住む美しい国で、数多くの言語が使用されています。島々には黒砂や白砂のビーチ、そして熱帯魚のいる美しいサンゴ礁があります。森には美しい鳥や動植物がたくさん生息しており、壮観な滝が多く見られます。

  バヌアツの島々では、地震、サイクロン、火山噴火などの自然災害が頻繁に 起こります。 群島には7つの活火山が点在しています。

  豊かな自然   火山、地震、海に囲まれて

 土地と海の保全のため、伝統的にその一部は漁業、植物栽培、狩猟のために 使用し、残りは再生や繁殖のために遊休状態にしています。これによって、コミュニティが消費する食料を常に十分確保することが保証されています。 

 

★「強固な土台の上に建てなさい」

 ●マタイ福音書7:24-27

◆家と土台

7:24 「そこで、わたしのこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。

7:25 雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。岩を土台としていたからである。

7:26 わたしのこれらの言葉を聞くだけで行わない者は皆、砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。

7:27 雨が降り、川があふれ、風が吹いてその家に襲いかかると、倒れて、その倒れ方がひどかった。」

 

 主イエスのメッセージ

  主の言葉を聞いて行う者

    〃  聞くだけで行わない者 の比較

 

  聞いて行う人

   主の言葉を聞いて、それを受けとめる

    それを大事なものとして認識する

    そして、それに従って行動する

   聞くだけで行わない人

   主の言葉を聞き流す。 自分には関係ない。

   自分のとらえ方がある。自分の思い、考えをあくまでも中心に

   主の言葉を端っこに

  聞くだけで行わない者

  砂の上に家を建てる もろい土台

  雨が降り、川があふれ、風が吹く 家は倒れてしまう。

   倒れ方はひどい

 聞いて行う者  

  岩の上に家を建てる。 堅固な土台

  雨が降り、川があふれ、風が吹いても、家は倒れない。

   立ち続ける

  

バヌアツの国の人たち

  その歴史、その歩み、 過去、現在

  1606年、外国から最初の探検家がやってきました。それはペドロ・フェル ナンデス・デ・キロスというスペイン人でした。1774年には、ジェームズ・クック船長がやって来て、これら一帯の島々をニューヘブリディーズ諸島と名付けました。

  このような探検家の後に、ブラックバーダーと呼ばれる奴隷商人がやって来ました。ブラックバーディングという言葉は、太平洋の島々の多くの現地人を彼らの故郷から遠く離れた国で、無給または低賃金の労働者として働かせるために拉致することを意味します。

  1906 年、ニューヘブリディーズ諸島はイギリスとフランスが共同で支配する植民地になりました。

  ニューヘブリディーズ諸島の先住民は1980730日に独立が宣言され、議会制民主主義が導入されるまで、自らの国をもっていませんでした。独立により国名をバヌアツ(「立ちあがる国」という意味)としました。そして、国のモットーは、「神によって、われらは立つ」です。

  古来より、バヌアツの人々は自分たち独自の神々と礼拝の方法を持っていました。彼らは動物や植物は崇拝せず、天上のどこかに創造主がいると信じ、その存在にいけにえを捧げていました。

  19世紀に、宣教師と探検家たちがほぼ同時にこの地にやってきました。現在最大の教派である長老派が、1852年に最初の教会を設立しました。

  今日、キリスト教が全人口の約83パーセントを占めていますが、残りの17パーセントは他の宗教、つまり土地に伝わる信仰やカルトの信者です。

  

 小さな国 バヌアツ共和国 過去には、つらい経験

 拉致され、奴隷として遠いところに連れて行かれる

 植民地 それを乗り越え、独立

  海面上昇は、土地を侵食する脅威となっています。そして、車の排気ガス、船舶から流出する油、プラスチック廃棄物が環境に悪い影響を及ぼしています。

 農村でも都会でも、栄養失調は課題となっています。栄養失調に苦しむ子どもたちは、下痢や肺炎、感染病など幼少期の病気から回復できません。

  バヌアツでは、安全な飲料水と適切な衛生設備へのアクセスは大きな課題です。人々は不衛生な井戸や泉、地表水などの乏しい水資源を利用しています。多くの水源は遠くにあり、そこまで行くには30分から1時間もかかります。

  初等教育は無償ではなく、義務でもありません。教育を受ける機会、その質、管理体制という重要な3つの目的のもとに法律で定められています。

  地球温暖化、海洋汚染

 栄養失調、医療の不足、 飲み水の課題、 教育のこと ・・

 

 キリストの福音が入って来る。

  多くの人たちが、まことの神を信じる。  その命に生きる

 

 さまざまな課題

  その中で、主を仰ぎ、より良い歩みを求め、歩んでいる多くの人たち

  助け合う

 

 ジュリエット・ピタ

  現在バヌアツでもっとも有名なアーティストです。1964年にエロマンガ島 で生まれ、8人きょうだいの3番目です。彼女の才能は早くから認められていて、学校では美術のクラスでいつも一番の成績を収めていました。彼女は、バヌアツ国立工科大学(INTV)では、初めての女性の卒業生です。ジュリエットは自分の芸術でお金を稼ぐことを想像したことはありませんでしたが、すべては神様の計画の中にあると信じていました。彼女は今、自分が稼いだお金を助けを求めている人にすべて寄付しています。

 

 ジュリエット・ピタさん

   与えられた賜物を生かし、素晴らしい絵を

   その収入を助けを求めている人たちのためにすべて寄付

 

「強固な土台の上に建てなさい」

   堅固な土台に家を建てる者になるように招かれている 

   主に従っていきましょう。

  

 

3月10日() 祈祷会  奨励メモ

           「主の平和と秩序」      民数記35:16-34 

 

命の尊さ

  たった一つの命、 命ほど大切なものはない、それを失ったらもうない。

  自分の命、 他の人の命

  自分の命、自分の生活、自分の人生 心を用いる

  他の人の命、他の人の生活、他の人の人生

  現代社会において

   他の人の命、他の人の生活、他の人の人生

   そこに心を用いることが少なくなっている。

   自分自身の忙しさ、余裕のなさ、・・

 

  他の人のことに心を用いることが乏しいだけでなく、他の人の命、生活、人生を平気でかき乱す、侵害する。

   苦しめる そのようなことが多くなっているのか?

   人を苦しめる悲しいニュース

   

★命の大切さ

  命の大切さを聖書は語る。

  

人の命を奪う

1)故意に、悪意をもって、 その強い意志をもっての場合

●16-21節

35:16 もし、人が鉄の道具でだれかを打って死なせた場合、その人は殺害者である。殺害者は必ず死刑に処せられる。

35:17 もし、人を殺せるほどの石を手にして、だれかを打って死なせた場合、その人は殺害者である。殺害者は必ず死刑に処せられる。

35:18 もし、人を殺せるほどの木の道具でだれかを打って死なせた場合、その人は殺害者である。殺害者は必ず死刑に処せられる。

35:19 血の復讐をする者は、自分でその殺害者を殺すことができる。彼と出会うとき、自分で殺すことができる。

35:20 もし、憎しみを込めて人を突くか、故意に人に物を投げつけるかして、死なせるか、

35:21 または、敵意を抱いて殴りつけて、人を死なせた場合、手出しをした者

は必ず死刑に処せられる。彼は殺害者である。血の復讐をする者は、その殺害者に出会うとき殺すことができる。

 

  命を奪われた人の近い人(家族、親族)が、その殺害者に対して、その復讐

  することができる。

   命をもって命を

  

2)故意にではない、悪意をもってではない、 偶発的の場合

●22-34節 

35:22 しかしもし、敵意もなく、思わず人を突くか、故意にではなく人に何かを投げつけるか、

35:23 または、人を殺せるほどの石を、よく見もせずに人の上に落とすかして、人を死なせた場合、その人がその敵でもなく、危害を加えようとしたのでもないときには、

35:24 共同体はこれらの判例に基づいて、殺した当人と血の復讐をする者との間を裁かなければならない。

35:25 すなわち、共同体は、人を殺してしまった者を血の復讐をする者の手から救い出し、共同体が、彼の逃げ込んだ逃れの町に彼を帰さなければならない。彼は聖なる油を注がれた大祭司が死ぬまで、そこにとどまらねばならない。

35:26 しかしもし、人を殺した者が、逃げ込んだ逃れの町の境の外に出た場合、

35:27 血の復讐をする者が逃れの町の境の外でこれと出会い、血の復讐をする者が、人を殺した者を殺したとしても、彼には血を流した罪はない。

35:28 なぜなら、人を殺した者は、大祭司が死ぬまで、逃れの町のうちにとどまらねばならないからである。大祭司が死んだ後はじめて、人を殺した者は自分の所有地に帰ることができる。

35:29 これらは、あなたたちがどこに住もうとも、代々にわたって守るべき法の定めとせねばならない。

35:30 人を殺した者については、必ず複数の証人の証言を得たうえで、その殺害者を処刑しなければならない。しかし、一人の証人の証言のみで人を死に至らせてはならない。

35:31 あなたたちは、死罪の判決を受けた殺害者の生命と引き換えに贖い金を受け取ってはならない。彼は必ず死刑に処せられなければならない。

35:32 あなたたちは、祭司が死ぬまでは、逃れの町に逃げ込んだ者から贖い金を受け取って国に帰らせて、生活させてはならない。

35:33 あなたたちは、自分のいる土地を汚してはならない。血は土地を汚すからである。土地に流された血は、それを流した者の血によらなければ、贖うことができない。

35:34 あなたたちの住む土地、わたしがそこに宿る土地を汚してはならない。主であるわたしがイスラエルの人々のただ中に宿っているからである。

 

  命を奪われた人の近い人(家族、親族)が、その殺害者に対して、その復讐   

   することのないように、逃げることができる。

    その殺害者の命の保護

   その人は、逃れの町に逃げ込まねばならない。

 

〇35:9-15

35:9 主はモーセに仰せになった。

35:10 イスラエルの人々に告げてこう言いなさい。あなたたちがヨルダン川を渡って、カナンの土地に入るとき、

35:11 自分たちのために幾つかの町を選んで逃れの町とし、過って人を殺した者が逃げ込むことができるようにしなさい。

35:12 町は、復讐する者からの逃れのために、あなたたちに用いられるであろう。人を殺した者が共同体の前に立って裁きを受ける前に、殺されることのないためである。

35:13 あなたたちが定める町のうちに、六つの逃れの町がなければならない。

35:14 すなわち、ヨルダン川の東側に三つの町、カナンの土地に三つの町を定めて、逃れの町としなければならない。

35:15 これらの六つの町は、イスラエルの人々とそのもとにいる寄留者と滞在者のための逃れの町であって、過って人を殺した者はだれでもそこに逃れることができる。

 

★逃れの町

  逃れの町  故意ではない、悪意ではない、偶発的な場合、

   そこに入ったならば保護される。

   そのような町が用意された。 その定めを設けられた。

    そこに逃げ込んだら、命を奪われた人の近い人でも、手を出すことはで  

  きない。してはならない。   大祭司が死ぬまで、そこに

 

★許すということ

  許すことは、できるのだろうか?

   故意でない、偶発的に起きたとしても、

   悲しみは消えない、その相手に対しての複雑な思い。

   故意の場合、悪意による場合

   その相手に対しての思い。許せない。 絶対許さない。 

   極刑を願う? 極刑は願わない?

   極刑を願う人もいるでしょう。

   極刑を望まない人もいるでしょう。

    減刑を願う人もいないわけではない。

   許すということの難しさ

 

主のもとに逃げ込む

●33-34節

35:33 あなたたちは、自分のいる土地を汚してはならない。血は土地を汚すからである。土地に流された血は、それを流した者の血によらなければ、贖うことができない。

35:34 あなたたちの住む土地、わたしがそこに宿る土地を汚してはならない。主であるわたしがイスラエルの人々のただ中に宿っているからである。

 

☆『みことばの光』

 ・心の中で誰かに憎しみを覚えることがある、だからこそ、いつも主イエスのもとに逃げ込み、自らのたましいを、そして互いの平和を保ち続ける必要がある、主の秩序と平和こそが、まことの平和を私たちにもたらすのである。

・祈り 

  「主よ、罪深いものをあわれんでください。主の平和を求めさせてください。」

 

 人に対する悪しき思い

  憎しみ、許さない思い。 いなくなれ。消えてしまえ。

   冷たい心   仲間に入れないとする心。排除する思い。 遠ざける心

 

  主の平和を願う。

  主によって、癒していただく。 悪しき思いを取り除いていただく。

  主のご支配の中で、生かされ歩む。

  

   

3月18日() 曽根合流祈祷会  奨励メモ

           「神の救いへの呼びかけ」    アモス書6:1-14

 

★人間中心

  人間中心、自分中心

 自分たちの願い、自由を求めて やりたいことをやる 

   自分たちの思い、自分たちの益を求めて

   他の人のことは後回し、知らない

  いつの間にかおかしくなる。こんがらがる、混乱が起こる   

   一部の人の横暴が、一部の人の身勝手が、他の人たちを苦しめる。

   多くの人の悩み、苦しみ  この社会における混乱、苦しみ、

  自分たちの願い、思いがすべてになってしまう。 

神を忘れ、神の御心を心にとめない

  いつの時代も同じような問題が。

 

★預言者アモス

 「アモス書」は小預言書として分類される。

アモス自身は、 預言者ではなく、南ユダ王国のテコア(エルサレムのさらに南16kmほど)で、 牧者(羊飼い)、栽培農家(いちじく桑の木)として働いていた者だった。 ところが神様から、北イスラエル王国に向かってその滅亡と捕囚を預言するために 召された(11714,15)

 この北イスラエル王国は、BC721にアッシリア帝国に滅ぼされ、 その民は捕囚の身となる。アモスが、 その滅亡と捕囚を預言したのは、そのわずか30年前のBC750頃。

  

〇1:1 

1:1 テコアの牧者のひとりであるアモスの言葉。これはユダの王ウジヤの世、イスラエルの王ヨアシの子ヤラベアムの世、地震の二年前に、彼がイスラエルについて示されたものである。

 

〇7:14-15

7:14 アモスは答えてアマツヤに言った。「わたしは預言者ではない。預言者の弟子でもない。わたしは家畜を飼い、いちじく桑を栽培する者だ。

7:15 主は家畜の群れを追っているところから、わたしを取り、『行って、わが 民イスラエルに預言せよ』と言われた。

 

●アモス書6:1-14

  

●12節(新共同訳)

6:12 馬が岩の上を駆けるだろうか 牛が海を耕すだろうか。お前たちは裁きを毒草に 恵みの業の実を苦よもぎに変えた。

 裁きと恵みの業

 

【口語訳】 馬は岩の上を走るだろうか。人は牛で海を耕すだろうか。ところがあなたがたは公道を毒に変じ、正義の実をにがよもぎに変じた。

 

【新改訳改訂3】 馬は岩の上を走るだろうか。人は牛で海を耕すだろうか。あなたがたは、公義を毒に変え、正義の実を苦よもぎに変えた。

 

 ミシュパーツ

 さばき正義、公義、公正定め判決法廷手つづき判決文裁きの 執行正しさ決定

 ツェダカー

 恵みの業、正義公義正しさ義の働き正義の行為義認救い

 

〇5:24

【新共同訳】 正義を洪水のように 恵みの業を大河のように 尽きることなく流れさせよ。

 

【口語訳】 公道を水のように、正義をつきない川のように流れさせよ。

 

【新改訳改訂3】 公義を水のように、正義をいつも水の流れる川のように、流れさせよ。

 

 ・ミシュパーツ 裁き、正義、公義、判決、裁き 

 ・ツェダカー  恵みの業、正義、義、公義、救い 

 

  ミシュパーツ   裁き、判決 

   それが力ある者、権力ある者、お金のある者によって曲げられる

   その裁きを毒草に

 

  ツェダカー   恵みの業、神の義

   神の御心を無視する、従わない

   その恵みの業を苦よもぎに

 

●アモス書6:1-14  

6:1 災いだ、シオンに安住し サマリアの山で安逸をむさぼる者らは。諸国民の頭である国に君臨し イスラエルの家は彼らに従っている。

6:2 カルネに赴いて、よく見よ。そこから、ハマト・ラバに行き ペリシテ人のガトに下れ。お前たちはこれらの王国にまさっているか。彼らの領土は お前たちの領土より大きいか。

6:3 お前たちは災いの日を遠ざけようとして 不法による支配を引き寄せている。

6:4 お前たちは象牙の寝台に横たわり 長いすに寝そべり 羊の群れから小羊を取り 牛舎から子牛を取って宴を開き

6:5 竪琴の音に合わせて歌に興じ ダビデのように楽器を考え出す。

6:6 大杯でぶどう酒を飲み 最高の香油を身に注ぐ。しかし、ヨセフの破滅に心を痛めることがない。

6:7 それゆえ、今や彼らは捕囚の列の先頭を行き 寝そべって酒宴を楽しむことはなくなる。

6:8 主なる神は御自分を指して誓われる。万軍の神なる主は言われる。わたしはヤコブの誇る神殿を忌み嫌い その城郭を憎む。わたしは都とその中のすべてのものを敵に渡す。

6:9 もし、一軒の家に男が十人残っているなら、彼らも死ぬ。

6:10 親族と死体を焼く者が、彼らを家の中から運び出す。そのとき、一人が家の奥にいる者に、「まだ、あなたと共にいる者がいるのか」と尋ねると、「いない」と答え、「声を出すな、主の名を唱えるな」と言う。

6:11 見よ、主が命じられる。「大きな家を打って粉々にし 小さな家をみじんにせよ。」

6:12 馬が岩の上を駆けるだろうか 牛が海を耕すだろうか。お前たちは裁きを毒草に 恵みの業の実を苦よもぎに変えた。

6:13 お前たちはロ・ダバル(空虚)を喜び 「我々は自分の力で カルナイムを手に入れたではないか」と言う。

6:14 しかし、イスラエルの家よ わたしはお前たちに対して一つの国を興す。彼らはレボ・ハマトからアラバの谷に至るまで お前たちを圧迫すると 万軍の神なる主は言われる。

 

 神による裁き

  捕囚 敵に渡される

  BC721年 北イスラエルはアッスリア帝国によって滅ぼされる。

 

 アモスを通しての警告、呼びかけ

  そのままではいけない。  罪に満ちている。

  罪を捨てよ、離れよ。

 

★生きよ、命を得よ

○5:6

5:6 主を求めよ、そして生きよ。さもないと主は火のように ヨセフの家に襲いかかり 火が燃え盛っても ベテルのためにその火を消す者はない。

○5:15

5:15 悪を憎み、善を愛せよ また、町の門で正義を貫け。あるいは、万軍の神なる主が ヨセフの残りの者を 憐れんでくださることもあろう。

 

 主を求め、生きよ

  命を得よとの呼びかけ

 

主のご計画 

〇9:11-15

9:11 その日には わたしはダビデの倒れた仮庵を復興し その破れを修復し、廃虚を復興して 昔の日のように建て直す。

9:12 こうして、エドムの生き残りの者と わが名をもって呼ばれるすべての国を 彼らに所有させよう、と主は言われる。主はこのことを行われる。

9:13 見よ、その日が来れば、と主は言われる。耕す者は、刈り入れる者に続きぶどうを踏む者は、種蒔く者に続く。山々はぶどうの汁を滴らせ すべての丘は溶けて流れる。

9:14 わたしは、わが民イスラエルの繁栄を回復する。彼らは荒された町を建て直して住み ぶどう畑を作って、ぶどう酒を飲み 園を造って、実りを食べる。

9:15 わたしは彼らをその土地に植え付ける。わたしが与えた地から 再び彼らが引き抜かれることは決してないと あなたの神なる主は言われる。

 

 復興、修復、建て直す。

 植え付ける 再び引き抜かれない。

 

★神の救いへの呼びかけ

  アモスを通して

  神の選ばれた人を通して

  御言葉を通して

   主イエスを通して

 

 

3月24日() 祈祷会  奨励メモ

           「ダビデへの道筋」      歴代誌上2:1-20 

  

★歴代誌上(第一)のアウトライン

1.アダムからサウルまでの系図(19章)

2.サウルの治世(10章)

3.ダビデの治世(1129章)

1)ダビデ王の登場    (1112章)

2)ダビデと契約の箱   (1316章)

3)ナタン契約、ダビデの祈り(17章)

4)ダビデの勝利       (1820章)

5)ダビデの人口調査   (21章)

6)神殿造営の準備    (2226章)

7)軍事、政治リーダー(27章)

8)神殿建築の宣言、寄贈    (2829章)

 

・歴代誌は、サムエル記と列王記の出来事を別の角度から解釈したもの。

・歴代誌上(第一)の内容は、サムエル記上(第一)と下(第二)に対応している。

・歴代誌上(第一)の強調点はダビデであり、下(第二)の強調点はダビデの子孫である。

 

★1~10章

  アダムからサウルまで

 

★11章~

  ダビデの登場、治世

  

★アダムからアブラハムとその子孫

○1:1-4、26-34

1:1 アダム、セト、エノシュ、

1:2 ケナン、マハラルエル、イエレド、

1:3 エノク、メトシェラ、レメク、

1:4 ノア、セム、ハム、ヤフェト。

 

1:26 セルグ、ナホル、テラ、

1:27 アブラム、これがアブラハムである。

1:28 アブラハムの子は、イサク、イシュマエル。

1:29 彼らの系図は次のとおりである。イシュマエルの長男はネバヨト、次はケダル、アドベエル、ミブサム、

1:30 ミシュマ、ドマ、マサ、ハダド、テマ、

1:31 エトル、ナフィシュ、ケデマであり、以上がイシュマエルの息子たちであった。

1:32 アブラハムの側女ケトラが産んだ子は、ジムラン、ヨクシャン、メダン、ミディアン、イシュバク、シュア。ヨクシャンの子は、シェバ、デダン。

1:33 ミディアンの子は、エファ、エフェル、ハノク、アビダ、エルダア。これらは皆、ケトラの子孫である。

1:34 アブラハムにはイサクが生まれた。イサクの子は、エサウ、イスラエル。

 

・最初の人アダム

   

・アブラハム

 

 

★ヤコブの子孫とダビデ

●2:1-20

2:1 イスラエルの子らは次のとおりである。ルベン、シメオン、レビ、ユダ、イ サカル、ゼブルン、

2:2 ダン、ヨセフ、ベニヤミン、ナフタリ、ガド、アシェル。

2:3 ユダの子エル、オナン、シェラの三人は、カナン人バト・シュアを母として生まれた。ユダの長男エルは、主の御旨に背いたので、主は彼の命を絶たれた。

2:4 ユダの嫁タマルはユダの子ペレツとゼラを産んだ。ユダの子は皆で五人であった。

2:5 ペレツの子は、ヘツロン、ハムル。

2:6 ゼラの子は、ジムリ、エタン、ヘマン、カルコル、ダラの五人。

2:7 カルミの子は、アカル。このアカル(災いをもたらす者)は、滅ぼし尽くし てささげるべきことに対して不誠実で、イスラエルに災いをもたらした。

2:8 エタンの子は、アザルヤ。

2:9 ヘツロンに生まれた子は、エラフメエル、ラム、ケルバイ。

2:10 ラムにはアミナダブが生まれ、アミナダブにはナフションが生まれ、彼はユダ族の首長となった。

2:11 ナフションにはサルマが生まれ、サルマにはボアズが生まれ、

2:12 ボアズにはオベドが生まれ、オベドにはエッサイが生まれ、

2:13 エッサイには長男エリアブ、次男アビナダブ、三男シムア、

2:14 四男ネタンエル、五男ラダイ、

2:15 六男オツェム、七男ダビデが生まれた。

2:16 彼らの姉妹は、ツェルヤ、アビガイル。ツェルヤの子は、アブシャイ、ヨアブ、アサエルの三人。

2:17 アビガイルはアマサを産んだ。アマサの父はイシュマエル人イエテルであった。

2:18 ヘツロンの子カレブには、妻アズバとエリオトによって子が生まれたが、その子らがイエシェル、ショバブ、アルドンである。

2:19 アズバの死後、カレブはエフラトを妻とし、このエフラトはフルを産んだ。

2:20 フルにはウリが生まれ、ウリにはベツァルエルが生まれた。

  

・ヤコブ

  エサウの弟

・ダビデ

  エッサイの七男

  主のご支配、ご計画

  

  

3月31日() 祈祷会  奨励メモ

           「正しい裁きは再び」       詩編94:1-23 

  

★悪のはびこり

  悪のはびこり  歴史の中で  全世界で

  悪を行う者  悪しきこと そのことで苦しむ者 その悩み、苦しみ

 

●2-13節

94:2 全地の裁き手として立ち上がり 誇る者を罰してください。

94:3 主よ、逆らう者はいつまで 逆らう者はいつまで、勝ち誇るのでしょうか。

94:4 彼らは驕った言葉を吐き続け 悪を行う者は皆、傲慢に語ります。

94:5 主よ、彼らはあなたの民を砕き あなたの嗣業を苦しめています。

94:6 やもめや寄留の民を殺し みなしごを虐殺します。

94:7 そして、彼らは言います 「主は見ていない。ヤコブの神は気づくことがない」と。

94:8 民の愚かな者よ、気づくがよい。無知な者よ、いつになったら目覚めるのか。

94:9 耳を植えた方に聞こえないとでもいうのか。目を造った方に見えないとでもいうのか。

94:10 人間に知識を与え、国々を諭す方に 論じることができないとでもいうのか。

94:11 主は知っておられる、人間の計らいを それがいかに空しいかを。

94:12 いかに幸いなことでしょう 主よ、あなたに諭され あなたの律法を教えていただく人は。

94:13 その人は苦難の襲うときにも静かに待ちます。神に逆らう者には、滅びの穴が掘られています。

 

 ・誇る者、逆らう者、悪を行う者  ・民の愚かな者、無知な者

 ・神の逆らう者

 

  その悪しきことのさま

  虐殺  ミヤンマー、 中国(香港、ウイグル人)

   とてもひどいことを行っている。

  彼ら 

   知恵ある者、うまくやっている者と自負している。 これで、自分たちに大きな益が、 誰にも知られていない、誰もわからないと

   しかし、それは浅はかなこと

 

★みことばの光

  私たちの嘆きや願いも聞き、その様子をご覧になっている方がおられる、悪 がはびこり、人々がどんなに無理解であっても、主は分かっていてくださる。そうわかると、今日を生きる力が湧いてくる。

 

 考えよう

  祈るうち詩人の心の思いが変わって行ったのは、なぜだろうか。その秘訣は何だろうか。

 

★主による平安

●17-19節

94:17 主がわたしの助けとなってくださらなければ わたしの魂は沈黙の中に伏していたでしょう。

94:18 「足がよろめく」とわたしが言ったとき 主よ、あなたの慈しみが支えてくれました。

94:19 わたしの胸が思い煩いに占められたとき あなたの慰めが わたしの魂の楽しみとなりました。

 

主の守り、支え。  主の慈しみによって  主の慰め

  魂に楽しみが 希望、喜びが

 

★主のご支配

●12-14,22節

94:12 いかに幸いなことでしょう 主よ、あなたに諭され あなたの律法を教えていただく人は。

94:14 主は御自分の民を決しておろそかになさらず 御自分の嗣業を見捨てることはなさいません。

94:22 主は必ずわたしのために砦の塔となり わたしの神は避けどころとなり 岩となってくださいます。

主からの恵み主の守り、ご支配

 

★主への願い求め  

●1-2、23節

94:1 主よ、報復の神として 報復の神として顕現し

94:2 全地の裁き手として立ち上がり 誇る者を罰してください。

94:23 彼らの悪に報い 苦難をもたらす彼らを滅ぼしつくしてください。わたしたちの神、主よ 彼らを滅ぼし尽くしてください。

 主の裁き、報復  悪しき者がのさばり続けないようにと願う。願い求める。 

 悪に対しては、目をつぶらない。

 

★正しい裁きは再び

●15節

94:15 正しい裁きは再び確立し 心のまっすぐな人は皆、それに従うでしょう。

 

【新共同訳】Psa 94:15 正しい裁きは再び確立し 心のまっすぐな人は皆、それに従うでしょう。

【口語訳】 Psa 94:15 さばきは正義に帰り、すべて心の正しい者はそれに従うでしょう。

【新改訳改訂3】 Psa94:15 さばきは再び義に戻り、心の直ぐな人はみな、これに従うでしょう。

 

 ・裁き ミシュパーツ

 ・再び 正義、義 ツェデク       

  主の真実なご支配  正しい裁き

   

★主イエスのご受難

  今週は、レント(受難節)の最後の週 受難週

  罪のないお方が、罪を負われた。

    十字架についてくださった。

 

○コリント二5:21

5:21 罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです。

  

 

4月7日() 祈祷会  奨励メモ

           「レビ族の地が全地に」      歴代誌上6章39-66節

   

★「レビ族の地が全地に」

 

★特別なもの

  ・海の水 塩水 とてもしょっぱい

  ・太陽 昼間を照らす唯一のもの

  ・レール 二本のレール 線路に据えられている  その上を電車が走る

    特別なもの探し たくさんたくさんある

 

★レビ人

  特別な存在  12部族と別に分けられた部族

 

  レビ人の重要な務めは「聖所の任務を果たす」こと。

レビ人の三つの氏族、つまり、ゲルション族、ケハト族、メラリ族は、聖所の任務のそれぞれの務めが神によって与えられた。

 

 祭司とレビ人はもともと同じ族長レビから派生していますが、祭司とその職は、レビの二番目の息子であるケハトから生まれた最初の子からの子アロンの家系の者たちで、いわば、特別職。祭司たちはすべてアロンの家系で世襲制だった。

 

 祭司たちは会見の天幕における礼拝を実際に取り仕切っていく者たちでした。

この祭司と聖所に仕えるレビ人との関係は、レビ人が祭司に仕える立場。レビ人は祭司の指導の管理下にあった。

 

●歴代上6:39-66

◆レビ族の居住地

6:39 レビ族はその領域内の居住地に、次のように定着した。ケハトの氏族に属するアロンの子孫には、彼らに当たったくじによって、

6:40 ユダの地のヘブロンとその周辺の放牧地が与えられた。

6:41 ただし、この町の畑と町に属する村はエフネの子カレブに与えられた。

6:42 またアロンの子孫には、逃れの町ヘブロン、リブナとその放牧地、ヤティル、エシュテモアとその放牧地、

6:43 ヒレズとその放牧地、デビルとその放牧地、

6:44 アシャンとその放牧地、ベト・シェメシュとその放牧地、

6:45 ベニヤミン族の中のゲバとその放牧地、アレメトとその放牧地、アナトトとその放牧地が与えられた。彼らの町は合計十三で、各氏族のものとなった。

6:46 ケハトの他の子孫には、半部族、すなわちマナセの半部族の諸氏族から、十の町がくじによって与えられた。

6:47 ゲルションの子孫には、氏族ごとに、イサカル族、アシェル族、ナフタリ族、バシャンに住むマナセ族から十三の町が与えられた。

6:48 メラリの子孫には、氏族ごとに、ルベン族、ガド族、ゼブルン族から十二の町がくじによって与えられた。

6:49 イスラエルの人々は、レビ人にこれらの町々とその放牧地を与えた。

6:50 彼らはユダの子孫の部族、シメオンの子孫の部族、ベニヤミンの子孫の部族の中から、名を挙げられたこれらの町々をくじによって分け与えた。

6:51 ケハトの子孫の氏族のあるものは、エフライム族から町々を自分たちの領域として受け取った。

6:52 彼らに与えられたのはエフライム山地にある逃れの町シケムとその放牧地、ゲゼルとその放牧地、

6:53 ヨクメアムとその放牧地、ベト・ホロンとその放牧地、

6:54 アヤロンとその放牧地、ガト・リモンとその放牧地である。

6:55 マナセの半部族からはアネルとその放牧地、ビルアムとその放牧地が、ケハトの子孫の他の氏族に与えられた。

6:56 ゲルションの子孫には、マナセの半部族の氏族からバシャンにあるゴランとその放牧地、アシュタロトとその放牧地が与えられた。

6:57 また、イサカル族からはケデシュとその放牧地、ダベラトとその放牧地、

6:58 ラモトとその放牧地、アネムとその放牧地、

6:59 アシェル族からはマシャルとその放牧地、アブドンとその放牧地、

6:60 フコクとその放牧地、レホブとその放牧地、

6:61 ナフタリ族からはガリラヤにあるケデシュとその放牧地、ハモンとその放牧地、キルヤタイムとその放牧地が与えられた。

6:62 メラリの他の子孫には、ゼブルン族からリモノとその放牧地、タボルとその放牧地、

6:63 またエリコ近くのヨルダンの向こう側、ヨルダンの東側では、ルベン族から荒れ野にあるベツェルとその放牧地、ヤハツとその放牧地、

6:64 ケデモトとその放牧地、メファアトとその放牧地、

6:65 また、ガド族からギレアドにあるラモトとその放牧地、マハナイムとその放牧地、

6:66 ヘシュボンとその放牧地、ヤゼルとその放牧地が与えられた。

 

 ★『みことばの光』

 レビ人の居住地は部族としてまとまった地域ではなく、イスラエル全土の中からいくつもの町々が分散して割り当てられることになっていった。

 

 諸部族としては、自分たちの所有地の中から神のために仕えるレビ人が住む場所を献げるということになる。

 それは、各部族の領地がもともと神から与えられたものだということを自覚しつつ、その恵みへの感謝を表すものである。

 そしてまた、レビ族が果たす役割を大切なものとして受けとめ、支持し共に歩んで行こうとする志を示すものである。

 

 レビ人にとっては、こういう形での居住地は少々心細いものになる。同じ部族の人々が住む地ははるか遠くの地で、周りは他部族に囲まれているのである。

彼らは日々の暮らしの中で、自分たちが神によってこそ支えられているのだということを痛感し続ける境遇に置かれていた。

 それと共に、レビ人の町が全地に分散していることは、彼らを通して提示される神の教えと信仰の歩みが、イスラエルの隅々まで語り続けられるという役割もある。

 

 キリスト者にとっての地の塩としての役割を重なる。

 

★ホ群年会

  年会の夕べ

   派遣式 4名の教師

    ・後藤真英師 武生教会 主任担任

    ・富山希望師 北九州復興教会 担任

    ・佐々木馨師 東調布教会 担任

    ・森下 研師  紀伊長島教会 主任担任

   それぞれの地に遣わされた。  その地での働きが守られるように!

  その地の教会で、その教会の信徒の人たちと共に、良き働きをなし、証しを立てていく。 これは幸いなこと

 

 

★地の塩として

レビ人

  「見よ、わたしはイスラエルの人々の中からレビ人を取って、イスラエルの人々のうちで初めに胎を開くすべての初子の身代わりとする。レビ人はわたしのものである。すべての初子はわたしのものだからである。エジプトの国ですべての初子を打ったとき、わたしはイスラエルの初子を人間から家畜に至るまでことごとく聖別して、わたしのものとした。わたしは主である。」 (民数記3:1213) と。

レビ人はイスラエル人の初子の身代わり的存在。イスラエル人の初子はすべて神のものですが、実際にはその初子を神にささげるかわりとして初子一人につき一人のレビ人によって贖われた(代わりとされた)

    

 12部族の人々

  自分たちは、本来は神のもの 神に捧げる初子として、レビ人が捧げられた。 そのレビ人が身近に、居住地  そのことを自覚した。

 

  キリスト者

   この世にあって、神のものとして生きる、歩む

   その歩みを通して、主を指し示す。

  

 

4月14日() 祈祷会  奨励メモ

         「不法の者の出現、神の救い」  テサロニケ二2:1-17 

 

★惑わすもの

  心惑わすもの

   心配、不安、振り回される

   起きる出来事 仕事のこと 難しい問題のこと 自分のこと、家族のこと

   現れる目の前の人

    さまざまな人  善意の人、悪意の人

    

 ★世の終末において

   さまざまなこと

 

○マタイによる福音書24:3-14

◆終末の徴

24:3 イエスがオリーブ山で座っておられると、弟子たちがやって来て、ひそかに言った。「おっしゃってください。そのことはいつ起こるのですか。また、あなたが来られて世の終わるときには、どんな徴があるのですか。」

24:4 イエスはお答えになった。「人に惑わされないように気をつけなさい。

24:5 わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがメシアだ』と言って、多くの人を惑わすだろう。

24:6 戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞くだろうが、慌てないように気をつけなさい。そういうことは起こるに決まっているが、まだ世の終わりではない。

24:7 民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉や地震が起こる。

24:8 しかし、これらはすべて産みの苦しみの始まりである。

24:9 そのとき、あなたがたは苦しみを受け、殺される。また、わたしの名のために、あなたがたはあらゆる民に憎まれる。

24:10 そのとき、多くの人がつまずき、互いに裏切り、憎み合うようになる。

24:11 偽預言者も大勢現れ、多くの人を惑わす。

24:12 不法がはびこるので、多くの人の愛が冷える。

24:13 しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。

24:14 そして、御国のこの福音はあらゆる民への証しとして、全世界に宣べ伝えられる。それから、終わりが来る。」

 

 主イエスの名を名乗る者 偽預言者

  惑わす

 

★テサロニケ人への手紙第二を読む前に 『みことばの光』

・テサロニケ教会に第一の手紙を書き送ってからそれほど経たないうちに、パウロは教会の様子を再び知る機会を得たのだろう。 

・彼は、教会の中に、「主の日」についての間違った教えがもたらされ、惑わされている人たちがいることを知った。すでに主の日が来たと考え、動揺し、仕事をせずに怠惰な生活をしている者たちがいたようである。そのような教会に対して、パウロは第二の手紙を書き、主の日が来ることを期待しつつ、みことばの真理に立った歩みを続けるように教える。

 

・主の日、主イエスの再臨の時にはさばきがあり、すべての人は救いと滅びに分けられる。

 

・主の日がいつであるかは分からない。しかし、必ず主イエスは再び来られる。だから、主がいつ来られてもよいように、日々忠実に歩む者でありたい。

  

★「不法の者の出現、神の救い」

 キリスト教信仰を踏みにじる者

 聖書の真理に背く者 神に対する反逆が起きる

 

★不法の者 

●2-4節

2:2 霊や言葉によって、あるいは、わたしたちから書き送られたという手紙によって、主の日は既に来てしまったかのように言う者がいても、すぐに動揺して分別を無くしたり、慌てふためいたりしないでほしい。

2:3 だれがどのような手段を用いても、だまされてはいけません。なぜなら、まず、神に対する反逆が起こり、不法の者、つまり、滅びの子が出現しなければならないからです。

2:4 この者は、すべて神と呼ばれたり拝まれたりするものに反抗して、傲慢にふるまい、ついには、神殿に座り込み、自分こそは神であると宣言するのです。

  

●8―10節

2:8 その時が来ると、不法の者が現れますが、主イエスは彼を御自分の口から吐く息で殺し、来られるときの御姿の輝かしい光で滅ぼしてしまわれます。

2:9 不法の者は、サタンの働きによって現れ、あらゆる偽りの奇跡としるしと不思議な業とを行い、

2:10 そして、あらゆる不義を用いて、滅びていく人々を欺くのです。彼らが滅びるのは、自分たちの救いとなる真理を愛そうとしなかったからです。

 

不法の者

 惑わす さも、正しいかのように、これこそが真理だと そこに大きな偽りが  その教えをもって、人々を惑わす

  キリスト者をも惑わす  キリスト教会に入り込んで、教会を混乱させる。

 

★その結末

●7節    

2:7 不法の秘密の力は既に働いています。ただそれは、今のところ抑えている者が、取り除かれるまでのことです。

●8節

2:8 その時が来ると、不法の者が現れますが、主イエスは彼を御自分の口から吐く息で殺し、来られるときの御姿の輝かしい光で滅ぼしてしまわれます。

 

★キリストに従う私たち

●1節

2:1 さて、兄弟たち、わたしたちの主イエス・キリストが来られることと、そのみもとにわたしたちが集められることについてお願いしたい。

 

●13、15節

2:13 しかし、主に愛されている兄弟たち、あなたがたのことについて、わたしたちはいつも神に感謝せずにはいられません。なぜなら、あなたがたを聖なる者とするの力と、真理に対するあなたがたの信仰とによって、神はあなたがたを、救われるべき者の初穂としてお選びになったからです。

2:15 ですから、兄弟たち、しっかり立って、わたしたちが説教や手紙で伝えた教えを固く守り続けなさい。

 

★「苦難に遭う時にも」 『みことばの光』 4/14

主イエスは言われた。「世にあっては苦難があります。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝ちました。」(ヨハネ16.3)

1.不法の者が現れる(1-12)

・主の日における刑罰と救いがあることを確認した後、パウロは主の日がすでに来たかのように教える偽りについて注意を与える。

それに対してパウロは、主の日はまだ来ていない、その前には背教が起こり、「不法の者」が現れると教える(3)

 

2.主に愛されている兄弟として(13-17)

主に愛されている者は救われる。救いは神が選び、召してくださったから与えられ、福音を聞き、真理を信じることによって表される(1314)

祈ろう

今も、また再臨の前にも、苦難がある。その中でもみことばに堅く立っていられるように、すでに世に勝ち、常に私たちを愛してくださる主に助けを祈り真理を信じない者は滅びるが、求めよう。

 

★「不法の者の出現、神の救い」

  不法の者、惑わす者  それに惑わされないように。

   主に従いつつ  再臨の主を待ち望みつつ  信仰の歩みを

 

 

4月22日() 曽根合流祈祷会  奨励メモ

           「宣教の喜びと力」       使徒言行2:1-13 

 

★賑やかさ

  人が集まるパーティー 食事や飲み物がふるまわれる。賑やか 会話が弾む

 

  鳥が集まる  夕方、街路樹に野鳥が集まる 賑やか 鳴き声

   

  楽しそうに、ワイワイ、がやがや 

  今は、コロナで、そのような賑やかさは、遠のいている。

 

 ★ペンテコステの出来事

   聖霊降臨の出来事  聖霊が注ぎ与えられた。

 

  弟子たちの心

  ・主イエスの十字架の死  失意落胆、希望は失せた、悲しみ

   ・主イエスの復活  希望が戻って来た、喜びに包まれた。 また、前に進めそうだ。

   ・ペンテコステの出来事  その心に力のみなぎり心が聖霊の恵みに包まれた。

 

 ★その喜びを外に表現

   外に向けて何かを表すのに必要なもの

    それは、お金でしょうか、道具でしょうか、策でしょうか?

    なんだと思いますか?

    それは、心のうちにその意欲、その動かされた心  内に燃えるもの

    それを内にとどめえない。  それを外に向けて

 

    内に与えられたもの 

    それは、希望であり、喜びであり、主への感謝であった。

     主は素晴らしい、主は偉大である。主は最高のお方である。

     そのことを外に向かって

 

 ★具体的な出来事

   仲間同士で、親しい友に  それは、できないことではない。

     それは、ある意味では、簡単にできる。

  仲間でない人、親しくない人に対して、 よく知らない人に対して、

  外国から来た人に

 

  戸惑いが起きる  うまく伝えることができるだろうか。

   それは、難しい、ほとんど不可能だ  

  そのような不安、恐れが取り除かれた。

   大胆に  神の偉大な業を語った大胆に

  そのことを伝える個所

 

●使徒言行2:1-13

◆聖霊が降る

2:1 五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、

2:2 突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。

2:3 そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。

2:4 すると、一同は聖霊に満たされ、が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。

2:5 さて、エルサレムには天下のあらゆる国から帰って来た、信心深いユダヤ人が住んでいたが、

2:6 この物音に大勢の人が集まって来た。そして、だれもかれも、自分の故郷の言葉が話されているのを聞いて、あっけにとられてしまった。

2:7 人々は驚き怪しんで言った。「話をしているこの人たちは、皆ガリラヤの人ではないか。

2:8 どうしてわたしたちは、めいめいが生まれた故郷の言葉を聞くのだろうか。

2:9 わたしたちの中には、パルティア、メディア、エラムからの者がおり、また、メソポタミア、ユダヤ、カパドキア、ポントス、アジア、

2:10 フリギア、パンフィリア、エジプト、キレネに接するリビア地方などに住む者もいる。また、ローマから来て滞在中の者、

2:11 ユダヤ人もいれば、ユダヤ教への改宗者もおり、クレタ、アラビアから来た者もいるのに、彼らがわたしたちの言葉で神の偉大な業を語っているのを聞こうとは。」

2:12 人々は皆驚き、とまどい、「いったい、これはどういうことなのか」と互いに言った。

2:13 しかし、「あの人たちは、新しいぶどう酒に酔っているのだ」と言って、あざける者もいた。

 

 あまりにも大胆なので、酔っぱらっているのではないかと疑う者たちも

 ぶどう酒に酔っぱらっているのではなかった。

 

 聖霊に待たされて、聖霊のご支配のもとに

  大胆に、喜びをもって  そうせずにはおられない。

 

○使徒言行1:8

1:8 あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。

   キリストの証人としての力を受けた。

  キリストを証しする。

  神の愛と恵み、救いのすばらしさ

   

ペンテコステの出来事

 言葉が通じる。 言葉が届く。

  しかもその言葉は、その人のうち内にある宝ではない。

  その宝、賜物

   例えば、美術、絵の才能、音楽、演奏の才能

    絵画、彫刻、作詞作曲、演奏  人々に感動を与える。

  その人の宝、賜物ではない。

   神の宝、賜物

   それは、一時的な感動にとどまらず、人を造り変える。

    その人の人生に消えない命を与える。

 

 ペンテコステの出来事

  それは、バベルの塔の出来事と反対のことが起きたと表現される。

 

『みことばの光』

バベルの塔

言語能力こそ人間に与えられた最も高度、かつ危険な能力である。

主は塔を立て始めた人類をご覧になり、「彼らは一つの民で、みな同じ話しことばを持っている。このようなことをし始めたのなら、今や、彼らがしようと企てることで、不可能なことは何もない」と言われた(創世11:6)。そこで主はあえてことばをバラバラにし、高慢による人類の自滅にブレーキをかけられ、その後、イスラエル民族を選び、救いのわざを御子イエスにあって完成させられた

ペンテコステ

この日、バベルの塔と逆の出来事が起きた。神は、罪ゆえに散らされた人類を、ご自分に立ち返り一つとするために、福音をさまざまな言語で発信されたのだ。

 

 *バベルの塔の出来事

  人の傲慢、罪、神よりも偉く そのためにことばが通じなくなった。

   そして散らされていった。

 

 *ペンテコステの出来事

  主イエスの十字架と復活により、救いの業が完成され

  聖霊降臨により、キリストの霊である、聖霊のご支配 

 

 喜びの表現である言葉が通じる

  相手が理解できる言葉が与えられた。

  この日には、それぞれの言葉で話すことができた。

  外国の人にその国の言葉で話すことができた。

 

 現代という時代

  言語変換機能のスマホ等を用いて 言葉が相手の人の言語で表現される

  相手の国の言葉が、日本語で表現される。 そのような時代がやって来た。

   でもそれは、スマホがあり、その変換アプリがあって初めて

  それがそれがなければ、できない。スマホが電源切れている状態では、全く使えない。

 

  そして、一番難しいことは、相手の心に届くようにすること。

   こちらがどんなに立派のことを話しても、相手の心には理解できないことは多い。 表面的なことは伝わったとしても、深いこと、一番大切なことが伝わらないということが起きる。 このことが一番難しい。

 

  聖霊なる神は、そのことをも打ち破ってくださる方。

   そのことをも可能にしてくださるお方。

 

★今、私たちは

  聖霊なる神のご支配のもとに

   内に燃えるものを与えられて。 感謝、喜び、希望を与えられて、

    偉大なるお方を慕い求め  その方を誉めつつ、

  その方を証しする。

   周りの人に。 聖霊の力を満たしていただいて。

 

 

4月28日() 祈祷会  奨励メモ

            「この方以外に救いなし」    使徒言行録4:1-12 

 

★聖霊降臨の出来事

  弟子たちの上に降った聖霊  聖霊のご支配

  弟子たちは、聖霊の恵みに包まれた。 主イエスの証人としての働き

 

  ・主イエスの十字架の死  ・主イエスの復活

  ・主イエスの昇天     ・聖霊の降臨

 

  弟子たちは、喜びに包まれた。 主を証しせずにはおれない。

   心を合わせて歩んだ。 力強い働き

 

  自分たちの力で何かをするのではない。

  自分たちが立派になって、身につけた力、獲得した能力で何かをするのでは  

  ない。  主から力をいただいて。

   聖霊なる神のご支配の中で、主に依り頼んで御業を拝する。

 

★その出来事 

○使徒言行3:1-26 

3:1 ペトロとヨハネが、午後三時の祈りの時に神殿に上って行った。

3:2 すると、生まれながら足の不自由な男が運ばれて来た。神殿の境内に入る人に施しを乞うため、毎日「美しい門」という神殿の門のそばに置いてもらっていたのである。

3:3 彼はペトロとヨハネが境内に入ろうとするのを見て、施しを乞うた。

3:4 ペトロはヨハネと一緒に彼をじっと見て、「わたしたちを見なさい」と言った。

3:5 その男が、何かもらえると思って二人を見つめていると、

3:6 ペトロは言った。「わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」

3:7 そして、右手を取って彼を立ち上がらせた。すると、たちまち、その男は足やくるぶしがしっかりして、

3:8 躍り上がって立ち、歩きだした。そして、歩き回ったり躍ったりして神を賛美し、二人と一緒に境内に入って行った。

3:9 民衆は皆、彼が歩き回り、神を賛美しているのを見た。

3:10 彼らは、それが神殿の「美しい門」のそばに座って施しを乞うていた者だと気づき、その身に起こったことに我を忘れるほど驚いた。

 

  美しい門での足の不自由な人を癒す。

   その中心は何か?  それは、主イエスの名

    その名によって立ち上がれと命じた。 その時に奇跡が起きた。

   ペトロ、ヨハネ

    自分たちには何もない。 金や銀はない。

     あるものをあげよう。  

○3:6    

3:6 ペトロは言った。「わたしには金や銀はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。

   その本人の喜び  ペトロやヨハネも驚き

   ペトロ、ヨハネはその本質を知っていた。

    この御業をなさったのは、神ご自身    

    その主により頼んだゆえに、このことが起きた。

  

〇3:16 

3:16 あなたがたの見て知っているこの人を、イエスの名が強くしました。それは、その名を信じる信仰によるものです。イエスによる信仰が、あなたがた一同の前でこの人を完全にいやしたのです。

   イエスの名が

   三位一体の神が御業をなしてくださった。

   主は、すべてをご支配しておられる。

    その主を信じ、寄り頼む者に御業を現わしてくださる。

 

 ★民衆の驚き

   この癒された人に対して そして、ペトロとヨハネに対して

   最後には、主なる神に対して

    主を信じる者が多く起きた、

 

 ★慌てる祭司、神殿守衛長、サドカイ派の人々

   二人をとらえ、牢に入れた。

    

●使徒言行4:1-12  

4:1 ペトロとヨハネが民衆に話をしていると、祭司たち、神殿守衛長、サドカイ派の人々が近づいて来た。

4:2 二人が民衆に教え、イエスに起こった死者の中からの復活を宣べ伝えているので、彼らはいらだち、

4:3 二人を捕らえて翌日まで牢に入れた。既に日暮れだったからである。

4:4 しかし、二人の語った言葉を聞いて信じた人は多く、男の数が五千人ほどになった。

4:5 次の日、議員、長老、律法学者たちがエルサレムに集まった。

4:6 大祭司アンナスとカイアファとヨハネとアレクサンドロと大祭司一族が集ま

った。

4:7 そして、使徒たちを真ん中に立たせて、「お前たちは何の権威によって、だれの名によってああいうことをしたのか」と尋問した。

4:8 そのとき、ペトロは聖霊に満たされて言った。「民の議員、また長老の方々、

4:9 今日わたしたちが取り調べを受けているのは、病人に対する善い行いと、その人が何によっていやされたかということについてであるならば、

4:10 あなたがたもイスラエルの民全体も知っていただきたい。この人が良くなって、皆さんの前に立っているのは、あなたがたが十字架につけて殺し、神が死者の中から復活させられたあのナザレの人、イエス・キリストの名によるものです。

4:11 この方こそ、 『あなたがた家を建てる者に捨てられたが、 隅の親石となった石』 です。

4:12 ほかのだれによっても、救いは得られません。わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです。」

 

 驚くべき出来事

  自分の力ではできないはずだ。

●7節  

 4:7 そして、使徒たちを真ん中に立たせて、「お前たちは何の権威によって、だれの名によってああいうことをしたのか」と尋問した。

 

  何の権威によって。誰の名によって? との尋問

  ペトロ、ヨハネの主張は変わらない、一貫している。

●10-12節

4:10 あなたがたもイスラエルの民全体も知っていただきたい。この人が良くなって、皆さんの前に立っているのは、あなたがたが十字架につけて殺し、神が死者の中から復活させられたあのナザレの人、イエス・キリストの名によるものです。

4:11 この方こそ、 『あなたがた家を建てる者に捨てられたが、 隅の親石となった石』 です。

4:12 ほかのだれによっても、救いは得られません。わたしたちが救われるべき名は、天下にこの名のほか、人間には与えられていないのです。」

 

 

★この方以外に救いなし 

  ぺトロとヨハネに与えられていた確信 そのことを支えられた主ご自身

  主イエスを信じる。 主イエスにより頼む。

  主イエスの名によって、歩み出す。 そしてことをなす。

  そこに働いてくださった主

 

 ①日々の歩みにおいて

   今現在の日々において主と共に歩む

   主の恵みに包まれての喜び

 

 ②非常事態の中で

   この時、緊急に助けを必要とする

   主イエスの名を用いさせていただく

 

 ③生涯を通して 

   自分の過去を振り返って 戻れない過去

    赦しの中での平安

   未来に目を向けて

    主にゆだねての感謝

 

 ④生涯の終わりの先

   御国の命の約束

  

★この方により頼んで

  この方と共に   ハレルヤ、感謝

  

 

5月12日() 祈祷会  奨励メモ

            「ダビデ王の勇士たち」  歴代誌上11:22-47 

 

★働き

  一人の働き 大切   しかし、一人だけの働きでは限界

  それぞれが力を発揮して 全体として大きな力

   全体として、大事な働きを担う。

   会社、企業においても、 アニメを作る時にも

   それぞれの分担 そして、全体として優れた作品

   そこには、全体をまとめる監督がいる。

 

★ダビデ王

  サウル王の後に立てられた王  ダビデの働き

  サウル王の家来の時にも活躍 戦いに勝利 特別な才能

   もう一つの才能 それは、家来を引き付ける力を持っていた 彼を慕う家来

  

  サウル王から逃亡しているときにも

   彼を慕い、彼に従う家来  彼のために命を懸ける家来

 

○歴代誌上11:1-21

11:3 イスラエルの長老たちは全員、ヘブロンの王のもとに来た。ダビデはヘブロンで主の御前に彼らと契約を結んだ。長老たちは、主がサムエルによって告げられたように、ダビデに油を注ぎ、イスラエルの王とした。

11:4 ダビデはすべてのイスラエル人と共にエルサレムに向かった。この町はエブスと言われ、エブス人がその地の住民であった。

11:5 エブスの住民はダビデに、「お前はここに入れまい」と言った。しかし、ダビデはシオンの要害を陥れた。これがダビデの町である。

11:18 三人はペリシテの陣を突破し、ベツレヘムの城門の傍らにある井戸から水をくみ、ダビデのもとに持ち帰った。ダビデはこの水を飲むことを望まず、注いで主にささげ、

11:19 こう言った。「わが神よ、わたしはこのようなことを決してすべきではありません。彼らは命をかけて持ってきてくれたのです。彼らの命のかかった血をわたしが飲むことができましょうか。」ダビデはその水を飲もうとしなかった。以上が三勇士の武勲である。

 

★三勇士

  ダビデの願いを受けて、ベツレヘムの城門の傍らの井戸の水を汲んできた。

   命を懸けて  それほどに慕われていたダビデ

  その水を飲まなかったダビデ

   自分の家来の命がけの行為に心から感謝した。

  

  エブス人の町を陥落させた  その町こそ、エルサレム

 

★ダビデの家来たち

●歴代誌上11:22-47  

11:22 ヨヤダの子ベナヤ。勇士の子。カブツェエルの出身。多くの功を立てた。モアブのアリエルの二人の息子を討ち取り、雪の日に、洞穴に獅子を追って下り、それを殺した。

11:23 また彼は、身長が五アンマもある巨大なエジプト人をも殺した。エジプト人は機織りの巻き棒ほどもある槍を手にしていたが、ベナヤは棒を持って襲いかかり、エジプト人の手から槍を奪い、その槍でエジプト人を殺した。

11:24 以上がヨヤダの子ベナヤの武勲であり、三勇士と共に名をあげ、

11:25 三十人の中でも重んじられたが、武勲は三勇士に及ばなかった。ダビデは彼を護衛兵の長に任じた。

11:26 勇士たちは以下のとおりである。ヨアブの兄弟アサエル。ドドの子エルハナン、ベツレヘム出身。

11:27 ハロリ人シャモト。ペロニ人ヘレツ。

11:28 テコア人イケシュの子イラ。アナトト人アビエゼル。

11:29 フシャ人シベカイ。アホア人イライ。

11:30 ネトファ人マフライ。バアナの子ヘレド、ネトファ人。

11:31 リバイの子イタイ、ベニヤミンのギブア出身。ピルアトン人ベナヤ。

11:32 フライ、ガアシュ川の出身。アルバト人アビエル。

11:33 バフルム人アズマベト。シャアルボン人エルヤフバ。

11:34 ギゾニ人ハシェムの子ら。シャゲの子ヨナタン、ハラリ人。

11:35 サカルの子アヒアム、ハラリ人。ウルの子エリファル。

11:36 メケラティ人ヘフェル。ペロニ人アヒヤ。

11:37 カルメル人ヘツロ。エズバイの子ナアライ。

11:38 ナタンの兄弟ヨエル。ハグリの子ミブハル。

11:39 アンモン人ツェレク。ベエロト人ナフライ、ツェルヤの子ヨアブの武器を持つ者。

11:40 イエテル人イラ。イエテル人ガレブ。

11:41 ヘト人ウリヤ。アフライの子ザバド、

11:42 シザの子アディナ、ルベン族。彼はルベン族の頭で三十人を伴っていた。

11:43 マアカの子ハナン。ミトニ人ヨシャファト。

11:44 アシュタロト人ウジヤ。ホタムの子シャマとエイエル、アロエル人。

11:45 シムリの子エディアエル。その兄弟ヨハ、ティツ人。

11:46 マハビム人エリエル。エリバイとヨシャウヤ、エルナアムの子。モアブ人イトマ。

11:47 エリエル、オベド、ヤアシエル、メツォバヤ人。

 

 ダビデのために働く家来たち  その中には、ウリヤもいた。

 

★主の働きを進める

  教会の働き そこに、牧師、伝道者がいて、役員がいて、そして何より教会員がいる。

  教会の頭は、キリスト

  教会としての働き  それぞれが、心を主に向けて働く。

  それぞれの働きが大切  それぞれの賜物  それは主から授けられている

 

○コリント一12:1-31

12:4 賜物にはいろいろありますが、それをお与えになるのは同じ霊です。

12:7 一人一人にの働きが現れるのは、全体の益となるためです。

12:8 ある人にはによって知恵の言葉、ある人には同じによって知識の言葉が与えられ、

12:9 ある人にはその同じによって信仰、ある人にはこの唯一のによって病気をいやす力、

12:10 ある人には奇跡を行う力、ある人には預言する力、ある人には霊を見分ける力、ある人には種々の異言を語る力、ある人には異言を解釈する力が与えられています。

12:11 これらすべてのことは、同じ唯一のの働きであって、は望むま  

まに、それを一人一人に分け与えてくださるのです。

 12:12 体は一つでも、多くの部分から成り、体のすべての部分の数は多くても、体は一つであるように、キリストの場合も同様である。

12:13 つまり、一つの霊によって、わたしたちは、ユダヤ人であろうとギリシア人であろうと、奴隷であろうと自由な身分の者であろうと、皆一つの体となるために洗礼を受け、皆一つの霊をのませてもらったのです。

12:14 体は、一つの部分ではなく、多くの部分から成っています。

12:26 一つの部分が苦しめば、すべての部分が共に苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。

12:27 あなたがたはキリストの体であり、また、一人一人はその部分です。

12:28 神は、教会の中にいろいろな人をお立てになりました。第一に使徒、第二に預言者、第三に教師、次に奇跡を行う者、その次に病気をいやす賜物を持つ者、援助する者、管理する者、異言を語る者などです。

 

 その賜物を心にとめ、 その与えられている意味を受けとめ

  与えてくださった主の御心に従って、働く。 感謝して、主のみ旨を受けとめて

 

★ダビデ王の勇士たち 

  多くの勇者たちがいた。 それぞれ、その働きを受けとめ進んだ。

  私たち一人一人も それぞれの賜物、働きを受けとめ、歩んでいきたい。 

 

5月20日() 曽根合流祈祷会 奨励メモ

           「ナタン預言の示すもの」     歴代誌下17:1-27

 

★約束

  約束は大きな励まし

  小さな子どもにとって、夏休みに素敵な旅行の約束を親から聞いたら、楽しみで仕方ないことでしょう。 素敵な約束、楽しみな約束

 そのことを楽しみに待つ。 そのことを励みにして、今を頑張ることができる。 その約束は、信じることができる。

 なぜなら、親は、前も約束してその約束を守ってくれたから。今までに何度も

 

★ダビデ自身

  サウル王の後、イスラエルの王となった。

  彼は、王となってなしたこと

  第1は、宮殿を作った。

   石材、木材を用いて作った。木材には、特にレバノン杉を用いた。

   立派な宮殿を建てた。王の住む場所。

  第2は、神の箱(契約の箱)をダビデの町に運び入れた。

 ○15:1

  15:1 ダビデは、ダビデの町に宮殿を造り、神の箱のために場所を整え、天幕を張った。

   十戒の石の板の入った契約の箱

   神の臨在のしるし 神のご支配を特別にいただく。

  

★そのダビデの願い

   神の箱を安置する場所、神殿を建てたい。

   自分は立派な宮殿に住んでいるのに、契約の箱が天幕では申し訳ない。

   ダビデの真実な心 そのことを預言者ナタンに話す。

  

★ナタンを通してのメッセージ

 1.神殿を建てるのはあなたではない。

    神殿は他の人が建てる、あなたではない。

4-6節

17:4 「わたしの僕ダビデのもとに行って告げよ。主はこう言われる。わたしのために住むべき家を建てるのはあなたではない。

17:5 わたしはイスラエルを導き上った日から今日に至るまで、家に住まず、天幕から天幕へ、幕屋から幕屋へと移って来た。

17:6 わたしはすべてのイスラエルと常に共に歩んできたが、その間、わたしの民を牧するようにと命じたイスラエルの士師の一人にでも、なぜわたしのためにレバノン杉の家を建てないのか、と言ったことがあろうか。

 

 2.神の選びと神から勝利

   神ご自身があなたダビデを選んだ。

    神の憐れみによる選び 苦しみからの助け 勝利

●7-10節

17:7わたしの僕ダビデに告げよ。万軍の主はこう言われる。わたしは牧場の羊の群れの後ろからあなたを取って、わたしの民イスラエルの指導者にした。 17:8 あなたがどこに行こうとも、わたしは共にいて、あなたの行く手から敵をことごとく断ち、地上の大いなる者に並ぶ名を与えよう。 17:9 わたしの民イスラエルには一つの所を定め、彼らをそこに植え付ける。民はそこに住み着いて、もはや、おののくことはなく、昔のように不正を行う者に虐げられることもない。 17:10 わたしの民イスラエルの上に士師を立てたころからの敵をわたしはことごとく屈服させる。わたしはあなたに告げる。主が、あなたのために家を建てる。 

 

 3.王国の末永い繁栄

   ダビデ自身が生涯を終えた後も繁栄は続く

    自分の生涯の間は、繁栄、勝利  

    しかし、その後は没落では悲しい。残念

   ダビデの子ども、子ども、孫の時代も

11-14節

17:11 あなたが生涯を終え、先祖のもとに行くとき、あなたの子孫、あなたの子の一人に跡を継がせ、その王国を揺るぎないものとする。

17:12 この者がわたしのために家を建て、わたしは彼の王座をとこしえに堅く据える。 17:13 わたしは彼の父となり、彼はわたしの子となる。わたしはあなたに先立つ者から取り去ったように、彼から慈しみを取り去りはしない。

17:14 わたしは彼をとこしえにわたしの家とわたしの王国の中に立てる。彼の王座はとこしえに堅く据えられる。」

 

  王国は揺るがない、  王国の王座はとこしえに。

 

ダビデ自身の祈り

   ダビデは、受け止め感謝した。

  神殿建築は自分ではない、それは受けとめるしかない。

  自分自身に対する神の選び、勝利

  そして自分が生涯を終えた後も、王国は栄える。 なんと幸いな約束かと

 ●16-27節

17:17 神よ、御目には、それも小さな事にすぎません。あなたは、この僕の家の遠い将来にかかわる御言葉まで賜りました。神なる主よ、あなたはわたしをとりわけ優れた人間と見なされたのでしょうか。

17:22 主よ、更にあなたはあなたの民イスラエルをとこしえに御自分の民とし、あなた御自身がその神となられました。 17:23 主よ、今この僕とその家について賜った御言葉をとこしえに確かなものとし、御言葉のとおりになさってください。 17:24 それが確かなものとされ、『万軍の主、イスラエルの神はまことにイスラエルの神』と唱えられる御名が、とこしえにあがめられますように。僕ダビデの家が御前に堅く据えられますように。

17:27 どうか今、僕の家を祝福し、とこしえに御前に永らえさせてください。主よ、あなたが祝福してくださいましたから、それはとこしえに祝福されます。」

 

★ダビデ自身の歩み、その後の生涯

  特別な神の守りと助け

  イスラエルの国は守られた。 1つの王国として繁栄した。

  

  ダビデの後ソロモンが王国を継いだ。

   ソロモンが、神殿を建てた。

   ダビデ自身は、この最高の約束を与えられて、王として大きな喜びに包まれて歩み出した。 ダビデの生涯は、最高のものになった。

 

  そのダビデの汚点

   それは、バテシェバとの姦淫、

    その姦淫の罪を隠そうと策を練る。

    それがうまくいかないとみると、バテシェバの夫ウリヤを戦場で

    自分の手を汚さずに殺害。

   神さまから自分に対する愛を踏みにじる。

    その大きな罪を預言者ナタンを通して指摘される。

     サムエル記下12章

   ダビデは、自らの罪を認め、悔い改めた。 

 

★ダビデの王国のその後

   ソロモン王の後、2つの王国に分裂

   北イスラエルと南ユダ

    北イスラエルはアッスリアに

    南ユダは、バビロニアに滅ぼされる。

  

その王国とは 

  彼の王国、あなたの王国  王座はとこしえに堅く据えられる。

  それは、何を示しているのか?

●12-14節

17:12 この者がわたしのために家を建て、わたしは彼の王座をとこしえに堅く据える。

17:13 わたしは彼の父となり、彼はわたしの子となる。わたしはあなたに先立つ者から取り去ったように、彼から慈しみを取り去りはしない。

17:14 わたしは彼をとこしえにわたしの家とわたしの王国の中に立てる。彼の王座はとこしえに堅く据えられる。」

 

  イエス・キリストを通して建てられる王国

  イエス・キリストを通して建てられた王国

   その王国、王座はとこしえに。

 

 ナタンを通して語られたメッセージ

  ダビデ自身に対してのメッセージであった。

  それは、ダビデにとどまらず、主なる神を信じる者に対してのメッセージであった。

 

★この世、この世に生きる私たち

  繁栄、勝利を求めて進む。

  時に行き詰まる。 それどころか、その反対の様々なことがら

   完全な行き詰まり  地球環境破壊、温暖化   核兵器・・

  繁栄の裏側で、多くの人が苦しむ。  貧富の差

  心に平安がない。  心に、恐れ、不安、

  この世は過ぎ去っていく、それぞれの人生も過ぎ去って行く。

 

★私たちに与えられた大いなる恵み

  ナタンを通して語られた預言

 それは、究極的には、インマヌエルの主の恵み

  神のご支配

   私たちの住むこの地球、宇宙   私たちの人生   私たちの心

 

  それぞれの人生、心に、神のご支配。

  この世界を、人の人生を、心を、神は支配される。

  永遠の主として、支配される。  ハレルヤ! 

  

5月26日() 祈祷会 奨励メモ

             「祭壇を築く」         歴代誌上21:18-30 

  

★ダビデの誘惑  王としての誘惑

  誘惑

  様々な誘惑がある。

   甘いものの誘惑 ケーキ、お菓子、 ギャンブル 勝ちで

   お金の誘惑 多くのお金を手に入れたい、 名誉欲 名誉を手に入れたい

    その他さまざまな誘惑

  ダビデの誘惑

    自分の力、自分の権力  その偉大さを誇りたい。

 

●歴代誌上21:1-17

◆ダビデの人口調査

21:1 サタンがイスラエルに対して立ち、イスラエルの人口を数えるようにダビデを誘った。

21:2 ダビデはヨアブと民の将軍たちに命じた。「出かけて行って、ベエル・シェバからダンに及ぶイスラエル人の数を数え、その結果をわたしに報告せよ。その数を知りたい。」

21:3 ヨアブは言った。「主がその民を百倍にも増やしてくださいますように。主君、王よ、彼らは皆主君の僕ではありませんか。主君はなぜ、このようなことをお望みになるのですか。どうしてイスラエルを罪のあるものとなさるのですか。」

21:4 しかし、ヨアブに対する王の命令は厳しかったので、ヨアブは退き、イスラエルをくまなく巡ってエルサレムに帰還した。

21:5 ヨアブは調べた民の数をダビデに報告した。全イスラエルには剣を取りうる男子が百十万、ユダには剣を取りうる男子が四十七万であった。

21:6 ヨアブにとって王の命令は忌まわしいものであったので、彼はその際レビ人とベニヤミンの調査はしなかった。

21:7 神はこのことを悪と見なされ、イスラエルを撃たれた。

21:8 ダビデは神に言った。「わたしはこのようなことを行って重い罪を犯しました。どうか僕の悪をお見逃しください。大変愚かなことをしました。」

21:9 主はダビデの先見者ガドに告げられた。

21:10 「行ってダビデに告げよ。主はこう言われる。『わたしはあなたに三つの事を示す。その一つを選ぶがよい。わたしはそれを実行する』と。」

21:11 ガドはダビデのもとに来て告げた。「主はこう言われる。『いずれかを受け取るがよい。

21:12 三年間の飢饉か、三か月間敵に蹂躙され、仇の剣に攻められることか、三日間この国に主の剣、疫病が起こり、主の御使いによってイスラエル全土に破滅がもたらされることか。』わたしを遣わされた方にどうお答えすべきか、決めてください。」

21:13 ダビデはガドに言った。「大変な苦しみだ。主の御手にかかって倒れよう。主の慈悲は大きい。人間の手にはかかりたくない。」

21:14 主はそこでイスラエルに疫病をもたらされ、イスラエル人のうち七万人が倒れた。

21:15 神は御使いをエルサレムに遣わし、これを滅ぼしてしまおうとされたが、御使いが滅ぼそうとするのを主は御覧になり、この災いを思い返され、滅ぼそうとする御使いに言われた。「もう十分だ。その手を下ろせ。」主の御使いはエブス人オルナンの麦打ち場に立っていた。

21:16 ダビデが目を凝らすと主の御使いが地と天の間に立ち、剣を抜いて手に持ち、エルサレムに向けているのが見えた。粗布に身を包んでいたダビデと長老たちは地に顔をつけて伏した。

21:17 ダビデは神に言った。「民を数えることを命じたのはわたしではありませんか。罪を犯し、悪を行ったのはこのわたしです。この羊の群れが何をしたのでしょうか。わたしの神、主よ、どうか御手がわたしとわたしの父の家に下りますように。あなたの民を災難に遭わせないでください。」

 

  自分の強さ、自分の偉大さを確認したい。 イスラエルの人口を確認 人口調査

  それは神の怒りを買うことになった。

   3つの中から一つを選ぶように

    ダビデは三日間の主の剣と疫病を選んだ。 7万人が倒れる。

    ダビデ、自分の愚かさを知った。 私自身を罰してください。民を守ってください。神は、受け止めてくださった。

    神がダビデを立てた意味をダビデ自身が受けとめた。

    民の上に立てたのは、ダビデのためではない。 民のため。

 

★祭壇を築きなさい。

  神を第一とする

  自分を第一にするのではない。

   まず、祭壇を築く  土地を確保し、祭壇を築く。

   オルナン(エブス人)の土地  それを買い取ること

 王だからではなく、一人の人間として、きちんと代金を支払って、買いとる。

    

●歴代誌上21:18-30  

21:18 主の御使いは、ダビデにこう伝えるようガドに言った。「ダビデはエブス人オルナンの麦打ち場に上り、主のための祭壇を築かなければならない。」

21:19 ダビデは、ガドが主の御名によって告げた言葉に従い、上って行った。

21:20 オルナンも振り向いて、御使いを見た。一緒にいた四人の子らは身を隠したが、オルナンは麦を打ち始めた。

21:21 ダビデがオルナンのところまで来たとき、オルナンはよく見て、それがダビデであることに気づき、麦打ち場から出て、ダビデの前で地にひれ伏した。

21:22 ダビデはオルナンに言った。「この麦打ち場を譲ってもらいたい。わたしはそこに主のために祭壇を築かなければならない。代価を十分支払ってそれを譲り受け、民から疫病を除きたい。」

21:23 オルナンはダビデに言った。「お受け取りください。主君、王の目に良いと映るままに行ってください。御覧ください。焼き尽くす献げ物のための牛も、薪にする打穀機も、穀物の献げ物のための麦も、わたしは差し上げます。すべて差し上げます。」

21:24 ダビデ王はオルナンに言った。「いや、わたしは代価を十分支払って買い取らなければならない。あなたのものを主にささげることはできない。無償で得た焼き尽くす献げ物をささげることはできない。」

21:25 ダビデはその土地の代金として金六百シェケルをオルナンに渡した。

21:26 ダビデはそこに主のための祭壇を築き、焼き尽くす献げ物と和解の献げ物をささげ、主に祈り求めた。主は焼き尽くす献げ物の祭壇に天からの火を送って答えられた。

21:27 主は御使いに命じて、剣をさやに納めるようにされた。

21:28 そのとき、ダビデは主がエブス人オルナンの麦打ち場でお答えになるのを見て、そこでいけにえを屠った。

21:29 そのころ、モーセが荒れ野で造った主の幕屋も、焼き尽くす献げ物をささげる祭壇も、ギブオンの聖なる高台にあり、

21:30 ダビデは主の御使いの剣を恐れ、神を求めてその御前に行くことができなかった。

   

  焼き尽くす献げ物と和解の献げ物

    焼き尽くす献げ物

     自分の身代わりとしての献げもの。自分の最も良いものを献げる。

     全き献身、全き服従を意味する

    和解の献げもの

     神から罪が赦されて、神のものとされ、神との交わりを感謝する。

  天からの火が降った。

   神からの応答、神が良しとされた。 神がダビデの心を受けとめてくださった。

 

 大きな誤り、失敗をしたダビデ

 間違ったことは間違ったこととして心から認め、悔い改める。

   それを、信仰の歩みとして実践する。

   神への礼拝

    真実な祈り、感謝としてあらわす。

   私たちも、真実な悔い改め、そのことは神としっかりつながって生きる。

     悔い改めとは、単なる後悔ではない。

      単なる後悔 間違ったことを悔いる、 自分自身の内に

       神との関係まではいかない  

     真の悔い改めとは、神に立ち返る。神の方を向き直る。

      そして神に向き続けて歩むこと、神と共に歩むことだから。

 

★祭壇を築く  

  神とつながって生きる  神のものとして生きる。

   自分は神のもの  神を忘れず、神に生かされて、神と共に生きる。

   そこに、真の幸いがある。 

  

 

6月2日() 祈祷会 奨励メモ

             「主に向かって歌う」      歴代誌上25:1-31

  

★礼拝

  主に向かって讃美を捧げる 会衆、皆で讃美を

   一つの歌を 讃美歌、聖歌

   そこに奏楽者がいる  讃美をリードする者

   心いっぱいに讃美を捧げる

  讃美は礼拝の中で大切な要素

   説教と共に、それ以上に

   会衆が、心を主に向ける。讃美をもって主をあがめる。

 

★レビ人の中で、詠唱者が選ばれた。

  主をほめたたえる。 楽器をもって 様々な楽器をもって

   声をもって その讃美のメロデー、そしてその歌詞

 

  288人 24のグループに

   祭司24のグループと呼応して ペアとなったではないか

 

●7-31節

25:7 主に向かって歌をうたうための訓練を受け、皆が熟練した者であったその兄弟たちも含め、彼らの数は二百八十八人であった。

25:8 彼らは年少者も年長者も、熟練した者も初心者も区別なく、くじによって務めの順番を決めた。

 

 歌を歌う訓練 準備

 

●1-6節

25:1 ダビデと将軍たちはアサフ、ヘマン、エドトンの子らを選び分けて、奉仕の務めに就かせた。彼らは竪琴、琴、シンバルを奏でながら預言した。この奉仕を職務とする者の数は次のとおりである。

25:2 アサフの子らについては、ザクル、ヨセフ、ネタンヤ、アサルエラ。アサフの子らは王の指示に従って預言したアサフの指示に従った。

25:3 エドトンについては、その子らゲダルヤ、ツェリ、エシャヤ、シムイ、ハシャブヤ、マティトヤの六人。竪琴を奏でながら預言して主に感謝し、賛美をささげた父エドトンの指示に彼らは従った。

25:4 ヘマンについては、その子らブキヤ、マタンヤ、ウジエル、シェブエル、エリモト、ハナンヤ、ハナニ、エリアタ、ギダルティ、ロマムティ・エゼル、ヨシュベカシャ、マロティ、ホティル、マハジオト。

25:5 彼らは皆、角を高く上げる神の言葉をもった王の先見者ヘマンの子らである。ヘマンは十四人の息子と三人の娘を神から授けられた。

25:6 彼らは皆、父の指示に従って主の神殿でシンバル、琴、竪琴を奏で、歌をうたって神殿の奉仕に従事し、王と、アサフ、エドトン、ヘマンの指示に従った。

  特別の3名の名前 アサフ、ヘマン、エドトン 

 

ソロモン王の時、神殿建築、その完成の時に

●歴代誌下5:12-14

5:12 レビ人の詠唱者全員、すなわちアサフ、ヘマン、エドトンおよび彼らの子らと兄弟らは、麻布の衣をまとい、シンバル、竪琴、琴を持ち、百二十人のラッパ奏者の祭司たちと共に祭壇の東側に立っていた。

5:13 ラッパ奏者と詠唱者は声を合わせて主を賛美し、ほめたたえた。そして、ラッパ、シンバルなどの楽器と共に声を張り上げ、「主は恵み深く、その慈しみはとこしえに」と主を賛美すると、雲が神殿、主の神殿に満ちた。

5:14 その雲のために祭司たちは奉仕を続けることができなかった。主の栄光が神殿に満ちたからである。

 

★アサフ

●歴代誌上16:1-18

16:1 人々は神の箱を運び入れ、ダビデの張った天幕の中に安置し、神の御前に焼き尽くす献げ物と和解の献げ物をささげた。

16:4 彼はレビ人の幾人かを奉仕者として主の箱の前に立て、イスラエルの神、主をたたえて感謝をささげ、賛美するように命じた。

16:5 アサフを頭とし、次にゼカルヤ、更にエイエル、シェミラモト、エヒエル、マティトヤ、エリアブ、ベナヤ、オベド・エドム、エイエルを立てた。彼らは琴と竪琴を奏で、アサフはシンバルを鳴らし、

16:6 祭司のベナヤとヤハジエルは神の契約の箱の前で、絶えずラッパを吹いた。

16:7 ダビデはその日その時、初めてアサフとその兄弟たちに、主に感謝をささげる務めを託した。

 

バビロン捕囚後の帰還時にも

●エズラ記2:41

2:41 詠唱者。アサフの一族百二十八人。

 

●エズラ記3:10-13

3:10 建築作業に取りかかった者たちが神殿の基礎を据えると、祭服を身に着け、ラッパを持った祭司と、シンバルを持ったアサフの子らであるレビ人が立って、イスラエルの王ダビデの定めに従って主を賛美した。

3:11 彼らも「主は恵み深く、イスラエルに対する慈しみはとこしえに」と唱和して、主を賛美し、感謝した。主の神殿の基礎が据えられたので、民も皆、主を賛美し大きな叫び声をあげた。

3:12 昔の神殿を見たことのある多くの年取った祭司、レビ人、家長たちは、この神殿の基礎が据えられるのを見て大声をあげて泣き、また多くの者が喜びの叫び声をあげた。

3:13 人々は喜びの叫び声と民の泣く声を識別することができなかった。民の叫び声は  

非常に大きく、遠くまで響いたからである。

 

 長い年月にわたって、詠唱者として

 

●詩編50:1-

50:1 【賛歌。アサフの詩。】神々の神、主は、御言葉を発し日の出るところから日の入るところまで地を呼び集められる。

50:2 麗しさの極みシオンから、神は顕現される。

 

●詩編73:1-  

73:1 【賛歌。アサフの詩。】神はイスラエルに対して/心の清い人に対して、恵み深い。

 

●詩編75:1-

75:1 【指揮者によって。「滅ぼさないでください」に合わせて。賛歌。アサフの詩。歌。

75:2 あなたに感謝をささげます。神よ、あなたに感謝をささげます。御名はわたしたちの近くにいまし人々は驚くべき御業を物語ります。

75:3 「わたしは必ず時を選び、公平な裁きを行う。

 

 

★エドトン

 ●詩編39:1

39:1 指揮者によって。エドトンの詩。賛歌。ダビデの詩。

39:2 わたしは言いました。「わたしの道を守ろう、舌で過ちを犯さぬように。神に逆らう者が目の前にいる。わたしの口にくつわをはめておこう。」

 

●詩編62:1-13

62:1 指揮者によって。エドトンに合わせて。賛歌。ダビデの詩。

62:2 わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう。神にわたしの救いはある。

62:3 神こそ、わたしの岩、わたしの救い、砦の塔。わたしは決して動揺しない。

62:7 神はわたしの岩、わたしの救い、砦の塔。わたしは動揺しない。

62:8 わたしの救いと栄えは神にかかっている。力と頼み、避けどころとする岩は神のもとにある。

62:9 民よ、どのような時にも神に信頼し御前に心を注ぎ出せ。神はわたしたちの避けどころ。〔セラ

 

 ●詩編77:1-

77:1 指揮者によって。エドトンに合わせて。アサフの詩。賛歌。

77:2 神に向かってわたしは声をあげ助けを求めて叫びます。神に向かってわたしは声をあげ神はわたしに耳を傾けてくださいます。

 

★ヘマン

●詩編88:1- 

88:1 【歌。賛歌。コラの子の詩。指揮者によって。マハラトに合わせて。レアノト。マスキール。エズラ人ヘマンの詩。

88:2 主よ、わたしを救ってくださる神よ昼は、助けを求めて叫び夜も、御前におります。

88:3 わたしの祈りが御もとに届きますように。わたしの声に耳を傾けてください。

 

★様々な楽器を用いて

●1、6節

25:1 ダビデと将軍たちはアサフ、ヘマン、エドトンの子らを選び分けて、奉仕の務めに就かせた。彼らは竪琴、琴、シンバルを奏でながら預言した。この奉仕を職務とする者の数は次のとおりである。

25:6 彼らは皆、父の指示に従って主の神殿でシンバル、琴、竪琴を奏で、歌をうたって神殿の奉仕に従事し、王と、アサフ、エドトン、ヘマンの指示に従った。

 

 竪琴、琴、シンバル

  オルガン、 リードオルガン、 パイプオルガン

 ピアノ、 ギター、 カホーン、 サクソフォン

 

  様々な歌

  讃美歌、 聖歌、 ゴスペルソング、 ワーシップソング、・・

 練習、備え、最高のものを

 

★主に向かって歌おう

    主に向かって、心を込めて讃美し、礼拝を捧げましょう。

  

 

6月17日() 曽根合流祈祷会 奨励メモ

             「驚くべき贈り物」      使徒言行10:17-33

  

★思ってもみないこと

  思ってもみないことが起きる

   宝くじ1枚だけ購入した それが1等賞に当選

   日常の中でも

    数十年ぶりに高校時代の友に出会う。 

    全く考えていなかったのに、心のこもったプレゼントをいただく。

    私たちは、時に様々なサプライズを時に経験する

時に大変なことも 思ってもいないときに病気

  50年ほど前に、中3の時に右目の眼底出血、休学、そして右目の失明

  自然災害 大きな地震、洪水で、家が壊れた、流された 大切な家族を失う

 

★初代教会においては

  驚きの連続

 ①聖霊降臨の出来事

   聖霊なる神が主の弟子たちの上に降る。 聖霊に満たされる。

 

 ②教会の誕生

   次々と主イエスを信じる者たちが起こされる 仲間が加わる

     

 ③エルサレム教会に対する大迫害

   主を信じる者たちは、散らされる

     

④福音宣教の拡大

散らされて行った地で、福音は宣べ伝えられ、主イエスを信じる者が起こ 

されていく。 マイナスがプラスに

   

 ★もう一つの驚きの出来事

  ⑤それが今日の箇所

   コルネリウスとペトロの出会い

 

  コルネリウス イタリア隊と呼ばれる部隊の百人隊長 ローマ皇帝に仕える者  ローマ人だった ユダヤ人ではない 

  ペトロ  主イエスの弟子として選ばれた者 ガリラヤ出身のユダヤ人

       初代教会におけるリーダーの一人

  ペトロとコルネリウス

   街中で会う可能性は大いにあった

   しかし、家に訪問するということは絶対あり得なかった。

    なぜなら、ユダヤ人は、決してユダヤ人以外の家には訪問しない、

    ユダヤ人以外の者 異邦人と呼ばれた  異邦人を家に招いたり、異邦人からの招きに応えて、その家に行ったり、食事を共にするようなことは決してなかった。

   訪問、交際は、ユダヤ教の律法で禁じられていた。

    その二人が、出会う コルネリウスの家で

    コルネリウスの使い招き、ペトロの応答 ペトロ、コルネリウスの家に

   このことがなぜ起きたのか

    それは昨日の箇所10章1-16節の通り

 

二人とも幻を見る

 コルネリウス 神の天使の語りかけ ペトロと呼ばれるシモンを招きなさい。

  コルネリウス 百人隊長

●2節   

10:2 信仰心あつく、一家そろって神を畏れ、民に多くの施しをし、絶えず神に祈っていた。

  真の神を畏れていた。 この世界を造られ支配しておられるお方 

 その方に向かって絶えず祈っていた。

 多くの収入 それを自分と自分の家族だけに用いず、貧しい民に施しをして  

いた。 そのコルネリウスが選ばれた。

 

ペトロ

  祈るために屋上に そこで幻を見せられる。

●11-13節  

10:11 天が開き、大きな布のような入れ物が、四隅でつるされて、地上に下りて来るのを見た。

10:12 その中には、あらゆる獣、地を這うもの、空の鳥が入っていた。

10:13 そして、「ペトロよ、身を起こし、屠って食べなさい」と言う声がした。

  いろいろな獣、地を這うもの、空の鳥

  私たちだったらどうでしょうか

   食べたことのないもの、 ゲテモノ 一般的に口にするのをためらうような料理のこと 代表的なゲテモノ料理としては昆虫食、・・  芋虫、ハチの子、サソリ・・ それは、食べたことがないから食べる対象と考えたことがないから

 

 ペトロは、断った。とんでもないことです。

 なぜなら、レビ記11章に記されている清いものと汚れたものに関する規定

  これこれは汚れたもの 決して食べてはならない

   ラクダ、野兎、いのしし・・

   ひれ、うろこのないもの (ウナギ、ナマズ・・)

   禿鷲、カラス、こうもり・・

   地上を這う爬虫類 大トカゲ、カメレオン・・

   汚れたものを食べた者は汚れる  絶対に食べてはいけない。

    どんなにうまく料理され、おいしそうに見えたとしても

  ペトロは食べることはできません。

 神の言葉

●15節

10:15 すると、また声が聞こえてきた。「神が清めた物を、清くないなどと、あなたは言ってはならない。」

  汚れたものと定められていたもの その汚れたものを神が清められた

   どういうことだろうか??

 

●使徒言行10:17-33  

10:17 ペトロが、今見た幻はいったい何だろうかと、ひとりで思案に暮れていると、コルネリウスから差し向けられた人々が、シモンの家を探し当てて門口に立ち、

10:18 声をかけて、「ペトロと呼ばれるシモンという方が、ここに泊まっておられますか」と尋ねた。

10:19 ペトロがなおも幻について考え込んでいると、がこう言った。「三人の者があなたを探しに来ている。

10:20 立って下に行き、ためらわないで一緒に出発しなさい。わたしがあの者たちをよこしたのだ。

10:21 ペトロは、その人々のところへ降りて行って、「あなたがたが探しているのは、このわたしです。どうして、ここへ来られたのですか」と言った。

10:22 すると、彼らは言った。「百人隊長のコルネリウスは、正しい人で神を畏れ、すべてのユダヤ人に評判の良い人ですが、あなたを家に招いて話を聞くようにと、聖なる天使からお告げを受けたのです。」

10:23 それで、ペトロはその人たちを迎え入れ、泊まらせた。翌日、ペトロはそこをたち、彼らと出かけた。ヤッファの兄弟も何人か一緒に行った。

10:24 次の日、一行はカイサリアに到着した。コルネリウスは親類や親しい友人を呼び集めて待っていた。

10:25 ペトロが来ると、コルネリウスは迎えに出て、足もとにひれ伏して拝んだ。

10:26 ペトロは彼を起こして言った。「お立ちください。わたしもただの人間です。」

10:27 そして、話しながら家に入ってみると、大勢の人が集まっていたので、

10:28 彼らに言った。「あなたがたもご存じのとおり、ユダヤ人が外国人と交際したり、外国人を訪問したりすることは、律法で禁じられています。けれども、神はわたしに、どんな人をも清くない者とか、汚れている者とか言ってはならないと、お示しになりました。

10:29 それで、お招きを受けたとき、すぐ来たのです。お尋ねしますが、なぜ招いてくださったのですか。」

10:30 すると、コルネリウスが言った。「四日前の今ごろのことです。わたしが家で午後三時の祈りをしていますと、輝く服を着た人がわたしの前に立って、

10:31 言うのです。『コルネリウス、あなたの祈りは聞き入れられ、あなたの施しは神の前で覚えられた。

10:32 ヤッファに人を送って、ペトロと呼ばれるシモンを招きなさい。その人は、海岸にある革なめし職人シモンの家に泊まっている。』

10:33 それで、早速あなたのところに人を送ったのです。よくおいでくださいました。今わたしたちは皆、主があなたにお命じになったことを残らず聞こうとして、神の前にいるのです。」

 

  コルネリウスの使い3名

  ぺトロに、その三人の招きに応えるようにとの語りかけ

  その三人を一晩泊らせる。

 翌日、ペトロとヤッファの兄弟も数人一緒にカイサリアのコルネリウスの家に

  

 絶対にしないことをした。

  互いの家を訪問する。友として認める

  ユダヤ人のペトロが、異邦人であるコルネリススの家に

  神が清められた 異邦人のコルネリウスを清められた?  交際しても良いということか?  友として認めて、付き合っても良い。

 

  コルネリウスの家で、互いに、自分が経験したこと 見た幻について語った、説明した。 驚くべきことが起きた。

  ユダヤ人とユダヤ人でない異邦人が友となった。 互いの家を訪問して、お互いに受け入れ、もてなした。

 

★そして、もっと驚くべきことが待っていた。

 それが、明日の箇所34-48節

●34-35節

10:34 そこで、ペトロは口を開きこう言った。「神は人を分け隔てなさらないことが、よく分かりました。

10:35 どんな国の人でも、神を畏れて正しいことを行う人は、神に受け入れられるのです。

 

 神は人を分け隔てなさらない。

   人を分け隔てしていたユダヤ人

  ユダヤ人は特別な民族、確かにその通り。 神から特別に選ばれた民族だった。

  ユダヤ人以外の民族は、異邦人と呼ばれる人たち

   ユダヤ人以外の世界の人たちは異邦人 日本人も含まれる。

   その人たちをも神は、特別に支配しておられる。

    

 ★ぺトロは、語る言葉を持っていた。

  それは福音  

  人は律法によって神に受け入れられるのではない。 律法によって救われない。 人は、神がお遣わしくださった主イエスを通して救われる。 主イエスの十字架と復活を通して救われる。

   神の子どもとして受け入れられ、神の子として生きることができる。

   その神の子どもには、神の清い聖霊が与えられる。

  この福音を語った。

   すると一同の上に聖霊が降った。 コリネリウス一同の上に

   その福音を心から受け止めていたのであろうコルネリウス一同の上に

  神は分け隔てされない。

 

★初代教会においては

  驚きの連続

  ①聖霊降臨の出来事

    聖霊なる神が主の弟子たちの上に降る。 聖霊に満たされる。

 

  ②教会の誕生

    次々と主イエスを信じる者たちが起こされる 仲間が加わる

     

  ③エルサレム教会に対する大迫害

    主を信じる者たちは、散らされる 散らされていった地で、福音は 宣べ伝えられ、主イエスを信じる者が起こされていく。

   

  ④福音宣教の拡大

    エルサレム以外の地にも ユダヤとサマリア、その他の地に

 

  ⑤異邦人への救いの門戸開放

    神の救いは、ユダヤ人であろうと異邦人であろうと誰にでも

    神の救いの招き

    コルネリウス、その家族、親族、親しい友人

     その救いに与ったことであろう。

   

 救いは、すべての人に与えられる。  救いへの招きがかけられている。

  このことは画期的なことであった、驚くべきことであった。

  これが、神の御心、ご計画 驚くべき贈り物、プレゼント 大きな感謝 

 

 

6月23日() 祈祷会 奨励メモ

            「知恵と識見を求めたソロモン」    歴代誌下1:1-17 

 

★初心

  初心、すなわち最初の心は大切。そしてそれを忘れないことはもっと大事

  仕事に就く 最初何もわからない、教えてもらう 一つ一つ学んでいく

   

  仕事 1)自分のため 自分が生きるため、家族を養うため、お金を手に入れるため 確かにその要素は大きい。

   2)もう一つは、その仕事を通して、人々に、社会に貢献するため

    他の人に喜んでいただく、 他の人を助ける

 

 ★ソロモン王

   ダビデ王の後に立てられたソロモン王

●1-6節

1:1 ダビデの子ソロモンは自分の支配を固めた。彼の神、主が共にいて、彼を高め偉大な者とされた。

1:2 ソロモンは、すべてのイスラエル、千人隊と百人隊の長、裁判官、全イスラエルのすべての指導者、家系の長に呼びかけ、

1:3 全会衆と共にギブオンにある聖なる高台に行った。そこには、かつて荒れ野で主の僕モーセが造った神の臨在の幕屋があった。

1:4 ただし神の箱は、既にダビデがキルヤト・エアリムからエルサレムに幕屋を張って備えた場所に移してあった。

1:5 主の幕屋の前には、フルの孫でウリの子であるベツァルエルの造った青銅の祭壇があった。ソロモンは会衆と共に主に尋ね、

1:6 そこで臨在の幕屋にいます主の御前にある青銅の祭壇に上り、その上で焼き尽くす献げ物一千頭をささげた。

  

 ソロモンが最初にしたこと それは、ギブオンにおいて、焼き尽くす献げ物をすること そこに神の臨在の幕屋があった。 全き献身を意味する焼き尽くす献げ物をした。

  すべての良きものは主が備え与えてくださっておられる。

  神の恵みに感謝して、従います。献げますと、焼き尽くす捧げものをした。

 

★神からの問いかけ

  ソロモンの心を知ろうと 何を願うかとの問いかけ

●7-12節  

1:7 その夜、神はソロモンに現れて言われた。「何事でも願うがよい、あなたに与えよう。」

1:8 ソロモンは神に答えた。「あなたは父ダビデに豊かな慈しみをお示しになり、父に代わる王としてわたしをお立てになりました。

1:9 神なる主よ、あなたは父ダビデになさった約束を今実現し、地の塵のように数の多い民の上に、わたしを王としてお立てになりました。

1:10 今このわたしに知恵と識見を授け、この民をよく導くことができるようにしてください。そうでなければ、誰が、あなたのこの大いなる民を裁くことができましょうか。

1:11 神はソロモンに言われた。「あなたはこのことを望み、富も、財宝も、名誉も、宿敵の命も求めず、また長寿も求めず、わたしがあなたをその王として立てた民を裁くために、知恵と識見を求めたのだから、

1:12 あなたに知恵と識見が授けられる。またわたしは富と財宝、名誉もあなたに与える。あなたのような王はかつていたことがなく、またこれからもいない。」

 

 ソロモンの答え 知恵と識見を与えてください。

 

☆なんでも望むものを与えようと訊ねられたら、どう答えるでしょう。

   一生困らないお金。 なんでもくことができるほどの大金

   名誉、 不老長寿?   健康な身体?  休息、休憩、休暇?

   

  ソロモンの答え

   富、財宝、名誉、長寿、強力な兵、軍隊。 強力な武器でもありえた。

   自分の王としての地位がいつまでも続くこと そうではなかった。

 

  知恵と識見を求めた。民を治めるのが自分の使命 神はそのために自分を立ててくださったのだから。

 

  神は心から喜ばれた。

   求める知恵と識見を与えるとの約束

   そして、それに加えて、富、財産、名誉をも与えると

 

●マタイ福音書6:31-33 

6:31 だから、『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。

6:32 それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。

6:33 何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。

  あれもこれもと願う前に、神の国と神の義を求める

   神の国  神のご支配

   神の義  神の御心、神の救いの恵み

 

★赤星修一兄  

  初心を忘れず 救いの恵みの大きさ、その感謝

  滅びに向かって進んでいた者を主は目をとめてそこから引き上げてくださった。  罪の赦し、神の子どもとしての資格(特権)、永遠の命、神と共に歩む幸い  それが、最高の宝、その心をずっと持ち続けた。

  その感謝を心に持ち、愛の主に従い続けた。

  自分のできる奉仕をしてくださった。

   CS教師、 役員、 財務担当の仕事

   自分の歩みを通して、他の人に主を証ししたいと歩み通された。

 

★神殿建設、宮殿建設に進んでいった。

  主への礼拝のための神殿

  そして、自分のために宮殿を

●13-18節

1:13 ソロモンはギブオンにある聖なる高台、その臨在の幕屋を後にしてエルサレムに帰り、イスラエルを治めた。

1:14 ソロモンは戦車と騎兵を集め、戦車千四百、騎兵一万二千を保有した。彼はそれを戦車隊の町々およびエルサレムの王のもとに配置した。

1:15 王はエルサレムで銀と金を石のように、レバノン杉をシェフェラのいちじく桑のように大量に供給した。

1:16 ソロモンの馬はエジプトとクエから輸入された。王の商人は代価を払ってクエからそれを買い入れた。

1:17 また彼らはエジプトに上り、戦車を一両銀六百シェケル、馬を一頭百五十シェケルで輸入した。同じように、それらは王の商人によってヘト人やアラム人のすべての王に輸出された。

1:18 ソロモンは主の御名のために神殿を、自分のために王宮を建造するように命じた。

 

★知識と識見を求めたソロモン

  主に対して、私たちも求めたい。

  私の願うこと

   ただ、自分のことだけを中心ではなく、まず、神の御心を心にとめつつ、

   大切なものを求めていきたい。

 

6月30日() 祈祷会 奨励メモ

             「祝福の約束と警告」       歴代誌下7章1-22節 

 

 ★ソロモン王の成し遂げた偉大な事業

   それは、エルサレム神殿の建築 幕屋ではなく、正式な神殿。

   父ダビデの念願であった神殿建設 息子ソロモンが、成し遂げた。

  

  神殿建設完成を感謝しての儀式

   それは祈りであり、動物の犠牲。

   特に、焼き尽くす献げ物は、主への全き献身を表すものであった。

●1-5節  

7:1 ソロモンが祈り終えると、天から火が降って焼き尽くす献げ物といけにえをひとなめにし、主の栄光が神殿に満ちた。

7:2 祭司たちは、主の栄光が神殿に満ちたので、神殿に入ることができなかった。

7:3 イスラエル人は皆、火と主の栄光が神殿に降るのを見て、ひざまずいて敷石の上に顔を伏せ、礼拝して、「主は恵み深く、その慈しみはとこしえに」と主を賛美した。

7:4 王はすべての民と共に主の御前にいけにえをささげた。

7:5 ソロモン王は牛二万二千頭、羊十二万匹をささげた。こうして、王はすべての民と共に神殿を奉献した。

 

  その時の様子

 天から、火が降った。主の栄光が神殿に満ちた。

 主が、この時の祈りと献げ物を受け取ってくださった。 主が良しとされた。

 

 献堂式

  新会堂の建築等の時に行う。 この新会堂を感謝します。

  これを主の御用のために献げます。

  聖別して、主の御用のために用いさせていただきます。

 

★主の語りかけ

  ソロモンへの語りかけ

  

●12-20節

7:12 その夜、主はソロモンに現れ、こう仰せになった。「わたしはあなたの祈りを聞き届け、この所を選び、いけにえのささげられるわたしの神殿とした。

7:13 わたしが天を閉じ、雨が降らなくなるとき、あるいはわたしがいなごに大地を食い荒らすよう命じるとき、あるいはわたしの民に疫病を送り込むとき、

7:14 もしわたしの名をもって呼ばれているわたしの民が、ひざまずいて祈り、わたしの顔を求め、悪の道を捨てて立ち帰るなら、わたしは天から耳を傾け、罪を赦し、彼らの大地をいやす。

7:15 今後この所でささげられる祈りに、わたしの目を向け、耳を傾ける。

7:16 今後、わたしはこの神殿を選んで聖別し、そこにわたしの名をいつまでもとどめる。わたしは絶えずこれに目を向け、心を寄せる。

7:17 もしあなたが、父ダビデが歩んだように、わたしの前を歩み、わたしがあなたに命じたことをことごとく行い、掟と定めを守るなら、

7:18 あなたの父ダビデと契約して、『あなたにはイスラエルを支配する者が断たれることはない』と言ったとおり、わたしはあなたの王座を存続させる。

7:19 もしあなたたちが背を向け、わたしの授けた掟と戒めを捨て、他の神々のもとに行って仕え、それにひれ伏すなら、

7:20 わたしは与えた土地から彼らを抜き取り、わたしの名のために聖別したこの神殿もわたしの前から投げ捨てる。こうしてそれは諸国民の中で物笑いと嘲りの的となる。

 

 主に従うように。従いなさい。

  苦難の時に、主に呼び求めよ。

   具体的に

    1)ひざまずいて祈りなさい

    2)主の顔を求めなさい。

    3)悪の道を捨てて主に立ち返りなさい。

   主の応答。

    1)耳を傾けてくださる

    2)罪を赦す 

    3)大地をいやす

   このことを大事にしなさい。

 

  祝福の約束  この恵みを私たちもいただきたい。

  苦難の時。 

・天が閉じ、雨が降らなくなるとき、

・いなごが大地を食い荒らす

・疫病を送り込まれた時、

   そのような時に、主により頼む。

    そして、苦難から脱したい。 大きな恵みをいただきたい。

 

  そして。そのような歩みを続けること、それを貫くこと 大事にしたい。

 

  ところが、その反対のことに進むことがある。

1)背を向け、わたしの授けた掟と戒めを捨てる。

2)他の神々のもとに行って仕え、それにひれ伏す。

 ・与えた土地から彼らを抜き取り、

・わたしの名のために聖別したこの神殿もわたしの前から投げ捨てる。

・諸国民の中で物笑いと嘲りの的となる。

 

  警告。 そうならないようにしなさい。

   祝福の道を選んで進む。

  その反対の道に進まないように。 進んだ時には、立ち返るようにしたい。

  

 

7月7日() 祈祷会 奨励メモ

             「ユダの王アビヤの宣告」       歴代誌下13章1-23節

 

★戦い  

  戦いにおける勝ち負け その分かれ目

  それぞれの人数、その力による? 戦略による?

  そのリーダーによる? その時の戦う者の心意気による?

  共に戦ってくれる援軍による?

 

★南ユダのアビヤと北イスラエルのヤロブアムとの戦い

●歴代誌下13:1-23

13:1 ヤロブアム王の治世第十八年に、アビヤがユダの王となり、

13:2 エルサレムで三年間王位にあった。母は名をミカヤといい、ギブア出身のウリエルの娘であった。アビヤとヤロブアムの間にも戦いは続いた。

13:3 アビヤは四十万のえり抜きの戦士から成る軍隊をもって戦いに臨み、ヤロブアムも八十万のえり抜きの戦士をもって戦いに備えた。

13:4 アビヤは、エフライム山地のツェマライム山の上に立って言った。「ヤロブアムとイスラエルのすべての人々よ、わたしに耳を傾けよ。

13:5 イスラエルの神、主が、塩の契約をもって、イスラエルを治める王権をとこしえにダビデとその子孫に授けられたことを、あなたたちが知らないはずはない。

13:6 ダビデの子ソロモンに仕えていたネバトの子ヤロブアムは立ち上がって自分の主君に反逆し、

13:7 また命知らずのならず者が彼のもとに集まって、ソロモンの子レハブアムを圧迫した。レハブアムはというと、若すぎて気も弱く、彼らに立ち向かうことができなかった。

13:8 そして今あなたたちは、おびただしい軍勢と、ヤロブアムがあなたたちのために造って神とした金の子牛を頼みとして、ダビデの子孫の手にある主の王国に立ち向かおうとしている。

13:9 また主の祭司であるアロンの子らとレビ人を追い払い、諸国の民と同じように自分たちの祭司を立てているではないか。若い雄牛一頭と雄羊七匹をもって任職を願い出た者が皆、神でないものの祭司になっている。

13:10 しかし、我々にとっては、主が我々の神であり、我々は、その主を捨てはしない。主に仕える祭司はアロンの子孫とレビ人で、その使命を果たしている。

13:11 彼らは朝ごと夕ごとに主に焼き尽くす献げ物を燃やして煙にし、香草の香をたき、純金の聖卓にパンを供え、夕ごとに金の燭台とそのともし火皿に火をともす。我々は我々の神、主に対する務めを守っているが、あなたたちはそれを捨てた。

13:12 見よ、神が頭として我々と共におられ、その祭司たちは、あなたたちに対する進軍のラッパを吹き鳴らそうとしている。イスラエルの人々よ、勝ち目はないのだから、あなたたちの先祖の神、主と戦ってはならない。」

13:13 ヤロブアムは伏兵を迂回させて、相手の背後から襲わせようとした。こうして彼らはユダの人々の前方にいて、その後方には伏兵がいた。

13:14 ユダの人々が見回すと、前方にも後方にも戦いが迫っていたので、主に助けを求めて叫び、祭司たちはラッパを吹いた。

13:15 そしてユダの人々は鬨の声をあげた。ユダの人々が鬨の声をあげると、神はアビヤとユダの人々の目の前でヤロブアムとイスラエルのすべての兵を撃退された。

13:16 イスラエルの人々はユダの人々の前から逃げ去り、神は彼らをユダの人々の手に渡された。

13:17 アビヤとその軍隊は彼らを撃ち、大打撃を与えた。イスラエルのえり抜きの兵士五十万が剣で倒された。

13:18 このとき、イスラエルの人々は屈し、ユダの人々は勝ち誇った。先祖の神、主を頼みとしたからである。

13:19 アビヤはヤロブアムを追撃し、ベテルとその周辺の村落、エシャナとその周辺の村落、エフラインとその周辺の村落を獲得した。

13:20 ヤロブアムはアビヤの時代に二度と勢力を回復できず、主に撃たれて死んだ。

13:21 しかしアビヤは勢力を増し、十四人の妻を迎え、二十二人の息子と十六人の娘をもうけた。

13:22 アビヤの他の事績、その言動は、『預言者イドの解説』に記されている。

13:23 アビヤは先祖と共に眠りにつき、ダビデの町に葬られた。その子アサがアビヤに代わって王となった。その治世になって十年間、国は平穏であった。

 

 ヤロブアム 80万の兵   アビヤ 40万の兵

 兵の数では圧倒的に少ないアビヤ

結果は、アビヤの勝利  アビヤがアブサロムを打ち破る。

 

 その戦いで、神がアビヤと共の戦ってくださった。 神のご介入 勝利

 

★ヤロブアム 

  北イスラエルの王  10部族をまとめて、北イスラエルの初代の王

  彼の失敗、間違い

○列王記上12:26-33

12:26 ヤロブアムは心に思った。「今、王国は、再びダビデの家のものになりそうだ。

12:27 この民がいけにえをささげるためにエルサレムの主の神殿に上るなら、この民の心は再び彼らの主君、ユダの王レハブアムに向かい、彼らはわたしを殺して、ユダの王レハブアムのもとに帰ってしまうだろう。」

12:28 彼はよく考えたうえで、金の子牛を二体造り、人々に言った。「あなたたちはもはやエルサレムに上る必要はない。見よ、イスラエルよ、これがあなたをエジプトから導き上ったあなたの神である。」

12:29 彼は一体をベテルに、もう一体をダンに置いた。

12:30 この事は罪の源となった。民はその一体の子牛を礼拝するためダンまで行った。

12:31 彼はまた聖なる高台に神殿を設け、レビ人でない民の中から一部の者を祭司に任じた。

12:32 ヤロブアムはユダにある祭りに倣って第八の月の十五日に祭りを執り行い、自ら祭壇に上った。ベテルでこのように行って、彼は自分の造った子牛にいけにえをささげ、自分の造った聖なる高台のための祭司をベテルに立てた。

12:33 彼は勝手に定めたこの月、第八の月の十五日に、自らベテルに造った祭壇に上った。彼はイスラエルの人々のために祭りを定め、自ら祭壇に上って香をたいた。

 

 金の子牛をべテルとダンに置いた。

  その偶像に向かっていけにえを捧げた。 祭司、レビ人を退け、勝手に一般のものを祭司にした。 勝手の祭りの日を決めた。 つまり、偶像礼拝を勝手に行った。

  

●8-9節

13:8 そして今あなたたちは、おびただしい軍勢と、ヤロブアムがあなたたちのために造って神とした金の子牛を頼みとして、ダビデの子孫の手にある主の王国に立ち向かおうとしている。

13:9 また主の祭司であるアロンの子らとレビ人を追い払い、諸国の民と同じように自分たちの祭司を立てているではないか。若い雄牛一頭と雄羊七匹をもって任職を願い

 

★流れに流されないで

  流れのままに流されることがある  大切なことを大切なこととして

●10-11節

13:10 しかし、我々にとっては、主が我々の神であり、我々は、その主を捨てはしない。主に仕える祭司はアロンの子孫とレビ人で、その使命を果たしている。

13:11 彼らは朝ごと夕ごとに主に焼き尽くす献げ物を燃やして煙にし、香草の香をたき、純金の聖卓にパンを供え、夕ごとに金の燭台とそのともし火皿に火をともす。我々は我々の神、主に対する務めを守っているが、あなたたちはそれを捨てた。

 

 主を主として

  主でないものを主とせず。 主を崇め従う

  主が定められたことをその通りに  アロンの子孫を祭司として

  果たすべき勤め

  朝ごと夕ごとに 焼き尽くす献げ物を 香草の香をたく パンを供える

   夕ごとに  金の燭台とともし火皿に火をともす 

   主への礼拝を毎日行っている。

 主を覚え、主に祈り従っている。

 

★主が定められたこと

  ダビデとその子孫を祝福する その王国を堅く据える

★ナタン預言 

○サムエル記下7:8-17

7:8 わたしの僕ダビデに告げよ。万軍の主はこう言われる。わたしは牧場の羊の群れの後ろからあなたを取って、わたしの民イスラエルの指導者にした。

7:9 あなたがどこに行こうとも、わたしは共にいて、あなたの行く手から敵をことごとく断ち、地上の大いなる者に並ぶ名声を与えよう。 

7:10 わたしの民イスラエルには一つの所を定め、彼らをそこに植え付ける。民はそこに住み着いて、もはや、おののくことはなく、昔のように不正を行う者に圧迫されることもない。

7:11 わたしの民イスラエルの上に士師を立てたころからの敵をわたしがすべて退けて、あなたに安らぎを与える。主はあなたに告げる。主があなたのために家を興す。

7:12 あなたが生涯を終え、先祖と共に眠るとき、あなたの身から出る子孫に跡を継がせ、その王国を揺るぎないものとする。

7:13 この者がわたしの名のために家を建て、わたしは彼の王国の王座をとこしえに堅く据える。

7:14 わたしは彼の父となり、彼はわたしの子となる。彼が過ちを犯すときは、人間の杖、人の子らの鞭をもって彼を懲らしめよう。

7:15 わたしは慈しみを彼から取り去りはしない。あなたの前から退けたサウルから慈しみを取り去ったが、そのようなことはしない。

7:16 あなたの家、あなたの王国は、あなたの行く手にとこしえに続き、あなたの王座はとこしえに堅く据えられる。

7:17 ナタンはこれらの言葉をすべてそのまま、この幻のとおりにダビデに告げた。

 

 ダビデの王国の王座はとこしえに堅く据えられる。

  

●5節

13:5 イスラエルの神、主が、塩の契約をもって、イスラエルを治める王権をとこしえにダビデとその子孫に授けられたことを、あなたたちが知らないはずはない。

 

13:18 このとき、イスラエルの人々は屈し、ユダの人々は勝ち誇った。先祖の神、主を頼みとしたからである。 

 

 神の約束 神の祝福

 それをしっかり受け止めた者に対して  神の御業

 

 南ユダの王アビヤの勝利 アブサロムを打ち破る。

  私たちも主を礼拝しつつ、主に従っていきましょう。

 

 

7月15日() 曽根合流祈祷会 奨励メモ

             「主に依り頼む」     歴代誌下20:1-19 

 

★危機 

  危機が襲ってきたとき、どうするか

  さまざまな危機 

   健康における危機  突然の病、思わぬ病気

   経済的危機  仕事を失う 会社の倒産、リストラ

   自分が攻撃される  いじめを受ける

    自分を標的とする敵、苦しめる相手

   行き詰まり  難しい問題、難題、困難

   世界的な課題  パンデミック 新型コロナ、・・

  さまざまな危機に直面する

     

 反応

  恐れ、不安、 精神的にもつらくなる、追いつめられる

  あれこれ手を尽くそうとやってみる、行き止まり、動けなくなる

 もうダメだ、すべてがストップしてしまう。

 

★危機に直面したヨシャファト

  敵に直面する  とても強い敵、モアブ人、アンモン人、メウニム人 

●1-2節   

20:1 その後、モアブ人とアンモン人が、メウニム人の一部と共にヨシャファトに戦いを挑んだ。

20:2 人々が来て、ヨシャファトに、「死海のかなたのエドムから大軍が攻めて来て、ハツェツォン・タマル、つまりエン・ゲディにいます」と告げると、

    死海の東側から、敵が

    

★ヨシャファト

 危機の中で、ヨシャファトはどうしたか? 主により頼んだ 主に呼び求めた。 

 

●3-13節  

●3節 

【新共同訳】

 ヨシャファトは恐れ、主を求めることを決意し、ユダのすべての人々に断食を呼びかけた。

【口語訳】

 そこでヨシャパテは恐れ、主に顔を向けて助けを求め、ユダ全国に断食をふれさせた。

【新改訳改訂3】

 ヨシャパテは恐れて、ただひたすら【主】に求め、ユダ全国に断食を布告した。

 

 ヨシャファトの決意

  主を求めよう、主にお祈りしよう 

主にまず申し上げよう、主に報告、主により頼もう

  民に対しては、断食を呼びかける 食を断って、主に呼び求めよ。 

   ヨシャファトの神への語りかけ 神を説得すように聞こえる

    決して、神を説得しているのではない。 神への必死の訴え

●6-7節   

20:6 こう祈った。「わたしたちの先祖の神、主よ。あなたは天にいます神、異邦人の国をすべて支配しておられる方ではありませんか。御手には力と勢いがあり、あなたに立ち向かうことのできる者はいません。

20:7 わたしたちの神よ、あなたはあなたの民イスラエルの前からこの地の先住民を 追い払い、この地をあなたの友アブラハムの子孫にとこしえにお与えになったではありませんか。

●9節

20:9 もしわたしたちが裁きとして剣、疫病、飢饉などの災いに襲われたなら、この神殿にこそ御名がとどめられているのですから、この神殿の前で御前に立ち、苦悩の中からあなたに助けを求めて叫びます。あなたはそれに耳を傾け、救ってください。

●12節

20:12 わたしたちの神よ、彼らをお裁きにならないのですか。わたしたちには、攻めて来るこの大軍を迎え撃つ力はなく、何をなすべきか分からず、ただあなたを仰ぐことしかできません。」

   

 せっせつと訴える。 神に語りかける  時間をかけ、神の前に呼びかける

 危機の中で、ヨシャファトは訴えた。 私たちもそうしたい。

 

主の答え

  主の語りかけ  レビ人ヤハジエルへの語りかけ

 

●14-19節

 恐れるな、おじけるな

●15節 

20:15 彼は言った。「すべてのユダよ、エルサレムの住民とヨシャファト王よ、よく聞け。主はあなたたちにこう言われる。『この大軍を前にしても恐れるな。おじけるな。これはあなたたちの戦いではなく、神の戦いである。

●17節

20:17 そのときあなたたちが戦う必要はない。堅く立って、主があなたたちを救うのを見よ。ユダとエルサレムの人々よ、恐れるな。おじけるな。明日敵に向かって出て行け。主が共にいる。』」

 

  この戦いは、あなたたちの戦いではなく、神の戦いだ

   神が戦ってくださる。 神が前面に立ってくださる。

   堅く立て

    勇気を出せ  敵に向かって出ていけ

  

  危機、大きな敵、自分を飲み込もうとする敵

   そのように感じる敵、難しい課題、問題

   主が共にあって、助けてくださる。 必要な力を与えてくださる。

 

★その結果は

  20-28節の通り

○20:19-28

 主が勝利を取ってくださった。 敵を打ち破ってくださった。

 

 

7月21日() 祈祷会 奨励メモ

             「福音を告げ知らせる」   使徒言行録14章1-18節 

 

★使徒言行録

 使徒の働きであると同時に神の働き 聖霊なる神の働きについて記している。

  聖霊降臨の出来事を経て、主の弟子たちは、聖霊のご支配の中で、力を受けた。 主イエスの証人としての歩む力

    

★エルサレムの教会の誕生

  教会の誕生。大きな喜び

  しかし、やがてそのエルサレム教会への迫害 多くの弟子たちは散らされていった。 マイナスと思える事柄の中で、主がそのマイナスをプラスに変えてくださった。 サマリヤをはじめ各地で、散らされていった弟子たちが福音を宣べ伝えて行った。

  私たちも、マイナスをプラスに変えてくださる主を見上げつつ、進んで行きたい。

 

  宣教の中心は、エルサレムからアンティオキアに移った。

  使徒パウロを中心にした弟子たちの宣教の働き

   第1、第2、第3伝道旅行

 

  第1伝道旅行 キプロス島と小アジア半島の東側(付け根)

  アンティオキア教会が、パウロとバルナバを送り出す。

 

13:1-3

13:1 アンティオキアでは、そこの教会にバルナバ、ニゲルと呼ばれるシメオン、キレネ人のルキオ、領主ヘロデと一緒に育ったマナエン、サウロなど、預言する者や教師たちがいた。

13:2 彼らが主を礼拝し、断食していると、聖霊が告げた。「さあ、バルナバとサウロをわたしのために選び出しなさい。わたしが前もって二人に決めておいた仕事に当たらせるために。」

13:3 そこで、彼らは断食して祈り、二人の上に手を置いて出発させた。

 

 大きな犠牲 中心的な人物 バルナバとサウロを送り出す。 

  送り出したら、残った者たちは大変になる。

  そのバルナバ、サウロ(パウロ)を送り出した。

  人間的に考えたら、損と思えることさえも、聖霊なる神の導きに従った。

 

 パウロとバルナバ

  キプロス島における伝道 そして、小アジア半との東側における伝道   

 

14:1-7  

14:1 イコニオンでも同じように、パウロとバルナバはユダヤ人の会堂に入って話をしたが、その結果、大勢のユダヤ人やギリシア人が信仰に入った。

14:2 ところが、信じようとしないユダヤ人たちは、異邦人を扇動し、兄弟たちに対して悪意を抱かせた。

14:3 それでも、二人はそこに長くとどまり、主を頼みとして勇敢に語った。主は彼らの手を通してしるしと不思議な業を行い、その恵みの言葉を証しされたのである。

14:4 町の人々は分裂し、ある者はユダヤ人の側に、ある者は使徒の側についた。

14:5 異邦人とユダヤ人が、指導者と一緒になって二人に乱暴を働き、石を投げつけようとしたとき、

14:6 二人はこれに気づいて、リカオニア州の町であるリストラとデルベ、またその近くの地方に難を避けた。

14:7 そして、そこでも福音を告げ知らせていた。

 

★イコニオンにて会堂

  ユダヤ会堂シナゴグで、説教(宣教)

   大勢のユダヤ人やギリシャ人が信仰を持った。

   妨害が入った。 やりにくい、苦労する

   しかし、そこに長くとどまった。 主を頼みとして勇敢に語った。

    聖霊なる神により頼み、励まされて伝道の働き

  主の助け しるしと不思議な業を行った。

   町の人々の分裂 ユダヤ人の側と使徒の側 

  迫害、妨害

   リストラ、デルべに逃れた。 

  

14:8-18

14:8 リストラに、足の不自由な男が座っていた。生まれつき足が悪く、まだ一度も歩いたことがなかった。

14:9 この人が、パウロの話すのを聞いていた。パウロは彼を見つめ、いやされるのにふさわしい信仰があるのを認め、

14:10 「自分の足でまっすぐに立ちなさい」と大声で言った。すると、その人は躍り上がって歩きだした。

14:11 群衆はパウロの行ったことを見て声を張り上げ、リカオニアの方言で、「神々が人間の姿をとって、わたしたちのところにお降りになった」と言った。

14:12 そして、バルナバを「ゼウス」と呼び、またおもに話す者であることから、パウロを「ヘルメス」と呼んだ。

14:13 町の外にあったゼウスの神殿の祭司が、家の門の所まで雄牛数頭と花輪を運んで来て、群衆と一緒になって二人にいけにえを献げようとした。

14:14 使徒たち、すなわちバルナバとパウロはこのことを聞くと、服を裂いて群衆の中へ飛び込んで行き、叫んで

14:15 言った。「皆さん、なぜ、こんなことをするのですか。わたしたちも、あなたがたと同じ人間にすぎません。あなたがたが、このような偶像を離れて、生ける神に立ち帰るように、わたしたちは福音を告げ知らせているのです。この神こそ、天と地と海と、そしてその中にあるすべてのものを造られた方です。

14:16 神は過ぎ去った時代には、すべての国の人が思い思いの道を行くままにしておかれました。

14:17 しかし、神は御自分のことを証ししないでおられたわけではありません。恵みをくださり、天からの雨を降らせて実りの季節を与え、食物を施して、あなたがたの心を喜びで満たしてくださっているのです。

14:18 こう言って、二人は、群衆が自分たちにいけにえを献げようとするのを、やっとやめさせることができた。

 

★リストラにて

  生まれつき足の不自由な人をいやす その人が歩き出す。

   ちょうど、美しい門での出来事と似ている。

    その人のうちに素晴らしいことが起きた。

 美しい門での出来事の時には、多くの人たちが福音を受け入れ、主を信じた。

 

  この時には、人々はどうしたか?  人々の驚き

   バルナバとパウロを拝もうとした

  バルナバをゼウス、パウロをヘルメスとして拝もうとした。

   人間は神によって造られた者  神とはなり得ない。 神ではない。

  

  パウロとバルナバ

   とんでもない。 私たちは神ではない。

   この業は、神によってなされた。  聖霊なる神の業

 

  真の神は、天と地、そして、そこに満ちるすべてのものの造り主なるお方。

 

 栄光を主に帰した。

 福音を告げ知らせ続けた。

 

  

7月28日() 祈祷会 奨励メモ

             「フィリピでの伝道」      使徒言行16:11-24 

 

★不思議な導き

  思ってもみない展開 その中で、不思議なことが起きることがある。

  人の計画、神のご計画

   人の計画 こうして、こうやってこうなって こうやろう

    自分としては、こうしたい、 

   神のご計画 人の計画とは大きく違うことがある。

    神の特別なご計画

 

★第2伝道旅行

  第2伝道旅行のスタート 15章36節から

    

  フィリピの町  マケドニア州の大きな町フィリピでの出来事

 

★この町に来る前の出来事

○16:6-10

16:6 さて、彼らはアジア州で御言葉を語ることを聖霊から禁じられたので、フリギア・ガラテヤ地方を通って行った。

16:7 ミシア地方の近くまで行き、ビティニア州に入ろうとしたが、イエスの霊がそれを許さなかった。

16:8 それで、ミシア地方を通ってトロアスに下った。

16:9 その夜、パウロは幻を見た。その中で一人のマケドニア人が立って、「マケドニア州に渡って来て、わたしたちを助けてください」と言ってパウロに願った。

16:10 パウロがこの幻を見たとき、わたしたちはすぐにマケドニアへ向けて出発することにした。マケドニア人に福音を告げ知らせるために、神がわたしたちを召されているのだと、確信するに至ったからである。

 

 こうしようと思ったら、それがとどめられた。 ああしようとしいたら、それもストップがかかった。

  小アジア半島の町々に回る予定だった。 それがとどめられた。

  とどめられたら、ストップがかけらえたら、どうして、なぜと思う。悩む もがく

 

 トロアスで、マケドニア人の叫びの幻を見る。

  それで、小アジア半島からエーゲ海を渡って、マケドニア州に

  ヨーロッパへの第1歩

 

●使徒言行16:11-15 

16:11 わたしたちはトロアスから船出してサモトラケ島に直航し、翌日ネアポリスの港に着き、

16:12 そこから、マケドニア州第一区の都市で、ローマの植民都市であるフィリピに行った。そして、この町に数日間滞在した。

16:13 安息日に町の門を出て、祈りの場所があると思われる川岸に行った。そして、わたしたちもそこに座って、集まっていた婦人たちに話をした。

16:14 ティアティラ市出身の紫布を商う人で、神をあがめるリディアという婦人も話を聞いていたが、主が彼女の心を開かれたので、彼女はパウロの話を注意深く聞いた。

16:15 そして、彼女も家族の者も洗礼を受けたが、そのとき、「私が主を信じる者だとお思いでしたら、どうぞ、私の家に来てお泊まりください」と言ってわたしたちを招待し、無理に承知させた。

 

安息日ごとに、祈りの場所の川岸

 シナゴグ(ユダヤ人会堂)がなかった

 ないから、安息日を守らない、祈らないではなかった。

  祈りの場が川岸の所にあった。 そこに、毎土曜日に集まって、祈る人たちがいた。

   その中の一人がリディアという女性であった。

   紫布を商う人

    裕福な人に紫布を売る。 リディア自身も裕福であったようです。

  その祈りの場で、福音を伝えるパウロ

   その話し(メッセージ)に心を動かす者があった。 それが、リディアであった。

 

 リディアの救い

  彼女とその家族の救い なんという素晴らしいことが起きたことか

 

 小アジアからヨーロッパの入り口フィリピで起きた出来事

   驚くべきことが起きた。  小さなリバイバル

 

★その直後に、困難が起きた。

  その直後に、妨害、困難が起きた。

 占いの霊に取りつかれた女奴隷 一人の女性 占いの霊に取りつかれていた。

  占いをしてはいけない。  たとえ面白半分でも、

   なぜなら、深みにはまっていく 

    占い、 結構当たるではないか ますますのめりこんでいく

    それこそ、占いの霊の仕掛け

 

   彼女は占いの霊によって、いろいろなことを予測できた。

   その女性を利用する人たちがいた。

  パウロたちの伝道の邪魔をする。

   パウロたちの宣伝

   神に敵対する占いの霊が仲間のように、その女性に語らせる。

 

●16-18節  

◆パウロたち、投獄される

16:16 わたしたちは、祈りの場所に行く途中、占いの霊に取りつかれている女奴隷に出会った。この女は、占いをして主人たちに多くの利益を得させていた。

16:17 彼女は、パウロやわたしたちの後ろについて来てこう叫ぶのであった。「この人たちは、いと高き神の僕で、皆さんに救いの道を宣べ伝えているのです。」

16:18 彼女がこんなことを幾日も繰り返すので、パウロはたまりかねて振り向き、その霊に言った。「イエス・キリストの名によって命じる。この女から出て行け。」すると即座に、霊が彼女から出て行った。

 

★悪霊を追い出したパウロ

 パウロ自身の力ではない。

  もし、パウロ自身の力で立ち向かうならば、敗北したことでしょう。

  パウロは、自分の力では、立ち向かわなかった。

  イエス・キリストの名によって命じた。 この女から出ていけ。

  占いの霊は、出て行った。

   彼女は、解放された。

   しかし、商売あがったり で、怒るこの女の主人たち。

    

●19-24節

16:19 ところが、この女の主人たちは、金もうけの望みがなくなってしまったことを知り、パウロとシラスを捕らえ、役人に引き渡すために広場へ引き立てて行った。

16:20 そして、二人を高官たちに引き渡してこう言った。「この者たちはユダヤ人で、わたしたちの町を混乱させております。

16:21 ローマ帝国の市民であるわたしたちが受け入れることも、実行することも許されない風習を宣伝しております。」

16:22 群衆も一緒になって二人を責め立てたので、高官たちは二人の衣服をはぎ取り、「鞭で打て」と命じた。

16:23 そして、何度も鞭で打ってから二人を牢に投げ込み、看守に厳重に見張るように命じた。

16:24 この命令を受けた看守は、二人をいちばん奥の牢に入れて、足には木の足枷をはめておいた。

 

パウロとシラスは、苦しみを受ける。

 衣服をはぎ取られ、鞭で打たれる。 激しい痛み その上、牢に投げ込まれる  しかも、一番奥の牢 足には木の足枷がはめられる。

  身動きできない、なんと不自由な姿、みじめな姿

 

しかし、これさえも、神のご支配の外ではなかった。

 その夜、大地震

 そして、看守とその家族の救いの業がなされる。  ハレルヤ!

 

8月4日() 祈祷会 奨励メモ

             「エフェソでの伝道」   使徒言行録19:11-22 

 

★第3伝道旅行

  エフェソの町

   第2伝道旅行の最後のほうで立ち寄った町エフェソ

   第3伝道旅行では、最初のほうで

●18:21

18:21 「神の御心ならば、また戻って来ます」と言って別れを告げ、エフェソから船出した。

  第3伝道旅行最初にエフェソに

   祈り、再び

 

●11-12節   

◆ユダヤ人の祈祷師たち

19:11 神は、パウロの手を通して目覚ましい奇跡を行われた。

19:12 彼が身に着けていた手ぬぐいや前掛けを持って行って病人に当てると、病気はいやされ、悪霊どもも出て行くほどであった。

 

★奇跡の業 

  病気の癒し 

  当時、医者は多くいなかったでしょう。 薬も不十分だったことでしょう。

  そのような中で、病気になるということは、大きな脅威

  パウロを通して、癒しの御業

   主のご支配の中で

    彼が身に着けていた手ぬぐいや前掛けを持って行って病人に当てると、病気はいやされた。

   人々を支配するもの 病気だけでなく、悪霊の支配

   悪霊によって苦しんでいた人たちから、パウロを通して、悪霊が

   出て行った。

 

●13-20節

19:13 ところが、各地を巡り歩くユダヤ人の祈祷師たちの中にも、悪霊どもに取りつかれている人々に向かい、試みに、主イエスの名を唱えて、「パウロが宣べ伝えているイエスによって、お前たちに命じる」と言う者があった。

19:14 ユダヤ人の祭司長スケワという者の七人の息子たちがこんなことをしていた。

19:15 悪霊は彼らに言い返した。「イエスのことは知っている。パウロのこともよく知っている。だが、いったいお前たちは何者だ。」

19:16 そして、悪霊に取りつかれている男が、この祈祷師たちに飛びかかって押さえつけ、ひどい目に遭わせたので、彼らは裸にされ、傷つけられて、その家から逃げ出した。

19:17 このことがエフェソに住むユダヤ人やギリシア人すべてに知れ渡ったので、人々は皆恐れを抱き、主イエスの名は大いにあがめられるようになった。

19:18 信仰に入った大勢の人が来て、自分たちの悪行をはっきり告白した。

19:19 また、魔術を行っていた多くの者も、その書物を持って来て、皆の前で焼き捨てた。その値段を見積もってみると、銀貨五万枚にもなった。

19:20 このようにして、主の言葉はますます勢いよく広まり、力を増していった。

 

★悪霊を追い出すことは、神の業

  パウロがなすことを見て、安易にまねをした者たちがいた

ユダヤ人の祭司長スケワという者の七人の息子たち

  主イエスを信じていないのに、その名を使って、悪霊を追い出そうとした。

   悪霊によって、ひどい目にあった。 悪霊による反撃

   悪霊を軽く見た。

●16節

19:16 そして、悪霊に取りつかれている男が、この祈祷師たちに飛びかかって押さえつけ、ひどい目に遭わせたので、彼らは裸にされ、傷つけられて、その家から逃げ出した。

 

主イエスを信じていないのに、イエスの名を使ってはいけない

 遊び半分 ただの道具のように用いるならば  悪霊による返り討ち

  ひどい目に合う  悪霊を追い出す業は、主の業

 そのことで、多くの人たちが、主を見上げた。

 

●17節

19:17 このことがエフェソに住むユダヤ人やギリシア人すべてに知れ渡ったので、人々は皆恐れを抱き、主イエスの名は大いにあがめられるようになった。

 

 具体的には、罪の告白

●18-19節  

 19:18 信仰に入った大勢の人が来て、自分たちの悪行をはっきり告白した。

19:19 また、魔術を行っていた多くの者も、その書物を持って来て、皆の前で焼き捨てた。その値段を見積もってみると、銀貨五万枚にもなった。

  多くの人が魔術を行っていた。  占い、その類い

   悪行の告白

 魔術の本を多くの人が持っていた。 それを用いていた。

  それに支配されていた。

多くの魔術の本 それらを多く持ち、それを日々に用いていた。

 

現代においては、どうであろうか?

 神のみ心に沿わないもの、神のみ心に背くもの

 それらのものを持っていないだろうか?

 

 それを持ち続けることで、悪霊の支配の中を歩み続ける。

 気が付かずに、悪霊の支配下から抜け出ることができない。

 

持ち続けてはいけないと思いつつ、持ち続ける。

これはし続けてはいけないと示されているのに、し続ける。

 

 そういうものはないだろうか。

  これは人には見せられないもの これが人に知られては困ること

 

エフェソの人たちは、聖霊の導きをいただき、

 これは持ち続けてはいけない。 そのことを示され、実行した。

そのことが起きた。 人々に恐れの心が生じたから。

 

持ち続けてはいけないもの この時には魔術の本であった。

 それを持ってきて、焼いてしまった。

  それは、それらから手を切るということ

  

悪霊の支配の中に生きるのではなく、聖霊の支配の中に生きる道を選び取った。

 聖霊のご支配、導き

  悪霊の支配の中に生き続けることは恐ろしいこと

  そこから逃れよ。

●20節    

19:20 このようにして、主の言葉はますます勢いよく広まり、力を増していった。

  

●21-22節   

◆エフェソでの騒動

19:21 このようなことがあった後、パウロは、マケドニア州とアカイア州を通りエルサレムに行こうと決心し、「わたしはそこへ行った後、ローマも見なくてはならない」と言った。

19:22 そして、自分に仕えている者の中から、テモテとエラストの二人をマケドニア州に送り出し、彼自身はしばらくアジア州にとどまっていた。

 

 パウロの願い

  エルサレム、そしてローマ

  多くの危険が待ち受けている 苦難が待ち受けている。」

  

  主の福音が宣べ伝えられるために そのためならば、喜んで

  それがパウロの願いであった。

   エルサレムで捕らえられ、ローマに護送される。

   ローマでの2年のことで、使徒言行録は終わっている。

    パウロは果たすべき使命を全うした。

 

 

8月19日() 曽根合流祈祷会 奨励メモ

         「まっすぐに歩んだパウロ」     使徒言行録25:1-12

 

★使徒パウロの人生

  その人生、その歩み方をどう見るか。いろいろな見方があるでしょう。

  一つの見方を語るとしたら、それはまっすぐに歩んだ。

  途中、大きく方向転換したが、その前も、そのあともまっすぐに進んだ。

   大きな方向転換 言うまでもなく、ダマスコ途上での回心

   ・その前は、ユダヤ教徒、パリサイ派として律法によってまっすぐに

   ・その後は、キリスト者として、伝道者として、イエス様によってまっすぐに

  

  使徒言行録25章  使徒言行録の最後に差し掛かる パウロの歩みの最後を伝える箇所

   第3伝道旅行を終えてのところ エルサレムからローマに向けて進む箇所

   真っすぐに進んで行ったパウロ

    エルサレムからローマ 最終的には護送される形で、ローマへ

    ローマでの2年間の記述をもって、使徒言行録は終わっている。

  パウロは、言い伝えでは、ローマにおいて、ネロ皇帝の時に、厳しい迫害の中、殉教したと言われている。

  なぜ、パウロは、エルサレムからローマにまっすぐ進んで行ったのか?

   その背景、そうなったわけ、そうできた理由を探りたい。

 

★まっすぐに線を引く。

  地面に線を引く、グランドに線を引く

   子どもの頃 石(瓦のかけら)を投げの遊び、ドッジボール、・・ 

    棒を持って線を引く

   ソフトボールの大会 線が必要 ラインを引く

    ここからあすこまで ホームから1塁まで、 1塁から2塁まで

 真っすぐの線を引くこと 簡単そうで、そうでもない

  2つの方法がある。

  ・一つは、ここからあすこまで 1塁から2塁まで

   ひもやメジャーで結ぶ そのひもに沿ってライン引きで線を引く 

  ・もう一つ 方法がある

    1塁から2塁に線を引く 2塁のところに誰かに立ってもらう

    2塁のところに大きな棒を立てる。 その2塁のところの人、棒を一心に見つめる そしてひたすらそこに向けて、ライン引きを引きつつ、進んでいく。 すると、案外とまっすぐな線が引ける。

 

★パウロが目指した場所

  第1、第2伝道旅行と第3伝道旅行には、違いが一つあります。

出発点は、3回とも、アンティオキア

第1、第2のゴールは、そのアンティオキア

第3は、違う エルサレムだった。 第3伝道旅行では、エルサレムを目指した。 エルサレムから目指したのはローマ

 

★彼自身に与えられたヴィジョン

20:22-24     

20:22 いま私は、心を縛られて、エルサレムに上る途中です。そこで私にどんなことが起こるのかわかりません。

20:23 ただわかっているのは、聖霊がどの町でも私にはっきりとあかしされて、なわめと苦しみが私を待っていると言われることです。

20:24 けれども、私が自分の走るべき行程を走り尽くし、主イエスから受けた、神の恵みの福音をあかしする任務を果たし終えることができるなら、私のいのちは少しも惜しいとは思いません。

 エフェソの長老たちに語った。 

○20:22-24

21:12 わたしたちはこれを聞き、土地の人と一緒になって、エルサレムへは上らないようにと、パウロにしきりに頼んだ。

21:13 そのとき、パウロは答えた。「泣いたり、わたしの心をくじいたり、いったいこれはどういうことですか。主イエスの名のためならば、エルサレムで縛られることばかりか死ぬことさえも、わたしは覚悟しているのです。

  カイサリアにて

 

★彼への語り掛け

○23:11

23:11 その夜、主はパウロのそばに立って言われた。「勇気を出せ。エルサレムでわたしのことを力強く証ししたように、ローマでも証しをしなければならない。」

  最高法院にて

 

★総督フェストゥスのもとで

●25:1-12  

◆パウロ、皇帝に上訴する

25:1 フェストゥスは、総督として着任して三日たってから、カイサリアからエルサレムへ上った。

25:2 -3祭司長たちやユダヤ人のおもだった人々は、パウロを訴え出て、彼をエルサレムへ送り返すよう計らっていただきたいと、フェストゥスに頼んだ。途中で殺そうと陰謀をたくらんでいたのである。

25:4 ところがフェストゥスは、パウロはカイサリアで監禁されており、自分も間もなくそこへ帰るつもりであると答え、

25:5 「だから、その男に不都合なところがあるというのなら、あなたたちのうちの有力者が、わたしと一緒に下って行って、告発すればよいではないか」と言った。

25:6 フェストゥスは、八日か十日ほど彼らの間で過ごしてから、カイサリアへ下り、翌日、裁判の席に着いて、パウロを引き出すように命令した。

25:7 パウロが出廷すると、エルサレムから下って来たユダヤ人たちが彼を取り囲んで、重い罪状をあれこれ言い立てたが、それを立証することはできなかった。

25:8 パウロは、「私は、ユダヤ人の律法に対しても、神殿に対しても、皇帝に対しても何も罪を犯したことはありません」と弁明した。

25:9 しかし、フェストゥスはユダヤ人に気に入られようとして、パウロに言った。「お前は、エルサレムに上って、そこでこれらのことについて、わたしの前で裁判を受けたいと思うか。」

25:10 パウロは言った。「私は、皇帝の法廷に出頭しているのですから、ここで裁判を受けるのが当然です。よくご存じのとおり、私はユダヤ人に対して何も悪いことをしていません。

25:11 もし、悪いことをし、何か死罪に当たることをしたのであれば、決して死を免れようとは思いません。しかし、この人たちの訴えが事実無根なら、だれも私を彼らに引き渡すような取り計らいはできません。私は皇帝に上訴します。」

25:12 そこで、フェストゥスは陪審の人々と協議してから、「皇帝に上訴したのだから、皇帝のもとに出頭するように」と答えた。

 

★パウロの一貫した姿勢、その歩み

  それが、パウロをまっすぐ進ませた。   

 ★第1は、

 ここからあすこ この場所からあの場所、この地点からあの地点

  そこにピンと張られたひも、メジャー、その両方をつなぐ定規

  彼の確信

   それは、やましいことがない、何も悪いことをしていない。

   示されたところに従って歩む  信仰における良心

   ひたすら、それに従って

  やましいところがあったら、まっすぐは進まなかったでしょう。

   

●8-10節

25:8 パウロは、「私は、ユダヤ人の律法に対しても、神殿に対しても、皇帝に対しても何も罪を犯したことはありません」と弁明した。

25:9 しかし、フェストゥスはユダヤ人に気に入られようとして、パウロに言った。「お前は、エルサレムに上って、そこでこれらのことについて、わたしの前で裁判を受けたいと思うか。」

25:10 パウロは言った。「私は、皇帝の法廷に出頭しているのですから、ここで裁判を受けるのが当然です。よくご存じのとおり、私はユダヤ人に対して何も悪いことをしていません。

25:11 もし、悪いことをし、何か死罪に当たることをしたのであれば、決して死を免れようとは思いません。しかし、この人たちの訴えが事実無根なら、だれも私を彼らに引き渡すような取り計らいはできません。私は皇帝に上訴します。」

  ユダヤの律法、神殿に対しても

   

○21:23-26

 4人の者を連れて清めの式

  ユダヤ教の律法を否定するものではないことを示すために

  アジア州の者たちの誤解  

○21:27-28  

  彼は、ユダヤ人たちの誤解を取り除くために、律法に従って歩んだ。

  律法に戻るためではない。律法にとらわれているユダヤ人に福音を示すため

  それを、アジア州から来たユダヤ人が間違って、それを騒動の種にした。

 

 パウロの確信

  それは、ユダ人に何も悪いことをしていない。

  ユダヤ人の律法に対しても、神殿に対しても、皇帝に対しても何も罪を犯したことはないというものだった。  何も悪いことをしていない。

  罪を犯していない。やましいとことはない

 

★第2は、

  ここからあすこへ

  それは、ゴールを見るということです。ゴールから目を離さないということです。

 第3伝道旅行の終点、ゴールはアンティオキアではなく、エルサレムでした。 そして、次にはエルサレムからローマでした。

  そのゴールから、目を離さなかった。

   エルサレムに行かなければならない。 ローマに行かなければならないと

    そこで、福音を証ししなければならない。 

  そのことで、パウロ自身は得をしたか。

   見えるところは得はしていない。 損?

   苦しみを受けた。 最後は殉教の死を遂げた。 大損? 

  使徒パウロは、主によって救いをいただき、宣教者となった。

   そして、その使命を全うした。

  パウロは、いつも主イエスを見ていた。 主イエスから目を離さなかった。

 

まっすぐに進んだパウロ

  主に示されたことに従う。 

  主に従い続ける。 主から目を離さないで。

 

8月25日(水) 祈祷会 奨励メモ

          「髪の毛一本も」       使徒言行録27章27-44節

 

★危機

  個人においても、社会においても、世界においても、時に危機に直面する。

  今、日本、世界は新型コロナという大きな危機を経験している。

   パンデミック感染 感染急増、 これを抑え込むことが難しい。

  様々な危機  経済危機、戦争、・・

  個人においても 自分自身のことで、家族のことで 様々な事柄がある。

 

★この危機の中で

  揺さぶられる。 大きな不安、恐れを抱く

  どうしたらよいのか、 もうだめではないかと考えてします。

 

★パウロが経験した危機

  パウロが乗った船、 そこに同乗していた人たち 

 大嵐に見舞われ、船が難破しそうな危機  

 命がなくなるかもしれない、いやなくなる可能性が極めて大

 まさに、パニック、大きな恐れ

  その時、パウロはどうふるまったのか? どう対処したのか?

 

★実際に起きた事柄

 使徒パウロはローマに護送される。 ローマ皇帝に上訴したパウロ

  百人隊長のユリアスによって

   イタリアに向かう船に乗せられて パウロと数名の囚人

 

●27:1-26  

 キプロス島の陰を航行

  ラサヤの町に近い「良い港」と呼ばれるところ

  そこから、フェニクス港に   さらに、そこから出発

  「エウラキロン」と呼ばれる暴風 

○27:9-14

27:9 かなりの時がたって、既に断食日も過ぎていたので、航海はもう危険であった。それで、パウロは人々に忠告した。

27:10 「皆さん、わたしの見るところでは、この航海は積み荷や船体ばかりでなく、わたしたち自身にも危険と多大の損失をもたらすことになります。」

27:11 しかし、百人隊長は、パウロの言ったことよりも、船長や船主の方を信用した。

27:12 この港は冬を越すのに適していなかった。それで、大多数の者の意見により、ここから船出し、できるならばクレタ島で南西と北西に面しているフェニクス港に行き、そこで冬を過ごすことになった。

27:13 ときに、南風が静かに吹いて来たので、人々は望みどおりに事が運ぶと考えて錨を上げ、クレタ島の岸に沿って進んだ。

27:14 しかし、間もなく「エウラキロン」と呼ばれる暴風が、島の方から吹き降ろして来た。

  嵐に翻弄される

 

○27:22-26

27:22 しかし今、あなたがたに勧めます。元気を出しなさい。船は失うが、皆さんのうちだれ一人として命を失う者はないのです。

27:23 わたしが仕え、礼拝している神からの天使が昨夜わたしのそばに立って、

27:24 こう言われました。『パウロ、恐れるな。あなたは皇帝の前に出頭しなければならない。神は、一緒に航海しているすべての者を、あなたに任せてくださったのだ。』

27:25 ですから、皆さん、元気を出しなさい。わたしは神を信じています。わたしに告げられたことは、そのとおりになります。

27:26 わたしたちは、必ずどこかの島に打ち上げられるはずです。」

 

 使徒パウロによる励まし

  パウロの励まし 単なる励ましではない

   主によって声を掛けられ、それに基づいた励ましであった。

 

★本日の箇所

  アドリア海を漂流 船が陸地に近づいていた。

 

●27:27-44  

27:27 十四日目の夜になったとき、わたしたちはアドリア海を漂流していた。真夜中ごろ船員たちは、どこかの陸地に近づいているように感じた。

27:28 そこで、水の深さを測ってみると、二十オルギィアあることが分かった。もう少し進んでまた測ってみると、十五オルギィアであった。

27:29 船が暗礁に乗り上げることを恐れて、船員たちは船尾から錨を四つ投げ込み、夜の明けるのを待ちわびた。

27:30 ところが、船員たちは船から逃げ出そうとし、船首から錨を降ろす振りをして小舟を海に降ろしたので、

27:31 パウロは百人隊長と兵士たちに、「あの人たちが船にとどまっていなければ、あなたがたは助からない」と言った。

27:32 そこで、兵士たちは綱を断ち切って、小舟を流れるにまかせた。

27:33 夜が明けかけたころ、パウロは一同に食事をするように勧めた。「今日で十四日もの間、皆さんは不安のうちに全く何も食べずに、過ごしてきました。

27:34 だから、どうぞ何か食べてください。生き延びるために必要だからです。あなたがたの頭から髪の毛一本もなくなることはありません。」

27:35 こう言ってパウロは、一同の前でパンを取って神に感謝の祈りをささげてから、それを裂いて食べ始めた。

27:36 そこで、一同も元気づいて食事をした。

27:37 船にいたわたしたちは、全部で二百七十六人であった。

27:38 十分に食べてから、穀物を海に投げ捨てて船を軽くした。

27:39 朝になって、どこの陸地であるか分からなかったが、砂浜のある入り江を見つけたので、できることなら、そこへ船を乗り入れようということになった。

27:40 そこで、錨を切り離して海に捨て、同時に舵の綱を解き、風に船首の帆を上げて、砂浜に向かって進んだ。

27:41 ところが、深みに挟まれた浅瀬にぶつかって船を乗り上げてしまい、船首がめり込んで動かなくなり、船尾は激しい波で壊れだした。

27:42 兵士たちは、囚人たちが泳いで逃げないように、殺そうと計ったが、

27:43 百人隊長はパウロを助けたいと思ったので、この計画を思いとどまらせた。そして、泳げる者がまず飛び込んで陸に上がり、

27:44 残りの者は板切れや船の乗組員につかまって泳いで行くように命令した。このようにして、全員が無事に上陸した。

 

船員たちが逃げようとしたが、 それを阻止

 

★パウロの言葉と行動

◎33-36節

27:33 夜が明けかけたころ、パウロは一同に食事をするように勧めた。「今日で十四日もの間、皆さんは不安のうちに全く何も食べずに、過ごしてきました。

27:34 だから、どうぞ何か食べてください。生き延びるために必要だからです。あなたがたの頭から髪の毛一本もなくなることはありません。

27:35 こう言ってパウロは、一同の前でパンを取って神に感謝の祈りをささげてから、それを裂いて食べ始めた。

27:36 そこで、一同も元気づいて食事をした。

 

 食事をするように勧めた。 パウロ自身もパンを食べた。

 そこで、一同も食べた。

 

 髪の毛一本もなくなることはない。あなた方の頭から

 

  パウロの確信

   主が共にあって守ってくださる。

   自分をローマに必ず無事に到着させてくださる 

   自分だけでなく、船に乗っている者たち全員も守ってくださる。

 

◎42-44節 

27:42 兵士たちは、囚人たちが泳いで逃げないように、殺そうと計ったが、

27:43 百人隊長はパウロを助けたいと思ったので、この計画を思いとどまらせた。そして、泳げる者がまず飛び込んで陸に上がり、

27:44 残りの者は板切れや船の乗組員につかまって泳いで行くように命令した。このようにして、全員が無事に上陸した。

 

百人隊長の信頼を得て、パウロたちは、また守られた。

 

★髪の毛一本も

  人々を恐れず、神を恐れよ 神はすべてを支配しておられる。

 

○マタイ10:26-31

10:26 「人々を恐れてはならない。覆われているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはないからである。

10:27 わたしが暗闇であなたがたに言うことを、明るみで言いなさい。耳打ちされたことを、屋根の上で言い広めなさい。

10:28 体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。

10:29 二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。

10:30 あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。

10:31 だから、恐れるな。あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。

 

◎34節 

27:34 だから、どうぞ何か食べてください。生き延びるために必要だからです。あなたがたの頭から髪の毛一本もなくなることはありません。

 

  危機の中で 個人の危機、社会の危機、世界の危機

   私たちも、その中に身を置くことがある

    揺さぶられる 不安や恐れに取り囲まれる。

   主の守りと助けを願い、また、それを信じて進んで行きましょう。

 

  

9月1日() 祈祷会 奨励メモ

          「人の愚かさ」           歴代誌下25章1-28節

 

★ユダの王アマツヤ

   アマツヤの歩みを記した箇所 歴代誌下25章

 

★四つのこと

①彼の姿勢

★中途半端

  完璧に、完全に事をなすことは難しい。不完全で終わることはある。

  精一杯やろうとして、完璧にはできなかったということは仕方ない。

  一方、最初から中途半端な心でやれば、結果も中途半端なものになる。

  その最初の心、そして、その途中の心がどうであるか。

   

●1-2節

25:1 アマツヤは二十五歳で王となり、二十九年間エルサレムで王位にあった。その母は名をヨアダンといい、エルサレムの出身であった。

25:2 彼は主の目にかなう正しいことを行ったが、心からそうしたのではなかった。

  25歳で即位 それから29年間の治世

  主の目にかなうことを行った。 それは素晴らしいこと。

  しかし、その深い部分に光を当てられると 心からそうしたのではなった。

 

  こうするようにと社長から、上司から命じられた。

   「はい、わかりました。」「はい、承知しました。」と返事

   でも、その心の深い部分では、

「そうですか?そうしなければならないのですか?」「いやだな」

「めんどくさいなあ」「やりたくないなあ」 「適当にやるか」 

「返事だけはいと答えておいて、見える部分だけそこそこやって、見えない部分は、ごまかしておくか」

   アマツヤの心はそのような心だった。 適当にやってお茶を濁す。

  主の目にかなうことを行うのに、中途半端な心だった。

   心を込めてではなかった。

   主によって、ユダの国の王として立てられたことの意味をしっかり受け止めていなかった。 

  主の御心を求めて、歩むとき その心をしっかり持って歩む者でありたい。

   心から歩む者でありたい。 主は、その心をご覧になる。

 

②目に見えるものにより頼もうとした。

●6-8節  

25:6 また彼は銀百キカルを費やして、イスラエルから勇士十万を雇った。

25:7 ところが、ある神の人が来て言った。「王よ、イスラエルの軍隊を同行させてはなりません。主はイスラエルの者、すなわちどのエフライム人とも共においでにならないからです。

25:8 もし行くなら、単独で行って勇敢に戦いなさい。そうでなければ、神は敵の前であなたを挫かれます。神には力があって、助けることも、挫くこともおできになります。」

 ユダの国の者ではなく、北イスラエルの勇士を雇うとした。とにかく、力を寄せ集めればよい。

 神の人にその間違いを指摘された。 

  世界を見渡すときに、

   この世界は、力によって動いている、動かされている。支配されている。

   経済力

    それがあれば、世界を動かすことができる。お金の力、マネーの力

    それをたくさん集めればと

   軍事力

    軍備を蓄える。  兵士の数、強力な軍隊 武器 強力な武器

  過剰な武器 恐ろしい武器 軍事ジェット機、 軍艦、ミサイル、 核兵器

 それらをたくさん備えれば、相手を、周りの国々をだまらせることができる。 

   アマツヤが行おうとしたことと同じ  刀を持つ者は、刀で滅びる。

   

  神の人に注意されて、取りやめる。 雇った者たちを帰した。

  目に見えるものにより頼む。

   主に寄り頼むことをおろそかにしてしまう。

   それはアマツヤの姿であるが、時に私たちの姿でもある。

 

③むなしいものを神とする

●14-16節

 25:14 アマツヤはエドム人の討伐から帰った後、セイル人の神々を導入し、これを自分の神とし、その前にひれ伏して香をたいた。

25:15 主はそのアマツヤに対して怒りに燃え、預言者を遣わされた。彼は王に言った。「あなたの手から自分の民を救えなかった神々を、どうしてあなたは求めるのか。」

25:16 彼がこう告げているときに、アマツヤは言った。「お前を王の顧問にした覚えはない。もうよい。打ち殺されてもよいのか。」預言者は語るのをやめたが、こう付け加えた。「あなたはこのような事を行い、またわたしの忠告も聞かない。それゆえ神はあなたを滅ぼそうと決められたことが、分かりました。」

  セイル兵との戦いに勝利 続いてエドム人をも打ち倒す

  セイル人の神々を神とした。 拝んだ。ひれ伏した。

  真の神ではなく、偶像の神を神とした。

  目に見えるものを神として、自分の思うままに歩もうとした。

   それは、最も愚かなことであった。

  真の神をおろそかにしてはいけない。

  人は、偶像の神々を自分の神とする傾向がある。

 

④おごり、高ぶり、油断 

  おごり、高ぶりに陥ることがある そこには油断 

  それが命取りになることがある。

●17-22節 

25:17 ユダの王アマツヤは、協議の結果、イスラエルの王、イエフの孫でヨアハズの子であるヨアシュに使者を遣わし、「来るがよい、戦いを交えよう」と言わせた。

25:18 だが、イスラエルの王ヨアシュは、ユダの王アマツヤに次のような返事を送った。「レバノンのあざみがレバノンの杉に、『あなたの娘をわたしの息子の嫁にくれ』と申し込んだが、レバノンの野の獣が通りかかって、あざみを踏み倒してしまった。

25:19 あなたはエドムを打ち破ったと言って、思い上がり、うぬぼれている。今は家にとどまっているがよい。なぜ挑発して災いを招き、あなただけでなく、ユダも一緒に倒れるようなことをするのか。」

25:20 しかしアマツヤはこれを聞き入れなかった。それは神の計らいによる。ユダの人々がエドムの神々を求めたため、神は彼らを敵の手に渡そうとされたのである。

25:21 イスラエルの王ヨアシュは上って来て、ユダのベト・シェメシュでユダの王アマツヤと戦いを交えた。

25:22 その結果、ユダはイスラエルに惨敗し、兵はおのおのその天幕に逃げ帰ってしまった。

 北イスラエルの王ヨアシュに戦いを挑んだ。

 やめておけばよかったのだが、突き進んだ。

 おごり、高ぶり、油断 大丈夫、勝てると  結果は負けた。

  無茶な試み、おごりの中で強引に突き進んだ。

  その結果は、無残だった。

 

★人の愚かさ

アマツヤの歩み、姿勢を反面教師としたい。

  愚かなアマツヤ  陥らないようにしたい。

 

9月15日() 祈祷会 奨励メモ

          「完全な道に」            詩編101編1-8節 

 

★家が傾く

  普通はないが、たまに、土台が沈み、家が傾くことがある。

  地盤沈下 土台の柱が硬い岩盤に届いていないままにマンションを建てる。

  傾いた家、マンション  床が傾く ほんの少しでは気が付かない

    その傾きが大きくなると、ドアが開きにくくなる。

    床に置いたビー玉が転がっていく。 いろいろな支障

  

★私たちの心

  その心の床は、本来は水平であるべきところが傾いたとしたら。

  その傾きがだんだん大きくなったとしたら、その傾きに従って、ものが転がっていく。 ドアが開きにくくなることに、はたして気が付くか?

  

★私たちは順応する、慣れてしまう。

  それは、ある意味逞しさでもある。

  しかし、それが、汚れであるとしたら

   車をいつもきれいに、洗車、ワックス

    それを定期的にしている人は、それが当たり前

    それを怠るなら、つやがなくなり、汚れがつく

   部屋の掃除、片づけ

    いつもきちんとしている人は、部屋はいつもきれい

    整理整頓 気持ちが良い どこに何があるかすぐにわかる

    それを、怠ると、部屋はだんだん汚く、そして、どこに何があるか

     物が散乱する ごみ屋敷にさえ、なってしまうことがある。

 

★どのような心、どのような歩みをなすか

  どのような心を心掛けるか、どのような歩みをするか

   時に、チェックが必要。 そのことを顧みる必要がある。

   そうしないと、その心は。その歩みは、だんだん傾いていく。

その傾きの程度が進んでも、気が付かない。 傾いているのが当たり前になる。

   自分の口から出す言葉

    乱暴な言葉をいつも平気で使っていたら、それが普通になる。

    優しい言葉をいつも心がけていたら、それが普通になる。

   物に対して

    バケツ一つでも、いつも乱暴に置いたり、扱っていたら、そのバケツは

     傷が多くつく、ついには、早く割れてしまう。  

    いつも、丁寧に置き、扱っていたら、傷はつきにくい、長く使える

   

一人の権力を持つ信仰者の心がけと歩み 

  大きな力を持っていた人であったようです。権力者、王であったかもしれません。権力者、王の心がけ、その歩み  多くの人に影響が及ぶ。 とても大切 

  権力者が、王が、悪しき心がけ、自分のことしか考えない 

   自分のことばかり考えているとしたら、

    自分と自分の一族、その取り巻きだけを考える

    今得ている権力、特権、その栄誉、財産

   それを守るために政治を行っているとしたなら その国の民は最も不幸。

   

●3-8

101:3 卑しいことを目の前に置かず 背く者の行いを憎み まつわりつくことを許さず

101:4 曲がった心を退け 悪を知ることはありません。

101:5 隠れて友をそしる者を滅ぼし 傲慢な目、驕る心を持つ者を許しません。

101:6 わたしはこの地の信頼のおける人々に目を留め わたしと共に座に着かせ完全な道を歩く人を、わたしに仕えさせます。

101:7 わたしの家においては 人を欺く者を座に着かせず 偽って語る者をわたしの目の前に立たせません。

101:8 朝ごとに、わたしはこの地の逆らう者を滅ぼし 悪を行う者をことごとく、主の都から断ちます。

 

  ・卑しいことを目の前に置かず

  ・背く者の行いを憎み まつわりつくことを許さず

  ・曲がった心を退け

  ・悪を知ることはありません。

  ・隠れて友をそしる者を滅ぼし

  ・傲慢な目、驕る心を持つ者を許しません。

  ・わたしの家においては 人を欺く者を座に着かせず

  ・偽って語る者をわたしの目の前に立たせません。

  ・朝ごとに、わたしはこの地の逆らう者を滅ぼし

  ・悪を行う者をことごとく、主の都から断ちます。

  ・この地の信頼のおける人々に目を留め わたしと共に座に着かせ

  ・完全な道を歩く人を、わたしに仕えさせます。

 

 実際にはどうか

   ・卑しいことを目の前に置いてしまう。

   ・背く者の行いを憎まず まつわりつくことを許す

   ・曲がった心を退けない

   ・悪を知ることはよしとする

   ・隠れて友をそしる者を滅ぼさず

   ・傲慢な目、驕る心を持つ者を許す

   ・わたしの家においては 人を欺く者を座に着かせる

   ・偽って語る者をわたしの目の前に立たせる。

   ・朝ごとに、わたしはこの地の逆らう者を滅ぼさず

   ・悪を行う者をことごとく、主の都から断たず。

    ・この地の信頼のおける人々に目を留めず、 わたしと共に座に着かせず

   ・完全な道を歩く人を、わたしに仕えさせない。

   そのように傾いてしまう、そのようなことを当たり前にしてしまう。

    

 一人の信仰者は、そうならないように心掛けた。 心がけは大切。

 最初はそう心掛けていた。でも、だんだんその心は、ずれていくことがある。

  傾いていくことがある。

  その傾きがひどくなって気が付かないようになることも

  ひどい傾きも平気、ひどい傾きが、その人にとって当たりまえ、標準になってしまうことさえ。

 

 その時には、どこで修正できるのか

  願わくば、小さな傾きの時に修正できれば良い。

 その人自身が、これはまずいと気が付けば一番良い。しかし、これが難しい。

 誰かからの指摘、忠告

  それを素直に聞くか、聞かないか 願わくば、聞くも耳を持って。聞く心を持って 大きく軌道修正。

 傾きを直すことは簡単ではない。

  果たして、人間には?

 

一人の信仰者は何に心をとめていたか?

  その信仰者は、神に心を向けていた。

   神の語り掛けに心を止めていた。

◎1節

101:1 【ダビデの詩。賛歌。】慈しみ裁きをわたしは歌い 主よ、あなたに向かって、ほめ歌います。

◎口語訳

101:1 わたしはいつくしみと公義について歌います。主よ、わたしはあなたにむかって歌います。

◎新改訳

101:1 私は、恵みとさばきを歌いましょう。主よ。あなたに、ほめ歌を歌いましょう。

 慈しみ いつくしみ、恵み  ヘセッド

  unfailing love、「尽きることのない、絶えることのない、信頼に足る、裏切ることのない、確実な愛」という意味。それを、新改訳では「恵み」と訳し、新共同訳は「慈しみ」と訳している。  契約にもとづく神の深い愛

 

 裁き、 公義、 さばき  ミシュパート

  公義、公正、公平、裁判、定め、審判、正義、宣告、秩序、判決、 

  さばき、法廷、手つづき、判決文、裁きの執、,正しさ、決定・・

様々な意味がある。

 

◎2節

101:2 完全な道について解き明かします。いつ、あなたは わたしを訪れてくださるのでしょうか。わたしは家にあって 無垢な心をもって行き来します。

◎口語訳

101:2 わたしは全き道に心をとめます。あなたはいつ、わたしに来られるでしょうか。わたしは直き心をもって、わが家のうちを歩みます。

◎新改訳

101:2 私は、全き道に心を留めます。いつ、あなたは私のところに来てくださいますか。私は、正しい心で、自分の家の中を歩みます。

  神の正しいさばき、ご支配、秩序を仰ぎ見る。

  完全な道、全き道

  ターミム  正しく、公平に、完全に

 

創世記17:1

【新共同訳】

Gen 17:1 アブラムが九十九歳になったとき、主はアブラムに現れて言われた。「わたしは全能の神である。あなたはわたしに従って歩み、全き者となりなさい。

  ターミム 正しく、公平に、完全に

  主のご支配の御手の中で

 

  主のご支配に服しつつ、歩む中で 

  引き上げていただきつつ。

   

 

9月22日() 祈祷会 奨励メモ

          「人間の罪」     ローマの信徒への手紙1章18-32節 

 

①18-21節 

1:18 不義によって真理の働きを妨げる人間のあらゆる不信心と不義に対して、神は天から怒りを現されます。

1:19 なぜなら、神について知りうる事柄は、彼らにも明らかだからです。神がそれを示されたのです。

1:20 世界が造られたときから、目に見えない神の性質、つまり神の永遠の力と神性は被造物に現れており、これを通して神を知ることができます。従って、彼らには弁解の余地がありません。

1:21 なぜなら、神を知りながら、神としてあがめることも感謝することもせず、かえって、むなしい思いにふけり、心が鈍く暗くなったからです。

 

 ★神の永遠の力と神性 (20節)

  神のご支配、神による創造

   この宇宙、この地球、この世界のものが造られた。

    星々、 太陽、 月、 空、 山、 海、 ・・

    宇宙の運行、地球の運行・・ 

  神の知恵、力、御愛  最高のものとして造られた。 

   神の永遠の力と神性が被造物において現れている。

   創造されたものと通して、神を知ることができる。

    この世界のものを静まって見る時に、どんなに素晴らしものかを知ることができる

 

 ★人間の不信心と不義 (18節)

  最高の世界の中に生きることをいただき、最高のものを与えているにも関わらず、その素晴らしさに気が付かない。

   主によって、創造され、備えられ、与えられているのに、その主に栄光を帰さないで、感謝もしない。

  創造主なる神、真の神を無視する。 あがめることもしない。

   その愛に感謝もしない。 神の愛を無視して、自分勝手に歩む。

    自分のやりたい放題、神の愛を踏みにじる。

   むなしい思い、心は鈍く

 

 ★神の怒り (18節)

   そのような人間の在り方、態度、歩み

   神は、そのあり方、態度、歩みでも良しとはされない。

   神の心

    そのことを悲しみ、耐えておられる。

   そのあり方、態度、歩みに対して、怒りを持っておられる。

  

②22-25節 

1:22 自分では知恵があると吹聴しながら愚かになり、

1:23 滅びることのない神の栄光を、滅び去る人間や鳥や獣や這うものなどに似せた像と取り替えたのです。

1:24 そこで神は、彼らが心の欲望によって不潔なことをするにまかせられ、そのため、彼らは互いにその体を辱めました。

1:25 神の真理を偽りに替え、造り主の代わりに造られた物を拝んでこれに仕えたのです。造り主こそ、永遠にほめたたえられるべき方です、アーメン。

 

 ★偶像に取り替え (22節)

  本物を偽物とすり替える。

   ブランドの偽物を売りつける キャッシュカードを偽物とすり替える。

   詐欺に引っかかることがある。

  自分で、本物がわからず、偽物で良しとする。

  神の栄光を、滅び去る人間や鳥や獣や這うものなどに似せた像と取り替えてしまった。

   

 ★その偶像を神として拝む愚かさ (25節)

   偶像に過ぎないものを神として拝み、仕える。

   人が作ったものに過ぎない物を神に

   神の被造物

    大きな山、海、 大きな岩、樹木、その他のものを神として拝む。

   造り主、与え主なる神を拝まず、仕えず

 

③26-29節

1:26 それで、神は彼らを恥ずべき情欲にまかせられました。女は自然の関係を自然にもとるものに変え、

1:27 同じく男も、女との自然の関係を捨てて、互いに情欲を燃やし、男どうしで恥ずべきことを行い、その迷った行いの当然の報いを身に受けています。

1:28 彼らは神を認めようとしなかったので、神は彼らを無価値な思いに渡され、そのため、彼らはしてはならないことをするようになりました。

1:29 あらゆる不義、悪、むさぼり、悪意に満ち、ねたみ、殺意、不和、欺き、邪念にあふれ、陰口を言い、

1:30 人をそしり、神を憎み、人を侮り、高慢であり、大言を吐き、悪事をたくらみ、親に逆らい、

1:31 無知、不誠実、無情、無慈悲です。

1:32 彼らは、このようなことを行う者が死に値するという神の定めを知っていながら、自分でそれを行うだけではなく、他人の同じ行為をも是認しています。

 

 ★罪のリスト

  一覧表 メニュー レストランに入って、どんな料理が注文できるか

   罪のメニュー

    聖書の中で、具体的な罪の数々を挙げている個所の中の代表

     このローマの信徒への手紙1章後半 

 

 ★性の交わりを自然の関係から不自然なものに (26-27節)

   自然の関係を大きく曲げる。

   真実な関係を不真実なものに   

 ただし、今提起されているLGBT(多様な性)の事柄は、一筋縄ではいかない事柄でもある。   

◆「LGBTについて考えよう」 (法務省人権擁護局)

LGBTとは次の言葉の頭文字をとって組み合わせた言葉で、性的少数者 (セクシャルマイノリティ) を表す言葉の一つとして使われることもあります。

(Sexual Orientation (性的指向) と Gender Identity (性自認) の頭文字をとった 「SOGI」との表現もあります)

・性的指向とは、どのような性別の人を好きになるか、ということです。

これは自分の意志で選び取るというより、多くの場合思春期の頃に「気付く」ものです。   レズビアン、 ゲイ、 バイセクシュアル

・性自認 (性の自己認識)とは、自分の性をどのように認識しているのか、ということです。「心の性」と言われることもあります。多くの人は「身体の性」と「心の性」が一致していますが、「身体の性」と「心の性」が一致せず、自身の身体に違和感を持つ人たちもいます。   トランスジェンダー  

 

 ★人間関係における罪 (29-31節)

   あらゆる不義、 悪、 むさぼり、 悪意に満ち、 ねたみ、    

   殺意、 不和、 欺き、 邪念にあふれ、 陰口を言い、

   人をそしり、 神を憎み、 人を侮り、 高慢であり、 大言を吐き、

   悪事をたくらみ、 親に逆らい、 無知、 不誠実、 無情、

   無慈悲

 

 他の人に対して

  悪を行う

   むさぼり取る、 不和(争い)。 陰口を言う。

   ある人のことをそしる。  親に逆らう。 無慈悲なことを平気でする。

 

  悪い思い、考え

   悪意に満ちて、 ねたみの心、 

   特定の人に対しての殺意、 邪念にあふれ、 

   高慢であり、 悪事をたくらみ、 

  神を認めず、歩むことの中で、そのような者になってしまう。

  それを平気で行う、良しとする。 

  自分でもそのように歩み、他の人がそうすることも仕方なしとする。

  

★「人間の罪」

   神を認めず、神でないものを神とする時、人は罪の中に落ちていく。

   その罪、その間違いがわからない。

   それらにがんじがらめになる。

   

  神は、そのような私たち人間の姿、歩みを悲しみ、憐れんでいてくださる。

   罪の解決のために、御子イエスをお遣わしくださった。

 

9月29日() 祈祷会 奨励メモ

    「信仰によってこそ」     ローマの信徒への手紙4章13-25節

 

★大切なもの

  私たちの体で言えばなんでしょう?

   身体 心臓、脳、・・   心、 精神、 ・・

  家で言えばなんでしょう? 土台、基礎  支える柱 木の柱、鉄骨の柱  

  大黒柱 昔の木造家屋 最も太く、重要な柱 とても大切な柱

  

★ローマの信徒への手紙4章

  ここで取り上げられていることで、大切なこと 

   信仰、 アブラハムの信仰、 私たちの信仰

   義ということ、 義認ということ

    

キーワード

◎13,16,20,22、24節 

 

  信仰による義、 信仰によって   彼の信仰、 その信仰

  彼の義と認められた、 わたしたちも義と認められます。

 

 信仰とは アブラハムの信仰とは?  義とは? 義と求められるとは?

 

★信仰とは?

 「鰯の頭も信心から」は、「どんなに価値のないつまらないものであっても、信じる人にとっては、ありがたく価値のあるものとなる」を意味することわざ。

  

 聖書が言う信仰とは 何でも信じればよい、どんなものでも良いとは全く正反対 その信仰の対象は、神ご自身であり、神の言葉である。 神の約束

 

★アブラハムの信仰とは? 

彼が信じたものについて

◎13節  

4:13 神はアブラハムやその子孫に世界を受け継がせることを約束されたが、その約束は、律法に基づいてではなく、信仰による義に基づいてなされたのです。

 アブラハムやその子孫に世界を受け継がせることの神の約束

 ◎17節

4:17 「わたしはあなたを多くの民の父と定めた」と書いてあるとおりです。死者に命を与え、存在していないものを呼び出して存在させる神を、アブラハムは信じ、その御前でわたしたちの父となったのです。

 無から有を生じさせる神

◎20-21節

4:20 彼は不信仰に陥って神の約束を疑うようなことはなく、むしろ信仰によって強められ、神を賛美しました。

4:21 神は約束したことを実現させる力も、お持ちの方だと、確信していたのです。

  神の約束 アブラハムやその子孫に世界を受け継がせることの約束

   約束したことを実現させる力を神はお持ちの方であると 

  

  アブラハムは神を信じた、神の約束を信じた

   75歳の時に、神のみ声を聴き、旅立った。

   神がアブラハムとその子孫を祝福する。

   アブラハムとサラ 最初の名前はアブラムとサライ

    子どもがいなかった。

   神の約束 あなたとあなたの子孫を祝福する。

    子孫が与えられる。 そのためにはまず、子どもが与えられる

   

○創世記15:1-6 

15:1 これらのことの後で、主の言葉が幻の中でアブラムに臨んだ。「恐れるな、アブラムよ。わたしはあなたの盾である。あなたの受ける報いは非常に大きいであろう。」

15:2 アブラムは尋ねた。「わが神、主よ。わたしに何をくださるというのですか。わたしには子供がありません。家を継ぐのはダマスコのエリエゼルです。」

15:3 アブラムは言葉をついだ。「御覧のとおり、あなたはわたしに子孫を与えてくださいませんでしたから、家の僕が跡を継ぐことになっています。」

15:4 見よ、主の言葉があった。「その者があなたの跡を継ぐのではなく、あなたから生まれる者が跡を継ぐ。」

15:5 は彼を外に連れ出して言われた。「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみるがよい。」そして言われた。「あなたの子孫はこのようになる。」

15:6 アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。

  アブラムへの励ましの語り掛け

  天の星ほどに多くなる。 増え広がる

  アブラムはその約束を信じた。 主は、それを彼の義と認められた。

   良しとされた。 とても喜ばれた。 合格

   

○4章3,5,9,11節

4:3 聖書には何と書いてありますか。「アブラハムは神を信じた。それが、彼の義と認められた」とあります。

4:5 しかし、不信心な者を義とされる方を信じる人は、働きがなくても、その信仰が義と認められます。

4:9 では、この幸いは、割礼を受けた者だけに与えられるのですか。それとも、割礼のない者にも及びますか。わたしたちは言います。「アブラハムの信仰が義と認められた」のです。

4:11 アブラハムは、割礼を受ける前に信仰によって義とされた証しとして、割礼の印を受けたのです。こうして彼は、割礼のないままに信じるすべての人の父となり、彼らも義と認められました。

 

 神を信じた 彼の義と認められた、

 神を信じる

 無から有を生じさせたお方 創造主なるお方 すべてを支配しておられるお方

  約束したものを実現してくださるお方

 

★義とは? 義と認められたとは?

  義と認められた 良しとされた。 神がとても喜ばれた。 

   一番大切な大黒柱がこの家にはある。 合格と

神が良しとされた。 合格の烙印

  神が一番喜んで受け取ってくださった。 良しとして受け取ってくださった。  それはただ一つ 何か? それこそ、信仰

   

★わたしたちはどうか?    

  主イエスを救い主と信じた。

   罪を赦していただいた。 神の子どもとしていただいた。

 

  アブラハムの信仰

   年老いて、子どもが与えられる可能性はほぼゼロではないか

   疑いの心、不安な心

   神の語り掛け、約束  具体的に空の星々を見せた

   

 *私たちの信仰生活において、どうか? 何に心を向けているか?

   日常の営み、 生活

   仕事、勉強、なすべきこと、こなすべきこと

   人とのつながり、 人との関係、  今抱えている課題

   将来のこと 将来のためのたくわえ、・・

   過去のこと 過ぎ去った過去 前には戻れない過去

   それらに心を向ける  自然といえば自然 それで、良しではない。

 

  ここで、語られていること  信仰はどこにあるのか?

   アブラハムの信仰を受けつぐようにということ

   神への信頼

    アブラハムが立派であったからでは決してない。

    神の語り掛け、約束があった。

    信じきれないアブラムへの具体的な励まし

     彼をテントの外に連れ出し、天の星々を見させた。

     励ましの言葉、約束の言葉  彼は、励まされて信じた。

   主を見上げよ  主の信仰を向けよ  主に信頼せよ

 

 様々のことに遭遇する

  様々なことが心によぎる  それに翻弄されることがある

 その中で、主に信頼する。

   主にそのことを申し上げ、主に相談し、主にお祈りし、

   主に助けを求め、 主に信頼する

 

4:13 神はアブラハムやその子孫に世界を受け継がせることを約束された

4:17死者に命を与え、存在していないものを呼び出して存在させる神

4:24わたしたちの主イエスを死者の中から復活させた方

 

  神は、私たちの常識を超えておられるお方

  信仰によって、その方を絶えず仰ぐ

  聖霊なる神に助けられて、信仰に生きる者ととして、歩ませていただきましょう。

 

10月6日() 祈祷会 奨励メモ

  「神の霊によって導かれる」   ローマの信徒への手紙8章1-17節

   

キリスト教の中心

  それは、何でしょう?

  それは、「神の愛であり、キリストの十字架です。」と聖日礼拝で申し上げました。 もう一つ挙げるとしたら、それは何でしょうか?

 それは、「聖霊の内住」です。

 主イエスを信じる者の内に、聖霊が住んでくださる。

 聖霊が与えられるということです。

 

★聖霊の内住  

  聖霊のご支配に与る。 そのご支配の下に生きる。

  これは、まさに奥義であり、命です。

 

★神の子どもであることの証し

いついつ主イエスを信じました。 洗礼を受けました。 神の子どもとされた。

  その証し 客観的な事実がある。 しかし、本当に神の子どもとされたのか

 より確かな証し

 1)神の御言葉の約束がある。

 2)聖霊なる神が保証人となってくださっている。

◎16節

8:16 この霊こそは、わたしたちが神の子供であることを、わたしたちの霊と一緒になって証ししてくださいます。

  内にあって、保証人となってくださっている聖霊

    

肉に従って歩む

 主イエスを信じる前は、まさに肉に従って歩んでいた。

  神の御心を知らず、自分の思うままに

  では、主イエスを信じた後はどうか?

   神の御心を知った。 律法の教えを与えられた。 

 これは正しいこと、これは正しくないこと, これは神に喜んでいただけること、これは神に喜んでいただけないこと

 頭ではわかっている。 しかし、その歩みは律法にかなう歩みができない。

  

◎5-8節、13節  

8:5 肉に従って歩む者は、肉に属することを考え、霊に従って歩む者は、霊に属することを考えます。

8:6 肉の思いは死であり、霊の思いは命と平和であります。

8:7 なぜなら、肉の思いに従う者は、神に敵対しており、神の律法に従っていないからです。従いえないのです。

8:8 肉の支配下にある者は、神に喜ばれるはずがありません。

8:13 肉に従って生きるなら、あなたがたは死にます。しかし、霊によって体の仕業を絶つならば、あなたがたは生きます。

 

 ・肉に従って歩み、肉に属することを考え

 ・肉の思い 死、神に敵対、律法に従わず

 ・肉の支配下 神に喜ばれず

 ・肉に従って生きる 死にます。

 

 自分の思い、努力では、限界 限界どころか、ますます、沈んでいく。 

 どこに? 神の御心から遠く離れていく、それと相反する方向に進んで行く。

 このことは7章で詳しく述べられている。

7章5,14-15節  

7:5 わたしたちが肉に従って生きている間は、罪へ誘う欲情が律法によって五体の中に働き、死に至る実を結んでいました。

7:14 わたしたちは、律法が霊的なものであると知っています。しかし、わたしは肉の人であり、罪に売り渡されています。

7:15 わたしは、自分のしていることが分かりません。自分が望むことは実行せず、かえって憎んでいることをするからです。

 

★聖霊によるご支配

  内に与えられている聖霊、内に住んでくださっている聖霊なる神

  この方を感覚的に知ることができるか? 感覚的には無理。 

  信仰によって、そのことを心にとめることが大切。

  この聖霊なる神のご支配 その恵み、その勝利

  

 信仰を持った者であっても、この方を認めず、この方を仰がずに歩むならば、神の御心に従って歩むことは難しい。 あるところまでは歩めても、限界  限界どころか、御心とは反対に歩んでしまう。 反省はしても、また元の木阿弥 反省しても、反省しても、その繰り返し

◎2.4-6,10-15節 

8:2 キリスト・イエスによって命をもたらす霊の法則が、罪と死との法則からあなたを解放したからです。

8:4 それは、肉ではなく霊に従って歩むわたしたちの内に、律法の要求が満たされるためでした。

8:5 肉に従って歩む者は、肉に属することを考え、霊に従って歩む者は、霊に属することを考えます。

8:6 肉の思いは死であり、霊の思いは命と平和であります。

8:10 キリストがあなたがたの内におられるならば、体は罪によって死んでいても、は義によって命となっています。

8:11 もし、イエスを死者の中から復活させた方の霊が、あなたがたの内に宿っているなら、キリストを死者の中から復活させた方は、あなたがたの内に宿っているその霊によって、あなたがたの死ぬはずの体をも生かしてくださるでしょう。

8:13 肉に従って生きるなら、あなたがたは死にます。しかし、霊によって体の仕業を絶つならば、あなたがたは生きます。

8:14 神の霊によって導かれる者は皆、神の子なのです。

8:15 あなたがたは、人を奴隷として再び恐れに陥れる霊ではなく、神の子とする霊を受けたのです。この霊によってわたしたちは、「アッバ、父よ」と呼ぶのです。

 

 ★聖霊なる神のご支配

   そこに勝利がある 罪と死の法則からの勝利

   命と平和  

   死ぬはずの体を生かしてくださる 生きます。

  

 その聖霊なるに対して、どうしたら良いのか?

   その方を仰げ。  その方に従え。

 

★その聖霊なる方をどこに探す?

  借りもの競争

   5,6人で用意ドンでスタート 途中でカードを拾って開く その札に、いろいろな名前 麦わら帽子、メガネ、ハンカチ、水筒、・・

  自分は持っていないので、名前を張り上げ、持っている人を探す。

   その人のところに行ってひとまず借りる。

   それを持って、ゴールに向かって走る。

 借り物競争では、その札に書かれているもの、何でもあり、何でも良い。

  その借りもの競争が終われば、借りた人に戻せばよい。

  その時だけの借り物

 クリスチャンが、用意ドンでスタート

  途中でカードを拾って開く そこに「聖霊」と書かれていた。

  どうする? 誰かに借りに行く? どこかに探しに行く? 山を越え、谷を越えて

    

 「聖霊」、「聖霊なる神」 それは、物ではない。神なるお方。

  その方を借りに行くとしたら、神さまのもとに行く必要がある。

  そして、教えられることは、その方は既に与えられている。  

   内に与えられている。 内にお住いくださっている。

   その方は、一時的な借り物ではない。

   そのクリスチャン生涯において、ずっと共にあるお方

    信仰によって、その方を仰ぐ、そして従う。

    

どのように歩むか

   キリスト者としてどのように。

 *主イエスにある救いに与って、2つの分かれ道

 1)その大いなる恵みを心にとめずに歩む

    忘れてしまう。大したものではなかった。

    そこかに置いてきた。 どこに置いてきたか忘れてしまった。

    それは、残念なこと

  2)そのことを心にとめて歩む。 

    その恵みを感謝して、心の中心に据えて歩む。

    それは、実に幸いなこと

 

 *主イエスを信じた者として歩むときに、2つの分かれ道

  1)肉の力で歩む。

     自分の力で、努力だけで頑張る。

     限界があり、気が付くと神の御心が薄れて、自分の思うままに

   信仰生活に、喜びを感じない。生き生きとしない。 敗北。敗北感

  2)霊に従って歩む

     聖霊なる神を仰ぎ、従って歩む。

     自分の肉の力により頼まず、主に寄り頼む。 主にある勝利

 

★神の霊に導かれて   

  悔い改めるべきことは、きちんと悔い改めて歩む。

   主の御心を痛めたことについては、主に告白する。

   これは、なし続けるべきでないと示されたことは、やめる。

   これは、持ち続けるべきではないと気が付いたら、それを持ち続けることをやめる。

  祈ること、み言葉をいただくこと、礼拝を捧げること

  それらを、大切にしつつ歩む。

  聖霊なる神を仰ぎ、従う。

  神による助け、励まし、平安、喜び、希望、感謝

   信仰を引き上げていた抱きつつ、歩む。

   主は、その幸いを聖霊によって与えてくださいます。 ハレルヤ!

 

  

10月13日() 祈祷会 奨励メモ

     「わたしの問題」        ヨブ記5章1-27節  

 

★苦難

 苦しみの問題 これほど、難しく、大きな問題はない。 

  一番避けたいと願うことの一つ それは苦難、苦しみ

   なぜ、どうして いつまで続くのか? と

 

★自分の苦しみと他の人の苦しみ

  人のかかえている苦しみと自分の抱えている苦しみ

   どれだけリアルに受け止められるのか

  自分の苦しみ まさにリアル、当事者、その苦しみ、悩み

   他の人の苦しみ

     他の人といっても、家族であれば、その苦しみを間近で

     家族以外 少し遠く、大きく遠く

 

★ヨブ記 

  人にやって来る苦難、苦しみ 

   突然に襲ってくる

    災害で、家を失う。災害、事故で、家族を失う。

    病で、自分が、家族が 自分に対して。自分の家族に対して

   様々な事柄 人には理解してもらえないような事柄も

    

★ヨブの経験したこと

   ・子どもたちを失う

   ・財産を失う 

   ・健康を失う 重い皮膚病

  そこにサタンが関与

    神の許可を得て、その苦難が襲ってきたと

    神が下したのではないその苦難

 

★ヨブ自身の悲しみ、悩み、苦しみ

○3:1-4  

3:1 やがてヨブは口を開き、自分の生まれた日を呪って、

3:2 言った。

3:3 わたしの生まれた日は消えうせよ。男の子をみごもったことを告げた夜も。

3:4 その日は闇となれ。神が上から顧みることなく 光もこれを輝かすな。

○3:11-13

3:11 なぜ、わたしは母の胎にいるうちに 死んでしまわなかったのか。せめて、生まれてすぐに息絶えなかったのか。

3:12 なぜ、膝があってわたしを抱き 乳房があって乳を飲ませたのか。

3:13 それさえなければ、今は黙して伏し 憩いを得て眠りについていたであろうに。

 

★ヨブのもとにやってきた三人の友

○2:11-13

2:11 さて、ヨブと親しいテマン人エリファズ、シュア人ビルダド、ナアマ人ツォファルの三人は、ヨブにふりかかった災難の一部始終を聞くと、見舞い慰めよう  

と相談して、それぞれの国からやって来た。

2:12 遠くからヨブを見ると、それと見分けられないほどの姿になっていたので、嘆きの声をあげ、衣を裂き、天に向かって塵を振りまき、頭にかぶった。

2:13 彼らは七日七晩、ヨブと共に地面に座っていたが、その激しい苦痛を見ると、話しかけることもできなかった。

 

★エリファズの発言

  エリファズ ヨブに語る。

 

●ヨブ記5:1-27 

 

★エリファズの言葉

  苦難の中にない者、 苦難を経験していない者として語る

  苦しんでいる人のリアルな苦しみをあまり、ほとんど理解していないエリファズ

◎17節

5:17 見よ、幸いなのは 神の懲らしめを受ける人。全能者の戒めを拒んではならない。

 神の懲らしめ? 全能者の戒め?

  そこに懲らしめは? そこに戒めは?  それを受けることは良いこと?

  エリファズはヨブに教えようとした。

   このことを学ぶようにと。 果たして、それはどうなのか。

 

◎8節

5:8 わたしなら、神に訴え 神にわたしの問題を任せるだろう。

  もし自分ならこうする。 自分の問題を任せる、任せるだろう

  自分なら、こうする。こうできると

  エリファズ自身は、苦しみを経験していない。

   当事者ではない。 自分なら。大丈夫。

    自分で無理なら、神に任せると いとも簡単に

  ヨブの抱えている悩み、悲しみ、苦しみに寄り添っているようで、少しも寄り添っていない。

  自分なら、こうする

   私の問題  その重さを頭だけで理解して発言している。

  ヨブには届かない。

 

神の癒し

◎18節

5:18 彼は傷つけても、包み 打っても、その御手で癒してくださる。

 苦しみ、悩み

  休息を必要としている。 癒しを必要としている。

  それをいただきたい。 それなしには、生きていけない、歩んでいけない。

  神の支え、助けをいただきたい。

  

★『みことばの光』

 三.神は、この行方を変えてくださる(1727)

けれども、神はただ懲らしめるようなお方でもないと加える。「神は傷つけるが、その傷を包み、打ち砕くが、御手で癒やしてくださる」と言い(18)、神は正しいのみならず、根本的に愛のお方なのだから、苦難を通して何かを教え諭している、と言うのである。確かに「神は愛する者を訓練される」という神の矯正的な愛は、聖書全体に記されている。「あなたは、人が自分の子を訓練するように、あなたの神、主があなたを訓練されることを心に留めなさい。」(申命85)、「また、子供たちに対するようにあなたがたに話されている次の勧告を忘れています。「わが子よ、主の鍛錬を軽んじてはいけない。主から懲らしめられても、力を落としてはいけない。なぜなら、主は愛する者を鍛え、子として受け入れる者を皆、鞭打たれるからである。」(ヘブル25‐6)など。そこで大切なのは、神の訓練を正しい態度で受け止めていくことである。

ただ、そのようなことはいつでも言えるものではない。少なくともヨブにとって、この時点では、エリファズの語ることは到底受け入れがたいものであったことであろう。結末からすれば、エリファズのことばは「そのとおり」と言うべきものであったが、それを受け入れるために人が心を開く、神が定めた時があるのだ。

考えよう

 苦難に遭ったとき、人は主をどのような方と理解すべきだろうか。

 

苦難に遭ったとき

  主を仰ぐ。 主に寄りすがり、主の支えをいただく。

   出口へと導いていただく。

   希望が持てない中で、希望を与えていただく。

   暗闇の中で、光を見る、光を掴む。  

   「主よ、憐れんでください。 主よ、共にいてください」

   主への訴え、祈り

 

  

10月21日() 曽根合流祈祷会 奨励メモ

     「光に引き出されて」     ヨブ記12章1-25節

 

ヨブ記

  ヨブに降りかかった災難、苦難

   突然、敵の襲来によって、また天からの火で、財産の家畜、牧童、羊飼いを失う。 突然の大風で、家が倒れ、10人の子どもたちすべてを失う。

   そして、思い皮膚業の病

   サタンが神の許可を得て、ヨブに手を下す。

   ヨブは、嘆き苦しむ。 なぜこのようなことが起きたのか。

   

  三人の友、エリファズ、ビルダド、ツォファル

   ヨブのことを見舞いに来る。 ヨブの受けた出来事、苦しみを前に

   七日七晩、共に地面に座った。 話しかけることもできなかった。

 

  三人の友は、ヨブに対して言葉をかける。

   このようなことが起きたことには、きっと原因があるはずだ。

    ヨブ自身に罪があったからではないか、神の心を悲しませるような何かがあったからではないか

   ヨブは、そんなことはない。 断じてないと反論する。

  正しい人、義人が苦しむ。苦難に遭う。 どうしてなのか、なぜなのか

   答えが見いだせない その問題を扱っている。

   その苦しみの中にいる者、当事者、 そして当事者ではない、周りの者を巻き込む事柄

     

3番目の友ツォファルの主張

 ヨブを責める言葉 ヨブ自身に隠している罪があるに違いないと

 

○ヨブ記11:4-6,11,14-15,20  

11:4 あなたは言う。「わたしの主張は正しい。あなたの目にもわたしは潔白なはずだ」と。

11:5 しかし、神があなたに対して唇を開き 何と言われるか聞きたいものだ。

11:6 神が隠しておられるその知恵を その二重の効果をあなたに示されたなら あなたの罪の一部を見逃していてくださったと あなたにも分かるだろう。

11:7 あなたは神を究めることができるか。全能者の極みまでも見ることができるか。

11:11 神は偽る者を知っておられる。悪を見て、放置されることはない。

11:14 また、あなたの手からよこしまなことを遠ざけ あなたの天幕に不正をとどめないなら

11:15 その時こそ あなたは晴れ晴れと顔を上げ、動ずることなく 恐怖を抱くこともないだろう。

11:20 だが、神に逆らう者の目はかすむ。逃れ場を失って 希望は最後の息を吐くように絶える。

 

 

■それに対するヨブの反論

★物笑いの種になる苦しみ

  物笑いの種になるのはつらいこと

◎1-6節  

12:1 ヨブは答えた。

12:2 確かにあなたたちもひとかどの民。だが、死ねばあなたたちの知恵も死ぬ。

12:3 あなたたち同様、わたしにも心があり あなたたちに劣ってはいない。だれにもそのくらいの力はある。

12:4 神に呼びかけて 答えていただいたこともある者が 友人たちの物笑いの種になるのか。神に従う無垢な人間が 物笑いの種になるのか。

12:5 人の不幸を笑い、よろめく足を嘲ってよいと 安穏に暮らす者は思い込んでいるのだ。

12:6 略奪者の天幕は栄え 神を怒らせる者 神さえ支配しようとする者は安泰だ。

 

 自分が物笑いの種になっている。 嘲笑われている、その嘆き

 嘲笑う者たちは、人の不幸を笑っている。

  その者たちは、略奪者だ、神を怒らせ、神さえ支配しようとしている。

 その傲慢さ 自分は大丈夫である、 自分はそのような問題は抱えていないと

 

 

神のご支配

  神による創造 動物だけでなく人も造られた。

  すべてのものは、神の御手の中に置かれている。

◎7-13節 

12:7 獣に尋ねるがよい、教えてくれるだろう。空の鳥もあなたに告げるだろう。

12:8 大地に問いかけてみよ、教えてくれるだろう。海の魚もあなたに語るだろう。

12:9 彼らはみな知っている。主の御手がすべてを造られたことを。

12:10 すべての命あるものは、肉なる人の霊も 御手の内にあることを。

12:11 耳は言葉を聞き分け 口は食べ物を味わうではないか。

12:12 知恵は老いた者と共にあり 分別は長く生きた者と共にあるというが

12:13 神と共に知恵と力はあり 神と共に思慮分別もある。

神はすべてを造られ、支配しておられる

  神の全能、支配、 神の知恵と力 思慮分別

  そのご支配の中で、歩んでいる。

 

神の絶対的力

  暴風による破壊  嵐  干ばつ、 大雨、 洪水

  神の前に人は屈するのみ

   どのような人であれ

    参議、 裁判官、 王、 祭司、 地位ある者、

    信任厚い者、 長老、  自由な者、 強い者

    国々、 地の民の頭たち

◎14-25節

12:14 神が破壊したものは建て直されることなく 閉じ込められた人は解放されることがない。

12:15 神が水を止めれば干ばつとなり 水を放てば地の姿は変わる。

12:16 力も策も神と共にあり 迷うこと、迷わせることも神による。

12:17 神は参議をはだしで行かせ 裁判官を狂いまわらせ

12:18 王の権威を解き 腰の帯をもって彼らをつながれる。

12:19 祭司をはだしで行かせ 地位ある者をその地位から引き降ろされる。

12:20 信任厚い者の口を閉ざし 長老の判断を失わせ

12:21 自由な者に嘲りを浴びせかけ 強い者の帯を断ち切られる。

12:22 神は暗黒の深い底をあらわにし 死の闇を光に引き出される。

12:23 国々を興し、また滅ぼし 国々を広げ、また限られる。

12:24 この地の民の頭たちを混乱に陥れ 道もなく茫漠としたさかいをさまよわせられる。

12:25 光もなく、彼らは闇に手探りし 酔いしれたかのように、さまよう。

 神の前に、だれも太刀打ちできない。

  自分自身も今、苦しみの中に投げこまれている。

  誰にでも起き得る。

 

◎22節

12:22 神は暗黒の深い底をあらわにし 死の闇を光に引き出される。

新改訳

12:22 やみの中から秘密をあらわし、暗黒を光に引き出す。

 

   暗黒の深い底、死の闇    やみ、暗黒

   それがあらわにされることは、苦しいこと

  主のご支配

   この箇所は、死の闇、暗黒を打ち破る神のご支配をも指し示しているのかもしれません。

 

 ・自分自身が苦しみに置かれた時、どう向き合うことができるか、

 

 ・他の人が苦しみの中に置かれた時、どう向き合うことができるのかということがということが問われている。 

 

11月18日() 曽根合流祈祷会 奨励メモ

   「頑なな者に対して」   ローマの信徒への手紙11章1-10節

 

★時を待つ

  時を待たねばならない時がある。

  ・夜が明けるのを待つ。

    子どもが夜中に高熱、朝になったら、病院に連れて行こう。

  ・コロナ禍が明けるのを待つ

    マスクなしの生活、 自由に外で飲食、自由な旅行を

  ・子どもの卒業を待つ。

    大学生 親は仕送りを 無事社会人になるように

  ・退院の日を待つ

    入院生活 家で家族と共に過ごす日を

  ・・・

 

★時を待つときに必要なものは何でしょう?

   どんなことが必要でしょう?

  1)必ずその時は来ると信じて待つ心

     あと1時間したら、夜明けだと

     退院でき、家に必ず帰れるという希望 

  2)忍耐

     すぐにはその時がやってこない時、忍耐が必要。

  3)祈り

     祈って待つしかない。

     騒いでも、じたばたしてもなかなか好転しない。

     人相手だと、祈るしかないことも

 

★後の者が先に、先の者が後に

 ぶどう園の労働者のたとえ

○マタイ20:16  

 20:16 このように、後にいる者が先になり、先にいる者が後になる。」

  後の者 夕方雇われた人

  先の者 夜明けと同時に雇われた人

  先に日当をもらったのは、夕方に雇われた人だった。一番最後に、夜明けと同時に雇われた人だった。

 

先に選ばれた者と後から選ばれた者

  先に選ばれた者 イスラエルの民

  後から選ばれた者 異邦人(イスラエル民以外)

  

 *先に選ばれた民 イスラエルの民

   アブラハムから始まり、ヤコブの子どもたち、そして増え広がった民

   神さまが特別に選んでくださった。

   ところが、その民は、主イエスを受け入れなかった。

    主イエスの救いから遠いものになった。

   彼らは、選ばれたことに固執した。 律法に固執した。

  主が最後にお遣わしくださった救い主を受け入れ信じることをしなかった。

  

 *後に選ばれた民 異邦人

   神の救いから遠いと思われていた人々

   イスラエルの民から、神の救いから漏れている。対象外と思われていた。

  ところが、その異邦人が、自らの罪を認め、自分が罪人であることを認め、

   主イエスを受け入れ信じた。 主の救いは彼らに与えられた。

  まさに、先の者が後に、後の者が先に

 

後になったイスラエルの民は、どうなるのか?

〇ローマ10:19-21

10:19 それでは、尋ねよう。イスラエルは分からなかったのだろうか。このことについては、まずモーセが、「わたしは、わたしの民でない者のことで あなたがたにねたみを起こさせ、愚かな民のことであなたがたを怒らせよう」と言っています。

10:20 イザヤも大胆に、「わたしは、わたしを探さなかった者たちに見いだされ、わたしを尋ねなかった者たちに自分を現した」と言っています。

10:21 しかし、イスラエルについては、「わたしは、不従順で反抗する民に、一日中手を差し伸べた」と言っています。

 

◎ローマ11:1-10 

11:1 では、尋ねよう。神は御自分の民を退けられたのであろうか。決してそうではない。わたしもイスラエル人で、アブラハムの子孫であり、ベニヤミン族の者です。

11:2 神は、前もって知っておられた御自分の民を退けたりなさいませんでした。それとも、エリヤについて聖書に何と書いてあるか、あなたがたは知らないのですか。彼は、イスラエルを神にこう訴えています。

11:3 「主よ、彼らはあなたの預言者たちを殺し、あなたの祭壇を壊しました。そして、わたしだけが残りましたが、彼らはわたしの命をねらっています。」

11:4 しかし、神は彼に何と告げているか。「わたしは、バアルにひざまずかなかった七千人を自分のために残しておいた」と告げておられます。

11:5 同じように、現に今も、恵みによって選ばれた者が残っています。

11:6 もしそれが恵みによるとすれば、行いにはよりません。もしそうでなければ、恵みはもはや恵みではなくなります。

11:7 では、どうなのか。イスラエルは求めているものを得ないで、選ばれた者がそれを得たのです。他の者はかたくなにされたのです。

11:8 「神は、彼らに鈍い心、見えない目、聞こえない耳を与えられた、今日に至るまで」と書いてあるとおりです。

11:9 ダビデもまた言っています。「彼らの食卓は、自分たちの罠となり、網となるように。つまずきとなり、罰となるように。

11:10 彼らの目はくらんで見えなくなるように。彼らの背をいつも曲げておいてください。」

 

★取り残された者たち

  先頭に立っていたのに、取り残され、今では一番後ろ ドンケツ

  なぜそうなったのか?

   あることに固執した。 昔のやり方、昔の考え方、昔の方法 良いものもたくさんある。でも時代が変わって、それが古いものになってしまうこともある。今のやり方、今の考え方、今の方法を取り入れない。

  より良い新しいものが登場してくることがある。

  それをいかに取り入れるか、取り入れないかは分かれ目になることがある。

  時代を生きるということの中での選択

   昔のやり方、考え方、方法だけでは、ついていけなくなるものもある。

    そのままだと取り残される者がある。 没落してしまうこともある。

  時代の流れの中で、何を選択するか 私たちに、それぞれに任されている。

 

 イスラエルの民は、取り残された。  主の救いにおいて取り残された。

  異邦人が逆転して、救いに与った。

  イスラエルの民の中にも、主イエスにある救いに与かる者も起きてきた。

   その代表こそ、パウロ

    そのパウロは異邦人伝道に召された。

  パウロの伝道を通して、多くの異邦人が、救いに与った。

  

★パウロの思い

  1)異邦人の救い

  2)そして、もう一つが同胞イスラエルの民の救い

 その同胞への思い、願い   

 

さらに続く箇所

○ローマ11:11-36

 

頑なな者に対して

  主のご忍耐と愛、憐れみ

  素直にされるように待っていてくださる。

 〇10:21 

 10:21 しかし、イスラエルについては、「わたしは、不従順で反抗する民に、一日中手を差し伸べた」と言っています。

    手を差し伸べてくださっている。

 ◎5節

11:5 同じように、現に今も、恵みによって選ばれた者が残っています。

  主は再び立ち返ることを願っておられる。

  特に最初に選んだ民、イスラエルの民の救いを用意し、待っていてくださっている。

  

★私たちが先の者だったのに後になっている方々を覚え、必要なものは何でしょう?

  若い時に主の救いに与ったのに、今は、主から離れている人たちを覚えつつ

  何が必要でしょう? それは、

  1)待つ心  必ずその日、主に立ち返る時は来ると信じて

  2)忍耐  忍耐しつつ、

  3)祈り  祈りつつ

  その他には、

  4)謙遜、遜り  自分自身がこうしてあることは、自分の立派さでも、熱心さでもない。ただ、主の憐れみの故

  5)仕える愛  愛がなければ、すべてはむなしい。

  

 主の恵みによって救われる。  主の恵みこそ 感謝

 

 

11月24日() 祈祷会 奨励メモ

   「わたしたちは主のもの」  ローマの信徒への手紙14章1-12節

 

★人と人

 人は互いに支え合って行く時、その関係は麗しいものであり、幸せなもの。 互いに励まされ、力づけられる。

 この社会、人と人の集まり。 支え合うという幸い 人間の素晴らしさ

しかし、一方、いがみ合う、裁き合うということもある。 いがみ合い、裁き合い 人間の悲しさ

 私たちは、両方を経験する。 また、両方の事柄があることを知っている。

 

★互いに比較し合う。

  人と人の関係の中で、悲しいかな、互いに比較し合うことが起きる。

  その比較は、それぞれの物差しで行う。 もっと言うならば自分の物差しで相手  

  を測る。 その結果、相手をこうこうだと決めつけてしまう。 そのことで、時にトラブルが発生する。

 

★コリントの教会で起きたこと

  悲しい現実 特定の人たちに対しての批判、裁き、侮り

  

★何が問題であったのか

①食べる、食べないの問題

◎2-3節

14:2 何を食べてもよいと信じている人もいますが、弱い人は野菜だけを食べているのです。

14:3 食べる人は、食べない人を軽蔑してはならないし、また、食べない人は、食べる人を裁いてはなりません。神はこのような人をも受け入れられたからです。

 肉を食べる、食べない 肉を食べない 野菜だけを食べる

・肉を食べない人たち

  清い肉と清くない肉があると考えた。

  レビ記の規定、律法に縛られて これは食べて良い動物、鳥、これは食べてはいけない動物、鳥と

 また、当時、偶像礼拝の儀式に用いられた肉で、市場に出回っていたものもあった。 清くない肉を食べるなら、汚れてしまうと考えて、肉は食べないと考える人がいた。

・肉を食べる人たち

  清い肉とか清くない肉の区別はない。 それらを区別する教えは、古い教えだと考える人もいた。 儀式に用いられた肉だから、汚れていると考える必要はない。

 食べない人は、食べる人を裁いた。 食べる人は、食べない人を裁いた。

  とんでもないことだ。互いに相手を裁いた。 

  食べない人は、小さなことにもこだわった。汚れては大変だ、だから絶対に食べない。 食べる人は。小さなことにはこだわらなかった。

   

②特定の日の問題

◎5-6節

14:5 ある日を他の日よりも尊ぶ人もいれば、すべての日を同じように考える人もいます。それは、各自が自分の心の確信に基づいて決めるべきことです。

14:6 特定の日を重んじる人は主のために重んじる。食べる人は主のために食べる。神に感謝しているからです。また、食べない人も、主のために食べない。そして、神に感謝しているのです

 日を区別する

  この日は、特別に大事な日だ、この日は、そうでない日だ

  この日は良い日だ、この日は悪い日だと区別する。

  日本でも、今も、六曜にこだわる人たちは多い。 

日にちを「先勝」、「友引」、「先負」(せんぷ)、「仏滅」、「大安」、「赤口」(しゃっこう)の6つに分け、この日はこうだああだと日にちを区別する。

どうしても、こだわる人、一方、少しもこだわらない人

こだわる人は、恐れを持つ人 こだわらない人は、恐れる必要はないと考えられる人。

 

信仰の強い人は、

主にあって、この肉は汚れているとか汚れていないとかこだわる必要はない。

  〃   この日は、特別に良い日、特別に悪い日とかはない。

  割り切れる人 確信がある。 

信仰の弱い人は、 恐れを抱く。確信がない。

互いに相手を批判、裁き、侮り

 使徒パウロは、このことを戒めた。 相手を簡単に批判したり、裁いたり、侮ってはいけないと

 

★主がすべてをご支配しておられる。

  食べ物であれ、日であれ、主が備えてくださったもの 主のご支配のもとで、生きている私たち

  食べ物や日に対して、細かい区別をして、その区別にこだわらせようとする力 その区別を守らなければ、災いがやって来ると考えさせようとする。

 主のご支配の中では、そのようなことにこだわる必要は少しもない。 

主がすべてをご支配しておられる。 そのような力も、主の前には通用しない。 主の前においては、黙らざるを得ない。

 主は、すべてを良きに導いてくださる。 悪しき力を打ち破ってくださる。

 主のご支配、力強い御手の中で、生きることの幸いを私たちはいただいている。

 

★裁くな

  あなたは何者か あなたが裁く相手はあなたの召使いではない。

  その相手は、あなたが支配しているものではない、責任を持っているものではない。 その人は、主の召使いである。主が責任を持っているものです。

   

◎4節

14:4 他人の召し使いを裁くとは、いったいあなたは何者ですか。召し使いが立つのも倒れるのも、その主人によるのです。しかし、召し使いは立ちます。主は、その人を立たせることがおできになるからです。

  主がご支配しておられる。 主が立たせることがおできになる。

 あなたは、立たせることはできない。

◎10節

14:10 それなのに、なぜあなたは、自分の兄弟を裁くのですか。また、なぜ兄弟を侮るのですか。わたしたちは皆、神の裁きの座の前に立つのです。

  人を裁くことのできる方は、主のみ

 主の前にすべての人は立たねばならない。 その相手だけでなく、あなた自身も、私もすべて 主のみが正しい裁きをなさる。公正な裁き

  人の裁きは、公正でもないことが多い、偏っている、時に間違っている。

  私たちは、表面的なことしか見えない、ほんの一部しか見えない。

 主は、すべてのことが見える。すべてのことをご存じである。

  その主の裁きこそ、間違いがなく正しい。

 

★私たちは主のもの

私たちは、主と共に生きる。 主の恵みに生かされて歩む。

◎7-9節

14:7 わたしたちの中には、だれ一人自分のために生きる人はなく、だれ一人自分のために死ぬ人もいません。

14:8 わたしたちは、生きるとすれば主のために生き、死ぬとすれば主のために死ぬのです。従って、生きるにしても、死ぬにしても、わたしたちは主のものです。

14:9 キリストが死に、そして生きたのは、死んだ人にも生きている人にも主となられるためです。

 

 自分のために生きる、自分のために死ぬ。

自分一人で生きる、自分一人死ぬ。 そのような生き方がないわけではない。

 そのような生き方を、かつてパウロはしていた。

  それが普通だ、それが優れていると考えていた。

  でも、それは、寂しいこと、むなしいことであることを知った。

 主と共に生きる幸いを知ったパウロ

主の霊によって生かされる。 どんなことがあっても、主の恵みが注がれる。

 罪のために滅びる者ではなく、罪赦された者として生きる。永遠の命をいただいて生きる。

 主と共に生きる歩みの中で、主のために生きる者となっていったパウロ

 主の御心を伺いつつ、歩む。 その主の御心に応えて歩みたい。 そして、聖霊に助けられてそのように生きる。

 

 主のものとされた私たち 

  その幸いを心にとめて、主に目を注ぎ、主のご支配の中で生きる。

  他の人との関係においても、主のご支配を信じ、ゆだねて歩む。

   裁き合ったりはしない。

 

 

12月1日() 祈祷会 奨励メモ

     「エリフ、語り始める」      ヨブ記32章1-22節

 

★エリフの登場

  ヨブとヨブの三人の友よりもはるかに若い人

  若い人の登場が、流れを変えることは大いにある。

  年配の人の尊さ 年齢を重ね、さまざまな経験がある、知識、知恵がある。

  若い人の尊さ 経験は乏しい、知識、知恵は年配の人より劣ることもある。

  でも、年配の者が持っていないもの、考えもしないことを考える力を秘めていることがある。

  エリフは、ヨブとヨブの三人の友とのやり取りを、途中から聞いていた。

  それぞれの主張 そして行き詰まりを確認する。 エリフは、三人と違った視点から、語り掛ける。 

 

★エリフの怒り

  エリフは憤慨した。 ヨブに対して、ヨブの三人の友に対して

◎2-3節

32:2 さて、エリフは怒った。この人はブズ出身でラム族のバラクエルの子である。ヨブが神よりも自分の方が正しいと主張するので、彼は怒った。

32:3 また、ヨブの三人の友人が、ヨブに罪のあることを示す適切な反論を見いだせなかったので、彼らに対しても怒った。

 エリフはなぜ怒ったのか? ヨブが、神よりも自分は正しいと主張したから

  このようなことが起きたのは、絶対におかしい。 神が間違っていると主張し続けた。

  ヨブの友が、ヨブに罪のあることを示す適切な反論を見いだせなかったから。 ヨブに罪を認めさせるに至らなかったから。

 

★エリフはどのようにヨブに語っていくのか?

  32章から始まり37章まで  楽しみに。

 

★知恵は神から

  人を生かす知恵は神から与えられる。

◎7-9節

32:7 日数がものを言い 年数が知恵を授けると思っていた。

32:8 しかし、人の中には霊があり 悟りを与えるのは全能者の息吹なのだ。

32:9 日を重ねれば賢くなるというのではなく 老人になればふさわしい分別ができるのでもない。

  年数を重ねても、知恵を持つことができないことがある。

  年を重ねても。生きることの不安、恐れ、どう歩んだら良いかわからないということもある。 年を重ねて、人生の後半になって、最後半になって、悩むことも出てくる。

  仕事の第一線を退いて、 体の衰え、かつて自信のあった能力の衰え

  人生の終わりが近い、 共に歩んでいた伴侶に先立たれる

  様々なことの中で、悩む、不安を覚える、恐れを抱く

  全能者である神の息吹

  その息吹をいただき、生きる力、希望をいただく。 新しいものを見出す。

   主と共に歩む中で、生かしていただく。

   自分の貯えてきた何かに頼れなくなる。 不確かになる。 自分の何かに頼ることをやめて、主に寄りすがる。

   祈りによって。  み言葉によって。 

 

★進み出たエリフ

  エリフは、ついに進み出た。その勇気はどこから来たの?

 ◎16-22節

32:16 わたしは待ったが、彼らは語らず 行き詰まり、もう答えようとしない。

32:17 それならわたしが 自分の言い分を述べさせてもらおう。わたしの意見を言わせてもらおう。

32:18 言いたいことはたくさんある。腹の内で霊がわたしを駆り立てている。

32:19 見よ、わたしの腹は封じられたぶどう酒の袋 新しい酒で張り裂けんばかりの革袋のようだ。

32:20 わたしも話して、気持を静めたい。唇を開いて、答えたい。

32:21 いや、わたしはだれの顔を立てようともしない。人間にへつらうことはしたくない。

32:22 気づかずにへつらうようなことを言ったら どうか造り主が 直ちにわたしを退けてくださるように。

  エリフは、誰かを気にしなかった。 だれだれの顔を立てねばとは考えなかった。 だれだれにへつらうこともしなかった。

  日本の国は、人の顔を見る社会、周りの人を見る社会 

   忖度(そんたく) 他人の心をおしはかること。また、おしはかって相手に配慮すること。 本来は「目上の相手に限らず、相手の気持ちをおしはかること」を指して使われる言葉。「上層部の意向を汲んで、過剰に配慮した行動をとる」というネガティブな文脈の中で使われるようになった。

 良い面もある。

  勝手なことをしない。皆の同意を得てことを進める。

  一方、大きな落とし穴もある 間違ったことでも、皆がしているから、まあいいか。 改めるべきことも、皆が改めないから、そのままで行く。 正すべきことを正さないでそのままいく。 そのことで、大きな取り返しのつかないことが起きる。 そのことで、後で大きな苦しみを経験する。

  へつらわないことは簡単ではない。 人からの、周りからの圧力、重圧

   恐れがやって来る。 つぶされてしまうことがある。

   その道を歩む、進む中での、苦しみ 簡単ではない。 細い道

   

 エリフの勇気はどこから来たのか? 

  彼は若かったが、主に目を向け、主を恐れた。

  主に勇気を与えられた、そして押し出されて進み出た。

 

★エリフ、語り出す。

  人にへつらわずに、上からの光をいただいて、語る。

  語るべきことを教えられて、語る。

○33:5-6

33:5 答えられるなら、答えてみよ。備えをして、わたしの前に立て。

33:6 神の前では、わたしもあなたと同じように 土から取られたひとかけらのものにすぎない

 神の前にひとかけらのものに過ぎない自分自身

  でも、神がこの自分を握っていてくださる。 神が。ご支配しておられる。

  そのことを心にとめ、語るエリフ。

 

 エリフの発言を通して、ヨブは、自らの間違いにも気づき、求めているものがより確かになる。 主の御前に光を見出す。 悔い改めにまでも至る。

  

 

12月8日() 祈祷会 奨励メモ

     「力強く、知恵に満ちた神」    ヨブ記36章1-14節

 

★★わたしの造り主

◎3―4節

36:3 遠くまで及ぶわたしの考えを述べて わたしの造り主が正しいということを示そう。

36:4 まことにわたしの言うことに偽りはない。完全な知識を持つ方をあなたに示そう。

 

★私という存在

 両親がいて、自分の存在がある。

 キリスト教信仰の中で、造り主なるお方、創造主なるお方を知り心にとめる。

 この自分をこの世に生み出してくださったお方。 神は、私の造り主である。

造り主なるお方は正しいお方だ

 人の正しさは、互いに比べての正しさ、自分の方が正しいと その正しさは、その時代、時の流れによって変わる

 しかし、神の正しさは変わらない正しさ 他との比較ではない、勝手な正しさではない。 間違いのない正しさであり、 真実に正しい。

  エリフは語る。

   神は正しい方である。 変わることのない方である。

   人の正しさではなく、神の正しさに目を向けるべきである。

  

★★二つに分かれる道

  生きる道と滅びる道

◎6-12節

36:6 神に逆らう者を生かしてはおかず 貧しい人に正しい裁きをしてくださる。

36:7 神に従う人から目を離すことなく 王者と共に座につかせ とこしえに、彼らを高められる。

36:8 捕われの身となって足枷をはめられ 苦悩の縄に縛られている人があれば

36:9 その行いを指摘し その罪の重さを指し示される。

36:10 その耳を開いて戒め 悪い行いを改めるように諭される。

36:11 もし、これに耳を傾けて従うなら 彼らはその日々を幸いのうちに 年月を恵みのうちに全うすることができる。

36:12 しかし、これに耳を傾けなければ 死の川を渡り、愚か者のまま息絶える。

 生きる道を選びなさいと語る。生きる道とは神に従う道、 滅びる道は神に逆らう道

 神は私たちに対して、諭される。

  それに聞き従う者は、命を得る。 神に立ち返る者は幸いである。

  神の前に悔い改める者は幸いである。

  聞き従わない者ではなく、聞き従う者となりなさいと エリフは語った。

    

 主イエスの言葉

  「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。」 (ヨハネによる福音書14章6節) 

  神は、主イエスを通して、救いの道を備えてくださった。

   なんという感謝なことでしょう。 その道を受け取る者は幸いです。

◎11節

36:11 もし、これに耳を傾けて従うなら 彼らはその日々を幸いのうちに 年月を恵みのうちに全うすることができる。

   耳を傾けて従う。

◎7節

36:7 神に従う人から目を離すことなく 王者と共に座につかせ とこしえに、彼らを高められる。

 

★★力強く、知恵に満ちたお方

◎5節

36:5 まことに神は力強く、たゆむことなく 力強く、知恵に満ちておられる。

◎口語訳

36:5 見よ、神は力ある者であるが、 何をも卑しめられない、 その悟りの力は大きい。

◎新改訳

36:5 見よ。神は強い。だが、だれをもさげすまない。その理解の力は強い。

 

★力の持ち主

  世界は、様々な力、人の力によって、動かされているように見える。

   実際にそのようなことが多く起きている。

  しかし、その力による支配は、バランスの関係で変わってしまう。

  一つの時代は、必ず終わる。 変わっていく。

 

★人の力はいつか滅びゆく

  人の力は、必ず滅んでいく。 ずっと末永く続くように見えても、必ず、滅びる。 へし折られる時が来る。 力を失う時が来る。 人の力により頼まないようにしたい。

 

★神の力

 神の力は、とこしえに続く。

 神の力は、人の力をはるかにしのぐ。 比べようのないもの

 神の力によって、この世界は造られた。 そして支えられている。

 神がすべてを支配しておられる。

 人は、力によって強引に支配しようとするが、その相手を生かすことはできない。 神は力によって平和の内に支配し、人を生かすことがおできになる。

 その力は、人を造り変えることがおできになる。 滅びから救いへと引き上げることがおできになる。 その力は、人を惑わすサタンを踏みつけ、滅ぼすことがおできになる。

 エリフは、神の力について語った。

 

★神の知恵

 神は、知恵に満ちておられるお方

 神の知恵によって、すべての生き物は、最高のものとして造られた。

 この世界に生きる私たちを救うために、神はご計画を立てられた。

 誰か一人を助けようと思っても、なかなか難しい。 ましては、人が人を救うことはできない。

 神の知恵、それは、最終的にイエス・キリストを遣わすことを通して、私たちを救うということをなしてくださった。

「神によってあなたがたはキリスト・イエスに結ばれ、このキリストは、わたしたちにとって神の知恵となり、義と聖と贖いとなられたのです。」(コリントの信徒への手紙一1章30節)

 

★知恵に満ちておられる主によって生きる

  この主より知恵をいただく。 生きるための知恵、生きるための力を

  行き詰まりの時に、主を仰ぎましょう。 調子が良い時も、悪い時も 順風のも、逆風の時も

  自分の知恵も、時に助けとなる。 人からの知恵も時に助かる、助けとなる

  でも、本当の助けは、知恵の主より与えられる。 生きていくことができる。 

 

12月16日() 曽根合流祈祷会 奨励メモ

     「神の創造の御業、ご支配」   ヨブ記41章1-12節 

 

神の創造の御業

  果てしない宇宙 その中にある星々

  私たちの住む地球 地球の上のすべてのもの

   海、 陸地、 山々、 川、 すべての生き物 動物、 植物、 微生物、 ・・  私たちは、その中で生きている。

 生きるための命、この体、 水、 空気、 食べ物、 太陽の熱、光

 そのことを時に心にとめたい。 何も考えないことがある、感謝もしないことがある 神によって、与えられたこの世界、この私

   

★人生の歩みにおいて

  楽しいこと、感謝なことを多く経験する。 それと共に、悲しみ、苦しみをも経験する。 人それぞれ違う。 その悲しみ、苦しみの深さは違う。

  人と比べて、特別にそれが深いと悩み、苦しむ。

 ヨブにおいては、財産のすべて、子どもたちすべてを、そして自分の健康をも失う。 その苦しみのどん底において歩む なぜ、どうして?

 3人の友との議論

・3人の友の指摘 このような苦しみには原因があるに違いない。 ヨブ自身に何か罪があるに違いない。隠している罪があるはずだ

・ヨブの反論 決してない。 なぜ神はこのような苦しみを与えたのか

  神は、間違っている。 自分がこのような苦しみを受けることは不当だと

最後にエリフという人が登場する。 そして、ヨブに語る。

神ご自身も続いて語られる。 38章以降

 

○ヨブ記40:15-32 

 

神の創造の業

 大地、暗闇を打ち破る光(太陽)、 星々、

 様々な生き物 ライオン、 烏、 山羊、 ろば、 野牛、 駝鳥、 馬、 鷹、鷲、 そして40章に入るとベヘモット、レビヤタンが

 ベヘモット 河馬を指しているのだろう。

 レビヤタン 鰐を指しているのだろ。

  鰐を指している場合と、神に敵対する力ある存在

    5カ所の中の3カ所

●ヨブ3章8節

3:7 その夜は、はらむことなく 喜びの声もあがるな。

3:8 日に呪いをかける者 レビヤタンを呼び起こす力ある者が その日を呪うがよい。

●ヨブ41章25節 (口語訳、新改訳では、41:1)

●詩篇74篇14節

74:12 しかし神よ、いにしえよりのわたしの王よ この地に救いの御業を果たされる方よ。

74:13 あなたは、御力をもって海を分け 大水の上で竜の頭を砕かれました。

74:14 レビヤタンの頭を打ち砕き それを砂漠の民の食糧とされたのもあなたです。

●イザヤ書27章1

27:1 その日、主は厳しく、大きく、強い剣をもって 逃げる蛇レビヤタン 曲がりくねる蛇レビヤタンを罰し また海にいる竜を殺される。

 

今日の箇所はそのレビヤタンの続き

◎ヨブ記41:1-12  

41:1 勝ち目があると思っても、落胆するだけだ。見ただけでも打ちのめされるほどなのだから。

41:2 彼を挑発するほど勇猛な者はいまい。いるなら、わたしの前に立て。

41:3 あえてわたしの前に立つ者があれば その者には褒美を与えよう。天の下にあるすべてのものはわたしのものだ。

41:4 彼のからだの各部について わたしは黙ってはいられない。力のこもった背と見事な体格について。

41:5 誰が彼の身ごしらえを正面から解き 上下の顎の間に押し入ることができようか。

41:6 誰がその顔の扉を開くことができようか。歯の周りには殺気がある。

41:7 背中は盾の列 封印され、固く閉ざされている。

41:8 その盾は次々と連なって 風の吹き込む透き間もない。

41:9 一つの盾はその仲間に結びつき つながりあって、決して離れない。

41:10 彼がくしゃみをすれば、両眼は 曙のまばたきのように、光を放ち始める。

41:11 口からは火炎が噴き出し 火の粉が飛び散る。

41:12 煮えたぎる鍋の勢いで 鼻からは煙が吹き出る。

 

ワニの力強さ 川、沼において、大きな動物 ヌーにでも襲い掛かる

 時に、ライオンにさえも襲い掛かる。 人間は素手ではとてもかなわない。

  あの大きな口に挟まれたなら、逃げ出すことはとても難しい。

 その力強いワニをも、神が創造された。

 ヨブよ、お前は何か一つでも造ったのか? 何一つ、造り出したものはない。

 

○ヨブ記41:13-32  

 

神の語り掛け

 ヨブに対しての神の語り掛け 厳しい指摘を受ける。

○ヨブ記40:1-32 

40:1 ヨブに答えて、主は仰せになった。

40:2 全能者と言い争う者よ、引き下がるのか。神を責めたてる者よ、答えるがよい。

40:3 ヨブは主に答えて言った。

40:4 わたしは軽々しくものを申しました。どうしてあなたに反論などできましょう。わたしはこの口に手を置きます。

40:5 ひと言語りましたが、もう主張いたしません。ふた言申しましたが、もう繰り返しません。

40:6 主は嵐の中からヨブに答えて仰せになった。

40:7 男らしく、腰に帯をせよ。お前に尋ねる。わたしに答えてみよ。

40:8 お前はわたしが定めたことを否定し 自分を無罪とするためにわたしを有罪とさえするのか。

 

ヨブ自身

  エリフを通しての語り掛けを通して、考えさせられる。

  そして、神ご自身の語り掛けを受ける。

 そのことを通して、ヨブは、神に出会う。

 

ヨブ記42:1-16 

42:1 ヨブは主に答えて言った。

42:2 あなたは全能であり 御旨の成就を妨げることはできないと悟りました。

42:3 「これは何者か。知識もないのに 神の経綸を隠そうとするとは。」そのとおりです。わたしには理解できず、わたしの知識を超えた驚くべき御業をあげつらっておりました。

42:4 「聞け、わたしが話す。お前に尋ねる、わたしに答えてみよ。」

42:5 あなたのことを、耳にしてはおりました。しかし今、この目であなたを仰ぎ見ます。

42:6 それゆえ、わたしは塵と灰の上に伏し 自分を退け、悔い改めます。

●口語訳

42:5 わたしはあなたの事を耳で聞いていましたが、今はわたしの目であなたを拝見いたします。

●新改訳

42:5 私はあなたのうわさを耳で聞いていました。しかし、今、この目であなたを見ました。

 

 耳で聞いていた神 ヨブは、神を目で見た。

 神のご支配の中に置かれていることを改めて知る。 心から受け止める。

 自分自身が経験した苦しみ 耐え難い苦しみ その苦しみを神のせいにしようとしようとした。 そのことを悔い改める。

 この苦しみの中においても、神のご支配はあることを心にとめ、主に支えられ、ゆだね進もうとするヨブ。

 

 

12月22日() 祈祷会 奨励メモ

       「祝福の約束」        ハガイ書2章1-23節

 

中断していること

  一つのビジョン、夢を追いかけて進む それは幸いなこと

   この資格を取ろう。 この仕事を成し遂げよう。 様々な夢

   若い時に抱いたビジョン、夢、 壮年になって抱いた夢、ビジョン   

   その実現のために前に進む。 それはすばらしいこと。

  ところが、いろいろな事情、状況によって途中で中断することがあります。

   経済的なこと 生活を営んでいかねばならない、

   子育て、 年老いた親の介護、 突然の災害、 病気、 その他

   時に、そのことに対しての反対意見、妨害ということもあるでしょう。

 

★一度中断すると、再開は簡単ではない。

  一度が止まると、再始動は簡単ではありません。 重い腰がなかなかあらなくなることがあり ます。 再スタートのためには、再び心を奮い立たせることが必要です。

 再スタートの転機

  新たに進み出すのに状況が整った。 妨げるものがなくなった。

  大きな励ましをいただいた。・・

 

★ハガイ書1章

 預言者ハガイが遣わされた。  ハガイによるメッセージを受ける。

エルサレム神殿の再建に向かって帰還の民は歩み出しました。 そして土台が据えられました。

 

●エズラ3:8-13 

◆神殿の基礎

3:8 エルサレムの神殿に帰った翌年の第二の月に、シェアルティエルの子ゼルバベルとヨツァダクの子イエシュアは彼らの他の兄弟たち、祭司とレビ人、および捕らわれの地からエルサレムに帰って来たすべての人と共に仕事に取りかかり、二十歳以上のレビ人を主の神殿の工事の指揮に当たらせた。

3:9 イエシュアもその子らと兄弟たち、カドミエルとその子ら、ホダウヤの子らと一緒になって、神殿の工事に携わる者を指揮することとなった。ヘナダドの子ら、およびその子らと兄弟たち、レビ人も同様であった。

3:10 建築作業に取りかかった者たちが神殿の基礎を据えると、祭服を身に着け、ラッパを持った祭司と、シンバルを持ったアサフの子らであるレビ人が立って、イスラエルの王ダビデの定めに従って主を賛美した。

3:11 彼らも「主は恵み深く、イスラエルに対する慈しみはとこしえに」と唱和して、主を賛美し、感謝した。主の神殿の基礎が据えられたので、民も皆、主を賛美し大きな叫び声をあげた。

3:12 昔の神殿を見たことのある多くの年取った祭司、レビ人、家長たちは、この神殿の基礎が据えられるのを見て大声をあげて泣き、また多くの者が喜びの叫び声をあげた。

3:13 人々は喜びの叫び声と民の泣く声を識別することができなかった。民の叫び声は非常に大きく、遠くまで響いたからである。

 

しかし、その工事は中断していました。 様々な激しい妨害があったからです。 

預言者ハガイと、もう一人ゼカリヤが遣わされ、預言しました。

 

●ハガイ書1:1-15

 神殿を再建せよ。

 神殿の土台が据えられて、その工事は中断していました。 様々な激しい妨害があったからです。 

 人々は、いつの間にか、神殿の再建のことは中断したままにして、過ごしていました。

  自分の家を立派に建てることに心を向けていました。

 神殿再建のことは後回し。いつの間にか

 

18年間の中断の後、ダレイオス王2年BC520年 

 

エズラ5:1-2 

5:1 預言者ハガイとイドの子ゼカリヤが、ユダとエルサレムにいるユダの人々に向かってその保護者であるイスラエルの神の名によって預言したので、

5:2 シェアルティエルの子ゼルバベルとヨツァダクの子イエシュアは立ち上がって、エルサレムの神殿建築を再開した。神の預言者たちも彼らと共にいて、助けてくれた。

 

◎4-7節

2:4 今こそ、ゼルバベルよ、勇気を出せと主は言われる。大祭司ヨツァダクの子ヨシュアよ、勇気を出せ。国の民は皆、勇気を出せ、と主は言われる。働け、わたしはお前たちと共にいると万軍の主は言われる。

2:5 ここに、お前たちがエジプトを出たときわたしがお前たちと結んだ契約がある。わたしの霊はお前たちの中にとどまっている。恐れてはならない。

2:6 まことに、万軍の主はこう言われる。わたしは、間もなくもう一度天と地を、海と陸地を揺り動かす。

2:7 諸国の民をことごとく揺り動かし諸国のすべての民の財宝をもたらしこの神殿を栄光で満たす、と万軍の主は言われる。

 勇気を失うことがあります。 恐れに包まれてしまうことがあります。

 周りからの妨害があまりに大きく、強いと時に。

 向かう目標があまりに大きい、簡単ではないと思える。

 

指導者として立てられた二人の人

 ユダの総督シャルティエルの子ゼルバベルと大祭司ヨツァダクの子ヨシュアの二人です。

 彼らに向かって。 ここでは、特にゼルバベルに向かって

神から遣わされたハガイを通しての励まし。

  勇気を出しなさい、 恐れてはなりませんと

  主が共にいてくださる。 インマヌエルの主の約束 どれほど、力強い約束でしょうか。

  主の霊があなたたちのうちのとどまっていると

  

 天地を揺り動かすことのできるお方 諸国の民を揺り動かすことのできるお方

  この主が、私たちの主なのです。

 

◎11-19節

 心が主から離れている。 主のことを忘れ、なおざりにして歩んでいる姿

  それは、まさに汚れている。 腐りかけている。腐っているとの指摘

 そのために、作物の様々な病気のために、収穫は乏しい 

 実を結ばない歩み

  それに対して、主の顧みが与えられる。

  主がご介入してくださると語られた。

  主が祝福してくださるとの約束が与えられました。

 

◎20-23節

2:20 同じ月の二十四日主の言葉が再びハガイに臨んだ。

2:21 「ユダの総督ゼルバベルに告げよ。わたしは天と地を揺り動かす。

2:22 わたしは国々の王座を倒し異邦の国々の力を砕く。馬を駆る者もろとも戦車を覆す。馬も、馬を駆る者も互いに味方の剣にかかって倒れる。

2:23 その日には、と万軍の主は言われる。わが僕、シェアルティエルの子ゼルバベルよわたしはあなたを迎え入れる、と主は言われる。わたしはあなたをわたしの印章とする。わたしがあなたを選んだからだ」と万軍の主は言われる。

 

○エズラ6:13-18

◆神殿の完成

6:13 そこで、ユーフラテス西方の長官タテナイとシェタル・ボゼナイ、およびその仲間たちは、ダレイオス王が書き送ったことに従い、命令どおり実行した。

6:14 ユダの長老たちは、預言者ハガイとイドの子ゼカリヤの預言に促されて順調に建築を進めていたが、イスラエルの神の命令と、ペルシアの王キュロス、ダレイオス、アルタクセルクセスの命令によって建築を完了した。

6:15 この神殿は、ダレイオス王の治世第六年のアダルの月の二十三日に完成した。

6:16 イスラエルの人々、祭司、レビ人、残りの捕囚の子らは、喜び祝いつつその神殿の奉献を行った。

6:17 この神殿の奉献のために雄牛百頭、雄羊二百匹、小羊四百匹をささげ、また全イスラエルのために贖罪の献げ物としてイスラエルの部族の数に従って雄山羊十二匹をささげた。

6:18 そしてモーセの書に書き記されているとおり、エルサレムにおける神への奉仕のために、祭司たちをその担当の務めによって、レビ人をその組分けによって任務に就かせた。

BC515年についに、エルサレム神殿(第2神殿)が再建された。

  主のご支配の中で、ことは進められた。

  神殿再建の御業がなされた。